ブルー祭前
ユリア
「明日、春のカルタ祭りをやるから紙に書いてあるように自分のトーナメント位置覚えておいてね」
ユリア先生はトーナメント表を渡す
「ブルー祭て?」
「この学校が年に4回やる最大のイベント・・シングルバトルトーナメント・・優勝すれば旅行券がもらえるんだけど・・金か食い物とか光り物だったら僕は容赦なくやるけどな」
「お前そもそも弱いから意味なくねぇか?」
狸人は言う
「今回優勝商品はアワイ旅行券二枚よ」
「「「「「おお!!!!」」」」」
「なんだ食べ物じゃないか・・」
「準優勝はたこ焼き一年分よ」
「よーし・・準優勝だけ狙うか」
ライトは今回マジでやるらしい準決勝までは・・決勝は興味がない・・旅行券はいらないいるのは準優勝のみ
「でもよライトお前の一回戦の相手は超エリートのA組だぞ」
狸人が言う
「まあ・・なんとかなるんじゃないの?」
ライトは本を読みながら言う
「ならねぇよ・・学園の中でも強さと美しさは一、二位争うほど超美人の"暁 凛"様だぞ?どうやって落ちこぼれとあの超エリートのA組中でも一、二位争うほど強いとも言われるやつに勝てるわけないだろ」
「うるさいな」
狸人の名前は"マルタ ユーミン・・ライトは名前は知らない
この学園のクラブ(?)・・RIN様愛好会クラブにこのエロ狸人に入っている
「ふぁ~・・やっぱここが一番落ち着く」
日本みたいな和がある場所でライトはそこで寝ながら本を読んでいた
「本当じゃ」
「?」
ライトは後ろを向く
「この和風景なんともいう美しさ芸術さ私もこういうのは好きじゃ」
和風景好きなのはわかるが一人にしてくれないか?・・僕が場所変えるか
「む・・主どこに行くのじゃ?」
「さあね」
本当はここで昼寝をしたいが仕方ない場所を変えるか
「私とか興味ないのか主?」
「わからない・・興味ないていうのも嘘になっちまうからね・・狐人族の"暁 凛"さん」
和服を着ていて3尾
「私を知ってるのか?」
「まあね・・去年見てたからわかるよ・・あなたの属性狐火てことぐらい見てわかってるよ」
「ほう~・・なるほどな(実は言うと私の事を狙っておるのか?)」
「じゃあ、僕は一人で本を読みたいから向こうに行くよ」
「それより主は背が低くてかわいいのう」
「し・・身長低いだと!これでも努力はしてるんだぞ!」
僕が2番目に言われたくない事を言いやがって・・確かにさ身長が丁度100cmしかない身長の事は言うな!
「すまなかった・・それより主の名は?」
「E組のライト」
「ほうほう・・確か主は一回戦の相手じゃったな」
(やっぱ本気を出すのやめるか面倒になりそうだから)
ライトは心の中でいう
「僕は帰るか・・」
「ライトよ頼みたいことがあるんじゃが買い物手伝ってくれぬか?」
「面倒だからいいや・・ゆっくり本でも読みたいからな」
「私と行きたくないのか?」
「うん..君より本の方が好きだから」
恐らくこの学園で本を沢山読んでるのは僕ぐらいだろう・・この学園は本を読まない人は全くいないため図書室の本がかなり少ないので僕はよく図書館に行く・・勉強もできるし新聞も読めるからね・・僕は一回見たものは全て記憶をすることができるが人の名前はあまり覚えられない
「主みたいな男ははじめてみたぞよ」
「そうか・・」
「お~いライト」
ナツミが来たな・・
「ゴメンね待たせた?」
「僕を一人にしてくれよ・・待ってもないし一緒に帰る約束もしてない・・今日はやっと学園の依頼やったばっかりだし貯金しないと・・」
この学園はギルド学園とも言われていて依頼をやることもできお金は6割が学園に持ってかれてあまりもらえないが僕の家には金や銀、プラチナ、光り物が僕の家に隠している・・売らない理由は光り物が好きだからだ光雷竜て光り物好きなイメージとかあうかわからないが個人的には好きである
「その人は?」
「A組の暁 凛だ」
「ライト私と一緒に服買いにいかない?」
「金がない・・どうして君は僕をそこまで関わりたい?」
面倒な女だ
「ライトを使い魔にしたいから」
「ライトよこの小娘は変態か?」
「うん・・」
「だって仔竜のライト凄くかわいいんだもん」
「ば・・それを言うな!!」
学園で秘密にしてるくらいなのだ・・
「まさか・・ライトは竜なのか!?」
「ちが「ライトは仔竜で赤ちゃんみたいに歯がまだはえてないよ」・・それを言うな!!」
人間の姿だと歯ははえるが・・元の姿に戻ると身長がまた小さくなる
「そんなにかわいいのか元の姿のライトは?」
「かわいいよ」
竜人にかわいいとか言われるのはなんかいやだ・・竜人はカッコいいとかクールぐらいならいいが・・僕は♂だ!!女みたいな竜人て言われるのが本当に嫌なんだ
「仔竜になってくれぬか私はかわいいのが大好きなんじゃ一人暮らしにはかわいい者がたらんのでな!ハァハァ・・!」
変態か!?
「嫌だ・・あうっ!!」
「今でもかわいいの~」
ちょっと尻触ってくる
「触るな!!」
「いいではないか・・ハァハァ」
「・・静電気」
「うおっ!」
ライトはちょっぴりと自分の能力光雷を使う・・静電気くらいだから
「今のうちに」
取り敢えず今のうちに逃げよう
「待つのじゃライト!!」
「ライト待ちなさい!!」
残念だけど・・僕は光と同じスピードで走る事ができる・・足が光のスピード覚えている
「逃げ足速いのう・・」
「はぁ・・久々に家に帰ったな・・僕は一人の方が好きなんだよ・・まあ・・取り敢えず元の姿に戻って本読もうと」
ライトは竜の姿になり本を読み始める
「・・・」
ライトの家は外側はボロいが壊れてもライトがすぐに直すため雨が降っても雨漏りは全くしなく家のなかもちゃんと整理整頓しているため家の中は綺麗だが狭く・・家が森にあるためモンスターがゴロゴロといるがこのあたりのモンスターは僕に怯えて襲いかかることはない・・本当はこんなところに住みたくているわけではない親がいないためあまりお金はないし仔児院に行く気もない・・ただ今言えることは・・一人になりたいただそれだけ