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木花サクヤの斬魔剣行奇譚  作者: アキタコマチ
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第16話 シバとアザトースの章⑷

          令和6年○月✕✕日


サクヤ「大日如来ビルシャナ様!?、如来尊と菩薩は降りてはいけないルールのハズじゃ…私の場合は特例で認められましたが」


シバ「俺は死んだ奴に憑依してるだけだから問題ない、ルールを破ったのは薬師如来バイシャジと日光菩薩スーリヤに月光菩薩チャンドラ達だ!」


サクヤ「薬師三尊が何故…あの方たちは高潔な人物で有名なのに」


シバ「正直説明するのは面倒くさいから簡単に言うとゴータマの計画した旅が全ての原因なんだよ

コレを達成されると最高神レベルの連中が……やっぱり言うの止めとくわ」


シバ「ところで木花…イヤ…弥勒菩薩マイトレーヤ、お前ゴータマから「暴風斬刃」習ってないだろう?」


サクヤ「なんですかソレは?」


シバ「やっぱり…本来「暴風光爆」と「暴風斬刃」を合わせた技が暴風光爆テンペスト・シャインバーストなんだよ、お前は中途半端な技をゴータマに教わったな」


サクヤ「そう言えば釈迦如来様が私が降りる前に何か教え様としてましたが無視して降りました」


シバは何かやる気を無くした様だ


シバ「仕方ない…俺がやり方を教えてやる、ところで気絶してる二人の様子はどうだアキラ?」


緋龍アキラ「手加減無しでやるから中々回復しなかったんですが…やっと目を覚ましました」


三ツ谷シュウジ「おい、レッド…大自在天シヴァってあんなに強かったか?昔戦った時より遥かに強い感じがしたが…」


アキラ「まあ僕でも似たような結果になってたよ あんまり気を落とすなシュウジ」


半蔵「あの「転移法」とはなんだ?正直チート過ぎて引いたぞ!」


アザトース「ケケケ忍者マン、お前には無理な技だから気にすんな」


半蔵「ニワトリに何故こんな事を言われ無いとならんのだ…」


シバ「とにかくお前ら三人はバイシャジ達に狙われてる、薬師三尊に薬叉十二神王、そして五大明王の内の三人に天部四天王だ、計22名の強神相手に勝ち目は無さそうだから俺達が仲間になってやるよ!」


サクヤ「何やら賑やかな事になりそうですね!」


こうしてサクヤ、半蔵、シュウジの三人に新たな仲間たちが加わる事になった。

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