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酒と宇治と大鬼転生伝 休止中  作者: アクドニアデフジム
第2章
30/51

第30話

どうも時間がかかったけどようやく投稿です。


第30話




アリスから魔術の習得と八腕神にごめんと謝り終えた俺は、せっかくなので以前聞いた一番近い

町と村の位置だけではなく、この辺りのに地形や環境や他にどんな価値観をした村や町があるの

かと詳しく教えてくれと、再びアリスにお願いする。だってよくよく考えたらアリスに教えら

れた一番近い村と町の二つだけだしね、あと村の価値観とか知ってたらまず堂々と村には近づ

かなかったと思うよ俺、まぁ金銭奪う口実が出来たから良いけど。


「あら?そんなに詳しく聞きたかったのねぇ、あぁでも私ってここ数百年は研究室で引きこも

っていたから、最近の流行りって疎いのよね、この辺りの自然環境もうる覚えだし・・・あぁ!

そうだは、私よりも祟り神として色んな場所に出向いている八腕ちゃんの方が詳しいはずだから

、代わりに教えてもらえないかしら?」


とアリスはここ数百年は研究に過ごしていたので、ここ最近の流行りついては疎いのだと苦笑い

を浮かべ少し悩んだ後、八腕神ならば詳しいはずだと言って、代わりに教えてもらえないかと

八腕神にお願いする。あぁそう言えば、最初にアリスと会った時に作った魔道具が邪魔になった

ので出て来たとか言っていたな。


「うぇ?あぁまぁウジ殿に、この辺りの価値観や地形及び環境を教えるは別に良いのじゃが、

何故にこの辺りの町と村の位置など知ってどうするのじゃ?」


と八腕神はこの辺りの価値観や地形と環境について教えることは了承するが、徐に自身の頭を

傾げながら、俺に何故この辺りの町や村の位置を知ってどうするのかと問いかけて来る。あぁ

別に大した理由はないのだけど、まぁここしっかりと伝えておく方が話しやすいか。


「あぁ位置を知ってどうするかって言うと・・・まぁ普通に町か村に行って手軽に食衣類を補充

できるようにしたいのが目的かなぁ」


と俺は町や村の位置を知ったらどうするのかを正直に答えると、八腕神は紫瞳の八の目を閉じて

、物凄く難しそうな表情を浮かべながら、腕を組んで何やら考え事をし始める。あれ?一体どう

したのだろうか、何か急に難しそうな表情を浮かべたけど?。


「うーんあぁ・・・それはつまりじゃ、ウジ殿は略奪する町や村の場所を把握しておきたいと

言う認識で、良いのじゃな?」


と八腕神は物凄く神妙な表情を浮かべながら、そう確認するように言って来る。いや、何をどう

考えたらそう言う結論になるんだよ!?。


「いや、何で略奪する前提何だよ?普通に穏便に物々交換とかをする為に場所とか知っておき

たいだけだよ・・・いやぁまぁ相手方の態度次第では、それ限りではないけどさぁ・・・」


「そうなのかじゃ?我はてっきり略奪できる町や村の場所などを把握しておきたいと言う理由で

聞いて来たのかとばかり思ったのじゃが、何だか大鬼にしては随分と穏便なのだなウジ殿」


と俺はどう言う目的で聞いたのかを説明すると、八腕神は驚愕に満ちた表情を浮かべながら、

大鬼として見ては随分と穏便な性格なのだなっと感心したように言って来る。えぇ俺以外の大鬼

って一体どんな性格しているんだよ、いや割りとマジで。


「へぇそうだったの?、私はてっきり食料目当ての略奪の為にあの時一番近くって知っている

町と村を教えたのだけど、大鬼ちゃんって穏便に済むならそれで良いってことなのかしら?」


とアリスは意外そうな表情を浮かべながら、俺が穏便に対処するつもりだと言うことを知り、

思わず驚きの言葉を呟いてくる。いや、アリスお前もそう思ってたのかよ。


「そりゃぁそうだよ、何でわざわざ揉め事を引き起こさないといけないんだよ、相手方が挑発や

侮辱の言葉を放って来た場合は、その言葉の責任を取らすけど、そう言う考えは祟り神である

八腕神殿が一番分かる考えだと思うが」


と俺はそう言う考えで行動していることを八腕神の名を例に挙げながらそう告げる。変な考えで

はないはずだよな、実際にあの村での行動も、その考えに沿った報復だったのだし。


「あぁ・・・その対応の仕方に対する考えは、我も心当たりがあるので、特に異論はないのじゃ

、うーん正直説明が面倒だから適当言って断るつもりじゃったが、まぁこの辺り一帯の詳しい

環境及び地形や、町と村の位置などを教えるくらいなら良いじゃろ」


と八腕神は若干めんどくさそうな表情を浮かべるが、妥協としてこの辺りの環境及び地形や町や

村の位置などは教えると了承する。うーんまぁ色々と知りたいことがあったが、教えてくれるだ

け、ありがたいか。


「おぉ教えてくれるんだな八腕神殿、それじゃぁこの辺りの環境と地形から教えてくれないか?

その次に町と村の位置とか教えてくれよ、やっぱ地形云々から頭に入れた方が覚えやすいし」


と俺はそう言って初めに教えて欲しいことを伝える。やっぱこの辺りの環境と地形から聞かない

となぁ、何せこの森がどこまで広がっているのか分からないから、どうにも想像しにくいし。


「この辺りの環境と地形からが良いんじゃな?それではまずなのじゃが、今我らが居るこの森の

名はカゲヌシと言ってじゃ、踏破するのに大人の足で五週間程歩き続けないといけない程広い

森林なのじゃ、そしてこの場所から西に一週間程歩いて行くとな、ムロシュと言う名の沼地が

広がっておっておるのじゃ、そして次にこの場から南に二週間程進んだ場所にはノーリギアと

言う大平野が広がっておってじゃ、そして北へと三週間程進んだ先にはムカデルと言う巨大な

山岳地帯が森林に沿って存在しておるのじゃ、あとここから東に4週間以上進んだ先には、大海

に面した海岸線があるのじゃと、まぁ以上がここら一帯の地形と環境と言った感じじゃ」


と八腕神はそう言ってここら一帯の地形や環境がどういった感じなのか、どこまで行けばそこに

辿り着くのかを大雑把に伝えながら、地面にカゲヌシと言う森を中心にした、簡単な地図を描き

込んでいく。へぇなるほどこういう感じの地形と環境が広がっているのか。


「そして次に町と村の位置についてじゃが、まずここから大人の足で半日程東に向かった場所に

はキックボと言う名の排他的でかなり物騒な村があるんじゃ、そして次にここから大人の足で

三日程西へと歩いて行った辺りにニマローフェと言う名の寂れた村があるじゃが、そこは東の村

とは違って、寂れておるから時に問題を起こさなければ平穏に過ごせる場所じゃ、そしてその

寂れた村から更に西へと四日程歩いて行った場所にニマロシュと言う名の王国が統治する城塞

都市が、沼地と森林の堺に存在しておってな、この都市は排他的ではないがかなり治安が悪い

場所での、日夜違法な物品が流れる闇市場や地元犯罪組織の勢力争いや、貧困層などを狙った

奴隷狩りなどが頻繁に引き起っておるので、行く場合は用心していくのじゃ、そして次に今居る

場所から北へと2週間五日程進んで行った場所にはデルガーナと言う名の連合議会国が統治する

辺境都市が存在するのじゃが、ここは地元民と移住民の間での騒動事が頻繁に起きておってな、

日夜殺人事件や乱闘事件が日常的に起きておるから行く場合は気を付けるのじゃよ、そして次に

ここから南へと二週間以上進んだ場所には妖兎の遊牧民が居っての、日々牧畜をしながら大平原

の覇権を目指して争い合って居って極めて危険な地域だ、まぁ余程のことが無い限りは、南に

行くことは辞めておいた方がいいのじゃっと言った感じじゃ」


と八腕神はそう言って、ここら一帯の村や町の内情などを詳しく語って行く。ふむふむなるほど

話を聞いた限りは西の村以外揉め事が起きそうな場所と地域しかねぇぞこの辺り・・・。








いやぁこれでようやくこの辺り一帯の詳しい設定を出せました、次の投稿はいつになるのかは分からないけど、まぁ頑張ります。

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