第26話
はぁー何とか書けたけど、正月中は小説投稿しないです。
第26話
「はぁはぁ、どんなもんだよって!?ありゃ~あやっぱすげぇ頑丈な肉体をしてるなぁあの
巨大蜥蜴は、もうめり込んだ地面から身軽に体を動かして、器用に起き上がってる!」
と俺は投げ飛ばした勢いのままに地面へとめり込んだ巨体を、器用に揺らし動くことにて、
ひっくり返った身体を起き上がらせたことに関心と予想よりも頑丈な肉体に対して驚きの
言葉を呟く。いやはやぁこれはなかなか予想外にも・・・大鬼の血が騒いで来やがる。
「シュガガガアアアアァ!!」
と地面から起き上がった巨大な蜥蜴は、周囲に響き渡る程の鳴き声を上げた後、俺が居る
場所へと正面に陣取ると同時に、巨大な蜥蜴の喉辺りが薄っすらと灰色に発光し始め、
そして口元から灰色の光の粒子らしきものが輝いており、明らかに何かをしようとして
いることが察せられる。おぉ何かを口から放とうとしているのか?。
「巨大蜥蜴の口の中が灰色の光が充満しているが、一体何をしようとって、あぶねぇ!?」
と俺は興味深そうに呟きながら見ていると、巨大な蜥蜴の光輝く口から灰色の光線が撃ち
出され、思わず反射的に横へと跳ぶことで、ギリギリ回避することに成功するが、回避した
灰色の光線は先ほどまで居た場所を通り過ぎ、どこか遠くから大爆発した音がここまで響い
て聞こえて来る。はぁマジかよ!?口から光線を放ちやがった!!。
「うぉおいおい、口から光線を放って来るとか、頑丈さも含めて、怪物的な生き物だな」
と俺は口の中から灰色の光線を討ち放って来た巨大な蜥蜴に対して、驚きと感心に満ちた
感想を呟きつつ、一呼吸入れてから両足に力を入れると一気に巨大な蜥蜴が居る場所まで
駆け巡って近づいて行く。ははははぁ、一気に駆け巡るぜぇ!!。
「シュアア!シュアア!シュアア!!」
と巨大な蜥蜴は感高い雄たけびを上げることに、俺に目掛けて灰色の光線が連続で打ち放た
れるが、俺は咄嗟の機転で避けやすいように姿勢を低く維持しながら、自身へと迫りくる
灰色の光線を、次々と走りながら避けて行く。おぉ!連続で放てるのかよ、その光線!?。
「いいねぇなかなか頑丈じゃないか、何だか血が煮えたぎって来たじゃねぇがよぉ!!」
と俺は大鬼の血が騒いでいるのか、自身の感情が徐々に高揚して行くのを感じ取りながら、
巨大な蜥蜴の頭部の下まで着くと、そのままの勢いのままに跳躍し、下顎へと目掛けて拳を
討ち放ち、まるで一筋の水滴に荒れる水源のように波へこみながら、その威力で重い巨体を
軽く宙へと浮き上がらせる。おぉ結構良い手応えを感じたなぁ、まぁでも。
「はははは!、まだまだ終わりじゃねぇぞぉ!巨大蜥蜴ぇ!!」
と俺は好戦的な笑みを浮かべながらそう叫びと、軽く宙へと浮き上がっていた巨大な蜥蜴の
下顎を片手で掴むと、そのまま一切手加減なく大鬼の剛腕に物を言わせて、固い地面へと
頭の天辺から盛大に叩きつけ、その余波にて激突した大地は粉々に粉砕し、その周囲に円状
に広がるように、大小の亀裂が出来上がってしまう。はぁははは、砕けろぉー。
「キシュアアアアアアアア!!」
と突如として巨大な蜥蜴は、感高い叫び声を上げると同時に、大きな身体を器用に揺らし
揺れ回りながら激しく起き上がることで、下顎の上に居た俺を勢い良くやり振り降ろすと
、その細長い尻尾を鞭の様に振るい撓りながら、俺が居る場所へと目掛けて振るい払っい
下して来る。あぁ今落下中だら避けられねぇ。
「あやべぇってぶふうううううう!?」
と俺は下顎の上から落下中だったこともあり、瞬時に受け身や避け身すら取ることも出来ず
、そのまま勢い良く払い振るい迫って来る尻尾に直撃し、そのまま響く打撃音と共に数十m
程の先の地面までぶっ飛ばされて行き、そのまま勢い良く頭から地面へと突き刺さって激突
する。ぐあぁ口と鼻に土が入ってたああぁ!?
「うわぁげふぉげふぉふぉ、うぇ自然の味がする・・・」
と俺は口や鼻に入った土を吐き出しながら突き刺さった地面から抜き出たところに、巨大な
蜥蜴がその巨体に似合わない俊敏さにて、突進を繰り出して来る。うぉ猪かよ!?。
「おぉ見た目に似合わない俊敏な動きだなって!、おおおおっと止まれえぇと!?」
と俺は巨大な蜥蜴の図体に似合わないその俊敏な突進の驚きの前に、避けるも受け流すと
言うことも出来ずに、そのまま真正面から巨大な蜥蜴の突進を踏ん張って受け止める。あぁ
そこそこ腕が痺れたかな?。
「うふふふ、まぁまぁデカい図体なだけに、それ相応の力があるじゃないかぁ」
と俺はその図体相応の力と重みが入った突進に対して、思わず笑みを浮かべながら受け止め
きった感想を呟くと、受け止める為に入れている足の力を、より更に強く足に力を入れ、
そのままじわじわと引き潰そうとしている巨大な蜥蜴を逆に押し潰す勢いで押し返す。はぁ
そろそろ素手で相手するの、飽きて来たな。
「素手で相手するの飽きたし、ちょうどいいから背中に背負ってる大鉈剣の試し斬りをして
みるかぁ!」
と俺はそう思いついたことを呟くと同時に一気に自身の腕と足に力を入れて、巨大な蜥蜴を
盛大に宙へと押し飛ばすと、最初の廃墟で見つけてからずっと背負ったままだった大鉈剣を
、鞘から抜き取って構えると、大きく足を踏み込み、大鬼の腕力に物を言うわせて振りか
ぶりながら、一気に前方へと跳び近づいて行き、巨大な蜥蜴の前右足へと目掛けて全力で
振り下ろす。せおりゃああ。
「シュギャアアアアアアアアア!!??」
と頑丈な鱗に覆われた巨大な蜥蜴の前右足が、画用紙の如く簡単に斜め縦に深く切り裂かれ
、巨大な蜥蜴は痛みの余り感だ高い悲鳴に満ちた鳴き声を上げて、悶え苦しみだす。へぇ
思ったよりも簡単に切れたな。
「おぉすげぇ切れ味だな、殴った時の感触からして、相当硬く頑丈な鱗だったのが、まるで
豆腐を切るような手応えに感じたぞ」
と俺は思わず大鉈剣の鋭すぎる切れ味に対して、驚きの言葉を口にし、何気なく大鉈剣の
刃と切り裂かれた巨大な蜥蜴の鱗を交互に眺める。見た目的には普通の大鉈剣だよなぁ?。
「まぁこれだけ鋭い切れ味なら、巨大蜥蜴の頭蓋骨ごと一刀両断とか出来るんじゃぁ・・・
よし、試してみよう」
と俺は大鉈剣の刀身を見ながらそう呟き終えると、大鉈剣を片手でぶら下げるように構える
と、一気に力強く地面を蹴って駆けて行き、巨大な蜥蜴の口先の下まで来たところで立ち
止まり、両足に力を入れて10m程高く跳躍し、手に握っている大鉈剣を天高く振り上げる。
「一撃必殺の脳天割りだああああぁ!!」
と俺は感だ高い叫び声を上げると同時に、天高く振り上げていた大鉈剣を音の速さに匹敵
する速度で、巨大な蜥蜴の脳天へと目掛けて振り下ろし、その頭蓋骨を卵のように切り裂き
、その脳味噌を惨たらしく潰し、血が噴水の如き勢いで、周囲へとまき散らしながら、巨大
な蜥蜴は力なく地面へと倒れ死亡した。おぉ派手に脳汁が飛び散ってるなぁ。
「あぁー派手に頭を切り裂いて殺してしまったけど、別に良かったよな、何せ襲い掛かって
来たのはそっちからだったし、返り討ちで殺したが、恨むんじゃねぞ」
と俺は死体となった巨大な蜥蜴を眺めながら、自身したことの正当化する言葉を呟きながら
黙祷をする。南無南無怨念になるなよ。
はい、まぁー何とも言えないおちだけど、次の投稿についてですが、今のモチベーション的にかなりの期間投稿しないと思います。遅くても来年の2月中には投稿を再開したいです。