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木花サクヤの斬魔剣行奇譚  作者: アキタコマチ
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第2話 大蛇の章⑵

       令和6年○○県✕✕市


        市長の自宅前


シュウジ「三ツ谷シュウジっス」


半蔵「半蔵と言います」


サクヤ「初めまして…この度は日本政府より派遣された調査チームのリーダーを務める木花サクヤと申します!」


宮坂「私はこの街の市長を務める宮坂修造です、しかし…お美しい方ですな、木花さんは」


サクヤ「それ昔から散々言われて流石に飽きました、出来れば可愛いと言って貰えたら嬉しいんですが」


宮坂「はぁ…中々難しい方ですな、いえ失礼しました、では自宅で色々説明いたします」


自宅内に招かれる三人


宮坂「深夜この街で八体のかしら)を持つ

山より巨大な蛇を見たと言う住民からの噂が絶えんのですよ…私は最初ふざけた冗談かと思いましたがこの街にはかつてスサノオに退治された八岐の大蛇の伝承がありますから、冗談とも思えず政府に調査の依頼を出したのですが…」


シュウジ「市長さん、それはそうと迎えくらいは寄越して下さいよ…コッチは60キロ近く歩かされて

死にかけたんだけど」


サクヤ「シュウジも半蔵も車の免許くらい取ってれば良かったのに取る気がないのが悪い、まあ歩きは昔から慣れてるから私は気にしませんが」


半蔵「そうですか?俺には免許とか必要ありませんけど、シュウジお前はいい加減免許を取れ」


シュウジ「この話題はやめよう…本題に戻ろうぜ」


宮坂「それについては誰か使いを出す予定でしたが、この騒動で皆怯えてしまって…私が行けば良かったと後悔してます」


サクヤの内心「この地は久しぶりですね、しかし八岐の大蛇か、素戔嗚が酒で酔わせてやっと倒した怪物が本物なら私でもどうなるやら」


シュウジの内心「八百万の神の最強神素戔嗚か…三界の勝利者と言われた俺とドッチが強いかな?」


半蔵「それでは調査に行きますか、サクヤ様、では市長…その場所まで案内をお願いしたい」


宮坂「では私と一緒に来て頂けますか…」


街外れの廃墟


宮坂「住民達が言うにはこの辺りで見たと言う証言が多く有りました」


サクヤ「別に何も感じない…半蔵アナタはどうですか?」


半蔵「……「風読み」を使いましたが何も感知しませんね、見たのが深夜なら改めて深夜に調べましょう」


シュウジ「本当に何の霊気も邪気もないな、なら深夜に調べて何もなければ帰りましょう、住民達の妄想かも知れないしな」


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