深いっ!からの春の嵐
浅いからの深いっ。
つい先日まで座礁するような浅い川やお堀でしたが、上流から水を引いていただくことで、すげー浅いのは解消されました。
だ・け・ど・・・先日の雨で川とお掘割が一変しました。
ぎゃん、ばり、がば(とても)水位があがったとですよ。
ついこの前、浅いって書いたのに・・・でも、これもお掘割の姿であります。
豹変・・・言うなればツンデレですな(笑)。
朝、通勤途中に川の様子を見ると、一目瞭然でした。
普段なら、見えている木のクイが見えません。
おまけに強風で川が波だち、柳が激しく揺れています。
こりゃまた大変だと、まぁ、なるようにしかないのですが。
で、川下りのトップバッターは私、6名様のお客様を乗せて出発します。
水位が高いとお舟は滑ります。
風に流されつつ、最初の柳川橋へと左折するとさらに強風、二つ川を進む舟は高層マンションの煽り風を受けて、舟は右岸へ流されます。
普段なら岸にある木のクイの列に舟をあてて進むのですが、水位はそれより上・・・風にあおられ舟は岸側へ近づきます。
竿を操り抵抗しようとするも、岸辺へちょっぴり乗り上げちゃいました(汗)。
お客様には、「たまにはこういうこともあります」と苦笑いを浮かべ、乗り上げた舟を動かし、なんとか川からお堀へ、ずっと風の勢いは変らず、水位も橋をくぐるさいは、頭上の余裕はありません。
春の嵐と水位の上昇、やっぱり自然が相手ですので、いろんなことがあります。
操船とお声がけに注意し、かつお客様には船旅を楽しんでいただけるよう心がけます。
でも、こんな日はなにより安全が第一となりますね。
そして春の嵐。




