第47話
はい、マジでやる気も体調も悪くて、全然書く欲が出なかったけど何とか今月中に投稿できたぜ。
第47話
「ほらウジ、さっさと来るんじゃんよ、この両扉の向こうに訓練場が広がっているんじゃんよ」
とアクドラは模擬試合が出来ることに興奮しているのか、物凄く不気味な笑みを浮かべながら
、この木製の両扉の向こうに訓練場が広がっていることを語りながら、木製の両扉を開けると
そのまま入って行き、俺は後に続いて木製の両扉の先へと進んで行くと、そこには木板の塀に
囲われた、面積にして凡そ450m程の広々とした空間が広がっており、何となく視線を地面に
向けて見ると、灰色の岩石を加工したと思われるタイルが隙間なく敷き詰められていると言う
かなり頑丈に整備された思える工夫がされている。これが訓練場かぁ、思ったより広いな。
「おーこれが訓練場かぁ、思ったより広々としているし、傭兵ぽい奴らが数組ほど居て、何か
素振りとか射的とかの鍛錬に励んでいて、まぁまぁ賑やかだな、それでどの辺りで模擬戦を
するんだ?、結構人がいるようだが」
と俺は訓練場で鍛錬に励んでいる傭兵達の様子を見て、賑やかだなっとそう呟きながら、どの
辺りで模擬戦をするんだとアクドラに問いかける。まぁ思ったよりも広々とした訓練場だけど
、それ以上に利用者が居るから、果たして模擬戦が出来る程、空いているかな?。
「あぁそうじゃんねぇ、いつもよりも訓練場にいる連中が多いけど・・・おっとあの辺りなら
誰もいなし何とか無事に模擬戦が出来そうじゃんよ♪」
とアクドラはそう言って嬉しそうに、模擬戦が出来る程の空間がある場所へと機嫌良さそうに
向かって行く。おー見た瞬間に分かるくらい狂人染みた笑みを浮かべてたなぁ。
「おー確かに何故かこの辺りだけ広く空いているなぁ、そんで今から模擬戦をする訳だけど、
一体どんな感じで勝敗を決めるんだ?まさか力尽きるまで戦うとか言うんじゃないよなぁ」
と俺はアクドラと一緒に広く空いている場所へと歩きながら、一体どういう風に勝敗を決める
のかと、問いかけてみる。やっぱ先に相手に命中させたら勝ちとかが、無難だろうか?。
「ギクッあはははは、そんなわけないじゃんよぉ・・・ちゃんと後で勝敗の決め方について
教えるからさぁ、それよりも今から模擬戦をする訳だから、この訓練場の隅に大量に積み
重なっている大量の訓練用の武器の中から選ぶ訳になるじゃん、ウジはどんな種類の武器が
良いのぉ?」
とアクドラは勝敗の決め方について問いかけると、明らかに挙動不審な仕草をしながらも、
後で勝敗の決め方を教えるとそう答えた後、模擬戦などで扱うであろう訓練用の武器が大量に
積み重ねらえた場所へと指先を向けながら、どんな種類の武器が良いのかとアクドラは問い
かけて来る。ちゃんと模擬戦始める前に教えてくれるのなら良いだが、それと訓練用の武器
多すぎじゃないかなぁ?。
「あぁどんな武器が良いかと言われても・・・・・・特に拘りとかないしなぁ、あぁそうだ、
今まで扱う機会がなかった種類の武器とかを振るってみたいけど、何かおすすめとかある?」
と俺はどんな種類の武器が良いのかと聞かれたが、別に大鉈剣を持っているから振るっている
だけで、他の種類の武器を扱う機会があれば色々と振るってみたいと考えており、いざ様々な
訓練用の武器の中から扱う武器を選ぶ機会が来たが、どれもこれも扱って見たいと言う欲望の
せいで決まらず、とりあえず踏ん切りをつける為に、アクドラへとおすすめの種類の武器が
あるのかと問いかける。うーん色々あると全部使いたくなるんだよねぇ。
「はぁ?おすすめの種類の武器って・・・えー急だなぁしかも今から模擬戦をやるんじゃんよ
、最初はウジが得意な武器とで情熱的に戦いたゲフンゲフン、そうね最初は直剣とかを扱って
みるのはどうじゃん?」
とアクドラは急におすすめの種類の武器とかあるのかと問いかけられて、苦笑いを浮かべつつ
、今から模擬戦をするので、最初は直剣と言う両刃で先端が三角状の剣を扱ってみるのはどう
だろうかと提案してくれる。へぇ直剣かぁ、誰でも最初に剣を扱うならこれって武器だな、
あと何か少し変態みたいな言動が聞こえたようなぁ?。
「うーん直剣か・・・昔使い方を教えられて以来だな、まぁ最初は無難に直剣にするかぁ」
と俺はそう呟きながら、訓練用の武器が大量に積み重ねられた中から、直剣を拾い上げると、
その場で軽く試し振りなどをして、直剣の重みや重心などを確かめてみる。ふむふむなるほど。
「へぇ良い太刀筋じゃん!、程よく脱力しつつも、瞬間的に力もよく入れてるし、これはなか
なか期待できるじゃんよ♪」
とアクドラは俺の試し振りを興味深く観察しながら、より興奮したように笑みを浮かべ始める。
えぇやっぱアクドラって興奮しながら戦うタイプなんだろうか?。
「そんじゃあたいはこの六尺杖にしようかな、あたいって長柄系の武器が得意じゃんよ」
とアクドラはそう言って訓練用の武器が大量に積み重ねられた中から恐らく鉄で補強されて
いる長杖を持つと、それを器用に無限回しを繰り出しながら、勢いよく真上へと投げたかと
思えば軽くその場から数m程軽く跳びあがって回転しながら落ちて来る長杖を掴みながら、
優雅に着地しながらドヤ顔を浮かべて来る。うーん最後の表情がなかったらすげぇのになぁ。
「おーすげぇ器用なことするなぁ、そんじゃ今から模擬戦するわけだが、とりあえず先に相手
の胴体に当てた方が勝ちで良いか?」
と俺は先ほどアクドラが行った曲芸に対して少し関心しながら、これから行う模擬戦での勝敗
の付け方は、最初に相手の身体に命中させた方が勝ちで良いかと聞いてみる。まぁ模擬戦とは
言え、そこまでガチな戦いはしないだろうから、まぁ無難に先当てした方が勝ちって提案した
けど、了承してくれるだろうか?。
と言ったところでここまです、まぁ次回で模擬戦するわけですが、今年の12月も投稿はせずに、一時休止状態になりますが、まぁやる気が復活していれば1月入ってすぐに投稿し始めと思うので、来年もよろしくお願いします。
あと感想とかもあればやる気に繋がるので、どうかお願いします。