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橋のおはなし④北長柄橋
北長柄橋。
こちらの橋もV字型をしています。
かつて、長い槍(長柄)を持った下級武士の方々が住まわれていた場所だから、この名がついたのだとか・・・このあたりはかつての城下町ですので、昔の仕事にちなんだ町や通り、橋の名前がいまだに残っています。
で長柄橋を抜ける手前に、一段低いパイプが備わっているんです。
水位にもよりますが、だいたい通過前にお声がけしています。
「この先の橋の終わりに、パイプがございます。一段低くなっていますので、お気をつけください」
それから続けて、
「そう言っている私が、油断するとたまに頭をぶつける事がございます」
と、これでつかみはOK、少々の笑いをいただいております(笑)。
実際、船頭が操船するデッキは、お客様より高いので、用心用心、私はたまにぶつけておりますが・・・。
頭上注意。




