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酒と宇治と大鬼転生伝 休止中  作者: アクドニアデフジム
第2章
31/51

第31話

ちょっと短めだけど、ごめんね、いやぁかなりスランプ気味で時間がかかっただよ、体調も悪かったし。


第31話




「なぁ西の村以外危険な場所と地域しかないんだが、時に北と西の都市は明らかに行ったら揉め

事が起きる予感しかないんだが、八腕神殿の話を聞いた限り」


と俺はこの辺り一帯の村や町の話を聞き、その様な感想を告げると八腕神は少し苦虫を噛み締め

したような表情を浮かべると。うん?、何か言うのだろうか?。


「まぁ確かにこの辺り一帯は色んな勢力の緩衝地域と言う面があるから、色々と面倒ごとが集ま

りやすい環境になっておるのじゃ、なのでそこは出来るだけ揉め事に巻き込まれる或いは起こさ

ないように努力するのじゃとしか、言えんのじゃよ、我の立場からではなぁ・・・」


と八腕神は遠くを見るよな表情でそう悟ったような言葉を告げて来る。あぁつまり出来るだけ

揉め事を起こさないように根性で頑張れと言うことなんだろうか?、この辺り一帯についての

態様に関してわ。


「うーん話は終わったのかしら?八腕ちゃんに大鬼ちゃん、ちょっと話の途中から、耳を傾けず

に、魔法の理論などについての考えを頭の中で巡らせていたから、全然話を聞いていなかった

のよね」


とアリスは神妙な表情で、八腕神が語るこの辺り一帯の説明が終わったのかを問いかけてみる。

まぁアリスからすれば対案はするも、わざわざこの辺りについての話を、聞く意味は多分無い

から、別に良いのだが、何か複雑な気分だよな。


「あぁ聞きたいことはだいたい聞けたところだよ、まぁ思ったよりもこの辺りの治安と環境が

悪いことが知れてよかったかもと、今は考えているところだ」


と俺はそう言ってこの辺り一帯についての話を、八腕神から聞き終えたことを伝える。はぁそれ

にしてもマジでこれからどうしようか。


「あーそれにしてもそんなにこの辺りの町と村って治安が悪いのか・・・なぁどこか落ち着いて

活動出来そうな手頃な拠点に出来る場所とか知らないか?」


と俺は頭を抱えながら、この辺りの治安の悪さに呆れを呟いた後、八腕神が居る方を向きながら

、落ち着いて活動できる場所がないかと聞いて見る。まぁとりあえず町や村から手頃に離れた

場所にある廃墟とかが在れば、理想的なんだが。


「うーん落ち着いて活動できる場所じゃろうーん・・・・・・あぁそうそうそう言えばここから

西にある城塞都市のニマロシュから見て北東へと大人の足で1時間ぐらい歩いた場所にじゃが、

少し低めの森林小山があってじゃな、そこにはあぁ確か数百年程前から誰も住んでおらぬ、古い

廃寺があってじゃ、そこなら程よく町から遠く、程よく近い場所に建っておることじゃし、まぁ

ウジ殿が拠点として利用するなら、都合がよいはずじゃ」


と八腕神はそう言って少し間だけ無言になり考え込んだ後、何か思い出したよに呟き出したかと

思えば、城塞都市のニマロシュから北東へと一時間進んだ辺りに、誰も住んでいない廃寺がある

ことを教えてくれる。へぇ少し低めの森林小山の中にある廃寺ねぇ。


「へぇそんな都合の良い場所があるのかぁ・・・・・・ならそこに向かってみることにするわ」


と俺は八腕神から拠点として利用するのに都合が良い場所を教えてもらい、少し間を空ける程度

考えてから、その廃寺がある森林小山へと向かうことに決める。いやぁ本当に思い描いていた

理想的な立地の建物があるとは。


「おぉそうか森林小山の廃寺に向かうのじゃな、それならばこれを持って行くと良いのじゃ」


と八腕神は俺が森林小山にある廃寺に向かうことを告げると、ならこれを持って行くと良いと、

そう言いながら、服の懐から何やら複雑な魔術陣が描かれた指輪らしき装飾品を取り出すと、

それを俺に手渡してくれる。うーん、これは一体何だろうか?。


「うん?なぁ八腕神さん、見たところ魔術の術式陣が描かれた指輪ぽいけど、一体どういう品

何だ?」


と俺は手渡してきた何か魔術的由来の指輪が、一体どういう物なのか、八腕神にそう問いかけて

みる。いやぁ本当に何だろうこれ?、多分魔力的な感触が伝わるから、魔道具類だと言うことは

予想出来るけど。


「あぁこれはのぉ、まぁ装備者の似姿を人間の姿に見せることが出来る魔道具じゃ、これさえ

あれば人間社会に紛れ込むことも容易になるはずじゃ」


と八腕神はそう言って魔術的由来の指輪こと人間擬態の指輪の能力について、説明してくれる。

へぇ自身の似姿を人間に出来るのかぁ・・・つまり大鬼の特徴的な鋭い角が見えなくなるって

ことか?。


「おーそれはなかなかに便利そうな魔道具だが、一応聞くが本当に良いのか、こんな貴重そうな

物を貰って?」


と俺はこんな貴重な品を受け取って良いのかと八腕神に問いかける。合ってそんなに親しくない

奴に、こんな明らかに貴重品な物を渡すとか、一体どう意図で?。


「あぁ別に深い裏の意図とか全然ないのじゃよ、まぁただただ単純に今まで何となく手に入れた

品じゃったのじゃが、我自身そんな指輪使わなくとも人間に擬態することが出来るので、使う

機会もなくただた数千年服の懐にしまっていた物品での、丁度先ほど懐に仕舞っていたことを

思い出しての、まぁ都合良く使ってくれそうなウジ殿が居るので、渡したと言うことだじゃ」


と八腕神はそう言って人間擬態の指輪を渡して来た理由を語ってくれる。あぁなるほど要らない

物を都合よく押し付けただけか、まぁ便利そうだから小言は言わないけど。


「そうか、そういうことなら遠慮なく使わせてもらうよこの指輪」


と俺はそう言って、渡された人間擬態の指輪を裁縫道具や布切れや銀製食器などを入れている

巾着袋へと収納する。町や村によることがあったら使おっと。







はい、次回ですが・・・うーんモチベで変わるかなぁ~

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