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7月24日は久々どしゃぶり雨に出くわした

 どしゃぶりの雨の中・・・。


 翌、日曜、今日もお客様が来ていただける日です。

 世間は夏休みですしね。

 朝礼では、レインコートを持って行くことが言い渡されました。

 予報では降水確率20%でしたが、雨雲レーダーを見ると怪しいとのことでした。

 川下り一回目、くもりの怪しい天気の中も、雨は降らずに無事目的地着。

 2回目、乗船時に遠雷が・・・聞こえました。

 お客様にはレインコート着用の上、出発します。

 

 最初の橋、柳川橋をくぐると、雨がぽつぽつ・・・ざーざー、あっという間に降りだしてきます。

 私は、つとめて明るい感じでガイドをしますが、勢いを増す雨に、

(雨宿り)

 の選択がちらつきました。

「もしかしたら雨宿りするかもしれません」

 お客様にお伝えし、竿を力強く持ち、スピードをあげます。

 ガイドする声が雨にかき消されます。

 おパンツの中にも雨水が入ってきます。

(こりゃいかん)

「恐れ入ります。次の大きい橋で、少し雨宿りさせていただきます」

 私は柳城橋に舟を入れ、天井のローブを持ち、停めます。

「天気予報の雨雲を確認して判断します。少々お待ちください」

 スマホで会社には雨宿りのメールを送り、天気予報の雨雲レーダーを見ます。真っ赤な雲

がかかってはいますが、5分後には抜けるようです。

 橋の下から、進行方向を見ます。雨は強く降っているものの、空は明るくなっています。

 会社から「了解しました。出発のさいは知らせてください」との返信メール。

(よし)

「お客様、もうすぐ雨雲が移動するようです。小雨になりましたら出発します」

 しばらくすると、思った通り小雨となりました。

 会社には「出発します」のメールを・・・。


「では、出発します」

 時折、雨足が強くなったりしますが、先程ではありません。

 舟は順調に進みます。

 すると、終盤スマホから電話が、お客様に一言ことわりを入れて、

「はい。山本です」

「今、どこにいます?」

「へ?弥兵衛門橋です」

「連絡してください」

「したよ?」

「してません。弥兵衛門橋ですね、わかりました」

ガチャリ。

(そんなはずは・・・)

 と、メールを開きます。

「あ」

 「出発します」と文字は打ったまま、送信されていません。

 ぽちり、今更送信ボタンを・・・てへっ。


 やがて、舟は無事に着きました。

 お客様、降りられるさいに「楽しかったです」の一言に、ほっ。

 終わりよければですが、一方反省ですね(汗)。


 はっ!

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