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酒と宇治と大鬼転生伝 休止中  作者: アクドニアデフジム
第2章
33/51

第33話

いえぇ書けたぜ。


第33話




「うわぁすげぇ眩しい周囲の様子が見えない!?」


と俺は周囲の光景が見えない程の蒼い輝きに対して、驚きと戸惑いを覚えるが、すぐに眩しい蒼い

輝きは徐々に薄れていき、次第に周囲の光景が徐々に確認できるようになっていく。無事に森林

小山へと転移してくれたのだろうか?。


「うぅ蒼い輝き薄れて来たけど、まだ視界がぼんやりとしているが、徐々に周囲が見えてくるな」 


と俺は強い光によって見づらい視界が徐々になれて行き、周囲の光景を確認してみるとそこには、

様々な木々が生え並ぶ森林に覆われた小山があり、そしてその小山には麓辺りまで続いているので

はないかと思えるほど長く続くかなり古びた石畳みの階段が見えて来る。おぉもしかしてこれわ。


「これは八腕神が言っていた森林小山だよな、と言うことはこの古びて苔が生えているこの石畳み

の階段が、この小山にある廃寺へと続く階段だろうか?」


と俺は周辺の様子を見ながらそう呟くと、目の前の古びた石畳みの階段へと近づき、直接手で触り

ながらその感触や劣化具合などを確認する。ほうほうこれはなかなか。


「あぁ苔や雑草とかが生えているけど、見た目よりは状態が良いし、これなら多少暴れた程度では

、崩れたにはしなさそうだな」


と俺は古びた石畳みの階段の状態を軽く手触り調べた結果、少し苔などが侵食しては、見た目より

はかなり頑丈に出来ており、多少の戦闘程度では砕けたり崩れたり次第であろうことを確信する。


「まぁ調べるのはこれくらいにして、とりあえずこの階段を登ったら、廃寺の状態を確かめないと

行けないな、八腕神から聞いた話だと、そこまで荒れてはいないような様子だったが、まぁ最低

でも雨風凌げる程度の壁と屋根が残っていれば良いけど」


と俺はこれから住む予定の廃寺が、一体どんな状態なのかを気になりつつ、古びた石畳みの階段を

一段一段踏み砕かないように気を付けながら登り上がって行く。慎重に力加減をしながら階段を

登らないとな。


「あぁそれにしてもこの石畳みの階段の風貌って、なんか大昔の日本式の古寺の様式に似ているん

だよなぁ、だけどちょくちょく謎の人間の子供を模した石像とかが石階段と森林の堺に置かれて

いるのは違う点だな」


と俺はそう言って自身が知る健風との違いなどを見つけつつも、特に何事もなく長い石畳みの階段

を上がりきり、話に聞くその廃寺の光景を視界に捉える。おぉこれはわ!。


「おぉこれはなかなか雑草と苔だらけで、もうボロボロじゃないかこの廃寺!?」


と俺は余りにも荒れ果てた光景の酷さに対して、驚きの声を挙げてしまう、一体どのような状態

だったのかと言うと、寺の本堂と思える施設以外の建物の壁はひび割れや草木に紛れて朽ち果て

おり、瓦屋根は様々な雑草が生え放題伸びている状態であり、一部は瓦屋根の重みに耐えられずに

崩壊していると言うと、予想よりも酷く損壊或いは崩壊しており、そして比較的に劣化具合が軽微

な本堂は、壁や屋根に苔が多少生えてはいるが、多少の雨風程度なら凌げる状態であり、最低限

拠点として利用出来そうである。あぁまぁ雨風凌げるだけ良い方か。


「まぁ思っていたよりも廃寺が荒れ果てていて驚いたが、まぁ寺の本堂が住めるぐらいの状態で

残っているだけ良かったと考えよう・・・とりあえず廃寺の外装は見たし、次は唯一残っている

本堂内の状態を確認しないとな、出来れば床が残っていれば良いけど」


と俺は廃寺の本堂以外の荒れ果てた状態に対して驚きの感情を抱きつつ、唯一残っている廃寺の

本堂へと歩いて近づき、古びた雨戸を慎重に力を加減しながら横へと押して開いていく。うわぁ

かなり建付けが歪んでいて、開ける際の力加減がすげぇー大変だよ。


「さてさて本堂内の様子は、うーんまぁ思ったよりは床と壁は状態よく綺麗に残っているな、あぁ

でも本堂の隅に蜘蛛の巣があるなって・・・何だあれ?」


と俺は雨戸を無事に押し開き、本堂内の状態を確認して見ると、先ほど自身が予想していた状態

とは違い、木製の床は古びてはいるがどこも欠けることもなく綺麗に残っており、壁は少しひび

割れなどがある以外は状態が良く残っており、少し蜘蛛の巣などが本堂の隅に残っていること以外

は綺麗な状態で残っていることに驚きと嬉しさの感情を抱いていると、ふっと本堂の奥にある神棚

らしき場所へと視線を向けると、そこには頭部が砕けて無くなっている人間風の赤い銅像が置かれ

いることに気が付き、その見た目は右手に十文字槍を持つ仏教僧を模した造形をしており、よく

よく見ると、胴体の心臓がある位置には薄っすらと灰色の光が覆われた黒い宝石が埋め込まれて

いる。うーん何だろう魔力と不思議な存在感を感じてくるが一体?。


「これは槍を持った仏僧の銅像かな?だけどあの黒い宝石かな?何か薄っすらだが、灰色の光が

覆っているし、そして何か桜酒瓢箪から感じる魔力のような、でも何かそれとは別の違う力も感じ

てくるし、うーん何とも謎だな」


と俺は仏僧の銅像に埋め込まれている灰色の光に覆われた黒い宝石から感じる謎の力に対して、

不思議そうに頭を傾げるが、とりあえずもう少し近づけば何か分かるだろうかと思い、寺の本堂内

へと入っていく。おぉ少し床が緩いかな?。


「あぁなるほど・・・先ほど入口に居た時よりも、強くこの灰色の光覆われた黒い宝石から力を

感じる、うーんこれは魔力の流れと、うーんこの違う力は何かどこかで感じたような気がぁ・・・

ダメだ全然思い出せないな、まぁ試しにこの黒い宝石に触れてみるか、空気で感じるよりも直接

触れて感じた方が分かるかも」


と俺はそう呟きながら、仏僧の銅像に埋め込まれている灰色の光に覆われた黒い宝石へと少し警戒

しながら、指先が優しく触れた瞬間、急激に黒い宝石を覆っていた灰色の光が強く輝きを放ち、

周囲の光景が見えない程の明るく輝き出す。ここれは一体どういう!?。


「うわぁ眩しいぃ、一体何がぁ・・・はぁ?これわどう言うことだ!?」


と俺は突然明るく輝き出した光に驚くが、しばらく時間が経過して行くと、徐々に輝きは薄れて

いき、何とか周囲の光景が見えるようになって周りを確認するとそこには、灰色の一色の空の下で

、石畳みの広場が広がっており、先ほどいた廃寺の本堂内とは明らかに違う場所にいた。えーと

ここは一体どこだ?。


「えぇ一体これは、明らかに別の場所だよな、しかも何か空が灰色だし、何が起きているって?」


と俺は唐突に起きた出来事に驚きと動揺を覚えるが、それよりも自身が向いている方角に、右手に

十文字槍を持ち、黒い包帯を頭部に巻き、灰色の仏僧服を身に纏っている人間らしき姿をした存在

がいることを確認する。あぁ誰だ?何だか本堂にあった仏僧の銅像に似ているな。





と言ったところでここまでです。次回は少し掛かるかもしれません。

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