一人になりたくて
「どうするかしら?」
やあ・・ライトだ・・今肉屋のおばちゃんにいきなり「ライちゃんも使わない?」と言われたが
「男女同じ部屋になっちゃうけどね」
「それはダメでしょ」
女と一緒の部屋はゴメンだ・・女はうるさいしめんどくさい
「私は別にいいわよ」
「はあ・・・」
ため息をつくライト・・こう見えてライトは清潔感はある方
「仕方ないわね・・今日だけでもいいから泊まってくれないかい?」
肉屋のおばちゃんは僕をどうしても泊まって欲しいらしい
「今日泊まらなかったら牛筋値上がりするわ」
「それは痛い!・・わかったよ今日だけ泊まるだけですからね」
「いい子ね」
肉屋のおばちゃんは僕が竜人族のことを知っている・・なぜ知っているかは別の話し
「ライト」
「なんだ?」
本を読んでいるライトに話しかけるライト
「竜人てさ他の獣人と違って尻尾とか獣耳とかないの?」
「いや・・普通に翼や尻尾はあるよ・・耳は人間と同じだ」
「ライトにはないけど・・?」
「能力で隠してる・・外で歩くと色々面倒だしね」
「ふ~ん・・竜人てどんな感じなのか見せてよ」
「断ったりしても君諦めが悪いからね君は・・」
「よくわかってるじゃないの」
ライトはため息をつく
「はぁ・・わかったよ・・」
ライトから竜の尻尾と翼をが出てくる
「まあこんな感じかな」
「白い竜なんだねライトは」
「嘘つけ・・神の目使ってるからわかてるだろ」
「バレちゃった・・ライトて別の姿にもなれるんだよね・・仔竜に」
ライトはまたため息をする
「わかったよ・・」
ライトは体が代わり服がバサリと落ちていく
『んぐんぐ・・ぷはっ・・ん?』
なんとか服の中を抜け出したよ・・それよりナツミがプルプルと震え出す
「か・・・可愛い!!!!」
『ギュウ!!』
僕はナツミに思い切り抱き締められKO
ライトは仔竜の姿をしている
1時間が立ちライトは目を冷ます
《死ぬかとおもったぞ!!》
テレパシーみたいなやつを使うライト
「だって可愛いんだもん」
《だもんじゃなくて・・やっぱりこっちの姿の方がやっぱ落ち着くや・・能力とかあまり使わなくてすむしな・・》
瞳の色が癒されれる水色の目で角がなく髪みたいのが生えていて・・体が全体が白くおでこ当たりには竜人の紋章がある・・身体中白い毛もふもふが十分できる
これもあまり周りに紋章は気付かれないようにしている・・これ一日中使うため地味にPPや体力が徐々に削られる・・使わなくこの姿でじゃないと自動PP回復をすることができない
《それよりさ・・放してよ・・・》
「断るわ」
『ハァ・・』
こんなにため息をしたの久々だよ
「意外とライトて軽いんだね」
当たり前だ・・僕は少し浮かんでるからね
「それよりライトの正体知ってる人いる?」
《君と肉屋のおばちゃんくらい》
このテレパシーは結構PPを使う・・だけどこれは誰もが知っていることだけど・・属性にある能力のやつならPPはいくら使っても減らないがスタミナは減りやすくなる
「アンタたちお風呂沸かせておいたから」
肉屋のおばちゃんがいう
「ありがとうございます!」
「あら~相変わらず可愛いわねライちゃん」
仔竜のライトを撫でる
「可愛い顔してるのにあまり笑わないんだよなこの子は」
《・・・》
甘いものを食うときは少しは笑うけどな
「ライト入ろう」
『キュウ(え)?』