第23話
第23話
「そんでその唐突に現れたその清楚系ぽい少女が話かけて来た訳だが、いやぁ何だろうな
一応話はしたんだが、まぁ色々とぶっ飛んだ感じのする魔術師・・・何だろうか?、あぁ
それでその清楚系ぽい少女が、何かの魔術を使って篝火に火を付けてくれたんだが、あと
あれは気持ち悪かったなぁ・・・」
と大鬼のウジはその人間の少女が魔術師であり、色々とぶっ飛んだ奴なようであり、篝火の
火を付けてくれたなどを話すが、唐突に苦虫を噛み締めたような表情をしながら、無言に
なってしまう。へぇ少女ねぇ、話を聞いていた感じからして、恐らくそいつの見た若いぽい
けど、多分かなりの年月を生きた魔術師だと思えるけど、あと何でウジは話している途中で
苦い表情を浮かべて、黙ってしまったけど、一体どんなことを思い出しているのかしら?。
「ねぇウジ、急に苦虫を噛み締めたような表情を浮かべているのよ、なんか嫌な思い出でも
あったのかしら?」
とわたくしは唐突に苦い表情を浮かべたまま、黙り込んでいる大鬼のウジに対して、一体
何か嫌なことでもあったのかと問いかけてみる。まぁ語っていた話の流れからして、恐らく
人間の少女に何かされたのかしら?。
「え!、あ、いやぁ、急に黙ってしまったな、別に嫌な思い出って程のことではなかったん
だが、ただその時に魔術に関して興味を見せしたら、どういう訳なのか何の前ぶりもなく、
脳内に直接この世に存在する基本的な魔術に関する知識を埋め込まれた時の感覚を思い浮か
べてしまって、少し思考がなぁ・・・」
と大鬼のウジはそう言って苦笑いを浮かべながら、その人間の少女にされたことを教えて
くれる。へぇそんな魔術が存在するんだ、知らなかったわ。
「へぇ直接知識を埋め込める魔術ねぇ、低位の魔術にそんなのなかったから、多分高位魔術
何でしょうけど、そんで一体何者だったわけよその清楚系の少女ぽい人間の魔術師、一応
名前くらいは聞いているんでしょ?」
とわたくしは大鬼のウジに使われた魔術が、自身の経験と知識から予想して、恐らく高位の
魔術を使用したのではないかと呟いた後、そんな謎多き人間の少女の魔術師の名前は何と
言うのかと、問いかけてみる。さて、普通見ず知らずの奴が来たら、名前くらいは問いかけ
ているとは思うけど。
「えぇあ、知識を埋め込める魔術をいきなり使われた後に、名乗って来たからな、色々と
衝撃があり過ぎて、一発で覚えたよ。確かアリス・ヘカーテミルって名乗っていたぞ」
と大鬼のウジは国宝級の価値があるであろう桜酒瓢箪を無償で渡し、そして知識を直接埋め
込める魔術を使える、謎多き人間の少女の魔術師の名前を答えてくれる。へぇーアリス?
あれ?何かの書で読んだことがあったような?。
「へぇーアリス?、アリスねぇ何かの書物で読んだことがあるようなぁ・・・」
とわたくしは教えてもらったその名に、どこか聞き覚えを感じて、思い出そうと試みるが、
寸前のところで思い出せずに悩み続ける。あぁ駄目ね、全然思い出せない、頭を殴られ過ぎ
て、記憶が混同しているのかしら?。
「お二人方到着しました、ここが金品を貯蓄してある部屋である、書斎室であります、それ
ではどうぞお入りください」
と前方を歩いていた下級貴族風の人間は急に立ち止まると、わたくしと大鬼のウジに対して
、目的地の書斎室に着いたことを告げると、書斎室の扉を開けて、中で案内する。書斎室の
内装は、複雑なモザイク柄の絵が描かれた茶色の絨毯が敷かれており、そして書斎室の両側
壁側には、大量の革本が収納された本棚が二つ配置されており、そして書斎室の正面奥には
書斎机と古代帝国風の高級椅子が置かれている、絵にかいたような貴族の仕事な部屋が広が
っていた。ほぉ流石が下級の貴族とは言え、なかなか整った内装をしているわね。
「へぇ中々良い内装しているな、そんでどこに金品を保管しているんだ?、見た限りそれっ
ぽい物は見渡らないがぁ」
と大鬼のウジは、書斎室に入ってすぐに部屋の内装についての感想を呟きながら、辺りを
一道理見渡し終えると同時に、見た限り金品が保管していそうな物は、ありそうに見えない
などと呟く。まぁ確かにわたくしの視点から見ても、それっぽい物は見渡らないけど、一体
どこに保管しているのだろうか?。
「今から金庫をお持ちしますので、少々お待ちください」
と下級貴族風の人間は、そう言って書斎机の座る側まで移動して行くと、徐に机の引き出し
を開き、中から黄茶色に光る魔術文字が刻まれた金属製の宝箱を取り出し、わたくし達の
すぐそばまで持ってくる。これは小さな宝箱かしら?しかも魔術文字が刻まれているし、
何かの魔道具かしら?。
「この宝箱の名は無限魔道箱と言いまして、我が家で代々受け継がれて来た貴重な品でして
、この中には王国に献上する予定の税金一部着服して来た全ての金品が、貯蓄保管しており
ます」
と下級貴族風の人間は、この魔術文字が刻まれた金属製の宝箱の名前を答えた後、その中に
保管してある金品は、なんと税金の一部を抜き取り、自身の懐に溜め続けて集まった物で
あることを答えてくれる。あらあらこの人間の貴族は、王国に支払う税金の一部を着服する
寄生虫だったようね。
「へぇこんな小さな箱の中にねぇ、まぁーどういう経緯で集めた金品だろうと、金なのは
変わらないし、とりあえずこれで目的は完了だな」
と大鬼のウジは下級貴族風の人間が語ったことについて、大して興味を示さず、その手元
から無限魔道箱と言う魔道具を奪い取る。まぁ確かにわたくし達からすれば、その箱に保管
されている金が、どういう経緯で集められたとか、どうでもいいしね。
「よしこれで食料に続き金品も手に入れたし、あとはこの村から出て行くだけだな」
と大鬼のウジはそう言って、食糧が入っている袋に無限魔道箱を入れると、書斎机側にある
大窓の前まで移動し、窓枠ごと無理やり取り外した後、外を眺め始める。一体何故窓枠ごと
外しているのかしら?もしかしてわたくしを担いで、窓から飛び降りるとかないわよね?。
「ねぇウジ、なんで窓枠ごと外しているのよ?」
とわたくしはどう言った意図で、窓枠ごと取り外しているのかと問いかけると、大鬼のウジ
は、瞼を大きく開けながら、こちらの顔をじっくりと見始める。えっと?一体急にどうした
のよ、何でわたくしのことをそんなに見て来るのかしら?。
25話が全然文進まねぇ、村後の構想がまとまらなねぇ、文章が思いつかねぇ、うーんどうしたものか。




