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木花サクヤの斬魔剣行奇譚  作者: アキタコマチ
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第14話 シバとアザトースの章⑵

         令和6年○月✕✕日


サクヤ達三人が道中を歩いている際に突然二人の男と喋る謎のニワトリが現れた


サクヤ「一体どなたでしょうか?…隣の人は病院で会った不動明王アチャラの天降者…」


シュウジ「緋龍…お前何故此処に?それに…この感覚は大自在天シヴァの天降者か、かつて俺がシヴァを倒して手に入れた称号が三界の勝利者、降三世明王なんだがな」


不動明王アチャラと大自在天シヴァの天降者二人に驚きを隠せないシュウジ


半蔵「五大明王のトップに、かつて破壊神シヴァと呼ばれた大自在天か…面白いじゃないか!」


アザトース「其処の忍者マン、解説役は俺に任せなケケケ」


シバ「そうだな、アザよお前には解説役を任せた

それにアキラお前は手を出すなよ」


緋龍アキラ「本気でやる気ですか、分かりました

下がりますよ」


サクヤ「一体誰の差し金ですか、これだけの大物二人を寄越すなんて…」


サクヤはかなり動揺している、そして足元にニワトリがすり寄って来て


アザトース「アンタが木花サクヤか、俺はアザトースって言う、しがないニワトリだ、確かに桜の姫って感じの美少女だなケケケ」


サクヤ「ヒッ…何でニワトリが喋ってるんですか!」


サクヤは大声で叫んだ


シュウジ「何だ…あのニワトリは、しかし俺の相手は大自在天か、また歴史を繰り返すぞ!」


シバ「そうか…降三世明王に負けてるんだっけ、昔の俺は…まあ過去の事はしょうがないか」


シュウジ「最初から本気でゆくぞ!」


シュウジの身体は「明王体」へ変化する

凄まじい霊気を発しながら異形の姿へ


シバ「だが遅いな」


シバは蹴りを降三世明王の頭部へ繰り出しヒットさせる


アザトース「でたな「破壊脚デストロイア」この蹴りはあらゆる神体だろうと防御は不可能だ!」


降三世明王は一撃で崩れ墜ちた 


サクヤ「シュウジ!」


シバ「さぁ…次の相手は誰だ?」


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