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魔研へようこそ!  作者: つる
序章 魔法使いの目覚め
3/4

目覚め

あれから僕は残った日曜日にいろいろ試してわかったことがいくつかある。


1つ目は 魔法にはMPのような残量があって、それ以上を使うと気絶する。

     このMPのようなものは便宜上、 魔素 と呼ぶことにした。


2つ目は 魔素を空中に固めると風船のように質量を持たせることができる。

     つまり、壁のように扱ったり足場として使うことができるみたいだ。


2つ目に関してはこの魔素の流れのようなものが分かるようになってきたので魔素を空中で固めたらどうなるか試そうとしたらわかったことだ。

本当は家に置いてある物にも魔素が宿っていることが分かるようになってきたが、物によってかなり違いがあって魔素を貯めこみやすい物体なのか、はたまた何かしらの影響を受けて違いが生じているのかまだよくわからない。これに関しては観察が必要そうだ。


そんなこんなで日曜も夜更かしをしてしまった僕は完全に寝坊することになってしまったのである。


ピピピピッ ピピピピッ


「やばい」


目が覚めた僕は時間を確認するともう3時間目が始まるかどうかという時間だった。

物体に魔素が宿る条件を調べるのに夢中になりすぎた。


颯太郎は机に置いてあるノートを片づけて学校に向かった。



ガラガラッ


「おはようございます」


入った瞬間先生にあいさつされた。


「あ、おはようございます」


すげー気まずい

しかも少人数のクラスだからこれを2度体験しないといけないなんて...


颯太郎は数学が得意だったので、いわゆる先取りコースのようなものに入っていた。

しかし、颯太郎はこの時だけは自身の得意を恨んだのである。



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