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船頭になった経緯

 きっかけは。


これはだいぶ前に別の拙作で書いていたと思いますが、表向きは弊社のベテラン船頭御年八十ン歳の大先輩の舟に乗ったのが、表向きのきっかけになります。

船頭の操る舟がゆっくり川やお堀を進み、船頭の味のあるガイドや歌に、ただ、いいなあと感じていました。

当時、会社で行き詰まりを感じていた私は、たまにちょこちょこと職安に行っておりました。

すると、あったんですね~船頭募集の情報が・・・まさか!・・・へえ、あるんだあと感心し思っていたら、あっという間に募集はなくなっていました。

まあ、人気あるのかなと、それから一年ぐらいですかね、10年以上勤めていましたが、会社を転職することにしました。

でも、奥さんに言われたのは「仕事を見つけてから」の転職が条件でした。

頭に思いついたのが船頭です。

心の中で狙っていましたから。

でも、そんな都合よく募集なんて・・・あった!パソコン端末で船頭を検索すると求人募集されていました。

運命・・・まさにディスティニーを感じた私は、即座に弊社に連絡をとり、会社を退職後、翌月からこの仕事に就職しました。

40代ですからね・・・まあ、思い切ったもんだ・・・。

奥さんは「大丈夫と」と不安顔でした。

どんくさい男ですからね私は(笑)、でも、勝算がない訳ではありません。

何故か、密かな自信を持っていたのです。

それは経験という宝。


一、会社で安全と確認の大切さを学んだ

二、前職で人と接する楽しさを知った及び、読み聞かせも得意(と思っている、笑)

三、バイトで人前に立ち、マイクアナウンスをしている

四、歴史や文化がほんのり好きである(笑)

五、やってみたいという欲求と意欲は本物だと思う


かなり、根拠としては薄いものでしたが、不思議とやれるんじゃないかと確信(過信?)していました。

でも、はじめて竿を刺した時は、早まったかと思いましたけどね~(笑)。


 勝算あり(多分)。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 専業で船頭さんができるところって日本にどれくらいあるんだろう、と思うと「船頭」という職に就けるのっていうのは、なかなか貴重な巡り会わせなのではないかなと思ったりします。 それこそ運命。 最…
[一言] いい宝をお持ちで。 経験は本当に宝です。 運命的な転職ですね。時には、ちょっと過信かなと思えるくらいの自信があったほうがいいですよね。何事も始めるのに歳は関係ない、そんな言葉を思い出しまし…
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