柳川弁
方言はご当地ならではですね。
川下りガイドは基本的に標準語でしています。
今まであまりしてこなかったのは、方言の使い方言い方によっては、お客様に失礼に聞えるかもといったところですね。
とは、言っても自然には方言でてるかもです(笑)。
でも、最近やさしい柳川弁を取り入れて、お客様をお出迎えしようという話になっています。
身近な方言を使うことによって、旅の気分を感じて頂けたり、川下りと言う特別な観光の演出を担ったり、その場が和んだりと良い効果が考えられるからです。
荒っぽく聞こえる方言はナシにして、おもてなしの気持ちで方言を使うということですね。
ですので、
「なんばしょっとか」
・なにしているの
「どぎゃんもこぎゃもなか」
・どうもこうもないです
「くらすっぞ」
・拳で教育的指導を与えます(笑)
なんてのは、抜きです。
なので、
「おいでめせ、柳川川下りへ、今日はゆつらーと楽しんではいよー」
・いらっしゃいませ、柳川川下りへ、今日はゆっくりと楽しんでいってください。
「柳川さん、よー、とおっから、おいでくれめしたのも」
・柳川へよく遠い所からいらしてくださいましたね。
「柳川のうなぎのせいろ蒸し、ばさらかうまかとよ」
・柳川のうなぎのせいろ蒸しは、とても美味しいですよ。
「ほんに、ここは、よかところばい。こげなよかとこ、どけでんなかとよー」
・本当にここは良いところですよ。こんなにいい所は他にはないですよ。
「どっからきたかんもー」
・どちらから来られましたか。
みたいな感じですかね。
一口に柳川弁と言っても、福岡県では博多弁、北九州弁と様々です。
柳川の近くには、ちっご(筑後)弁、佐賀弁etc・・・まぁ、雑多です。
とてもという意味をとっても、ちょっと場所が変わるだけで「ぎゃん」「ばり」「ばさら(か)」「がば」ってあります(笑)。
まあ、響きがいいというか、お客様の思い出、耳に残る優しい方言を、少し織り交ぜていきたいですね。
やさしい方言難しい。