ハプニング
わっつ、はぷん?
川下りにおいて、安全運航は一番大事なことである。
しかしながら、留意しつつも起きるのがハプニング今日はそんなお話。
➀ジャンピング・ボラ
ウィキさんによればボラ目、ボラ科に分類される魚の一種。ほぼ全世界の熱帯・湿帯に広く分布する大型魚で、海辺では身近な魚である。食用にもされている。全長は80㎝以上に達する。淡水域にも生息、水面をジャンプ時に体長の2-3倍ほどの高さまで跳びあがる。
これがボラさんです。
川下り上でみられる彼は、大きくて50㎝ぐれえのやつが、ロケットみたいに飛んで来ます。
・・・ま、滅多に舟の中にジャンピングアタックすることはないですが・・・外堀経由でお舟をあげる(乗船場まで戻す)さい、ポイント(彼らがいる)があって、たまに乗ってきます。
お客様を乗せては滅多にないけど、何年かに一度やって来らます・・・そう、出会いは突然にですね(キラン)。
この前も、舟の横にドーンってアタックされなはったとです。
もし、お舟に乗られた場合(船上げ時)・・・まず天を仰ぎ諦める。次に腹をくくりボロタオルを持ち、彼の元へ。
コツは無となり迅速果敢にです。
躊躇したら、ボラ男君もきついし、こちら側の損害も甚大となります。
勇猛果敢に一気呵成のえーいですっ!
ぴちぴち元気に跳ねるボラさんを動かないように、端っこにおいやり、むんずと両手で捕まえます。この時は背びれに注意、固くて痛いので怪我する恐れあります。
彼もまた必死、もの凄く豪快に暴れるので、こちらも相応の覚悟を見せつつキャッチ・アンド・リリース。
水飛沫をあげ去って行った彼の後・・・舟板はかなり魚臭く、無数の鱗そして暴れん坊の血・・・軽く溜息をついて、床板をお堀や川の水に浸け、ゴシゴシ匂いが消えるまで清掃、これが結構なロスタイムとなります。
お客様が乗っている時・・・私は運よく、乗っていない所へ彼等がお行儀よくやってこられる(日頃の行いがいいにゃあ、笑)ので、良かったとです。
もし、彼等がお客様にXジャンプしてきたらと想像してください・・・くわばら、くわばら・・・。
ジャンピング・ボラ・・・ほらっあなたの後ろに!
きゃあ!
怖いよ~怖いよ~これっ、怖いよ~(笑)。
ジャンピング・ポラ。