雨の日
豪雨ですね。
雨の日の川下りってと思われた方いるかな~。
いないよね~(笑)、でも、あるある言いたい~(笑)。
どんこ舟には屋根はありません、なので吹きさらし雨ざらしですね(あるある)。
基本、川下りはよっぽどのことがない限り、運休はありません(今はしょっちゅうお休みありますが、笑)、ちなみに年中無休(今は・・・笑)なんですよ~となりますと。
レインコートを着て頂いています(あるある)。
気候がよくて穏やかな雨の日は、それなりの情緒があります。
冬の寒い雨は・・・寒いです(まんま、笑)。
豪雨または雷雨の時は橋の下に待機、運航が困難な時は川下り途中で中止なんてこともあります。
自然相手ですからね。
特に最近の天候はわかりづらいですから・・・。
線状降水帯ねぇ・・・はぁ。
という訳で、お盆15日のお話です。
この日は3日?だったかな降り続いた強烈な雨をもたらした前線が南に下がって、曇り空となりました。
朝から舟に溜まった水をかきあげます。
およそ50隻近くの舟に、水中ポンプでくみあげます。
くみあげた水は川やお堀にリバースですね。
前日もその前も舟の水あげやっています。
私たちはこの作業を「あかくり」と呼んでいます。
あかくりですが・・・。
会社に着いて、乗船場を見ますと溜息ですよ、ほとんどの舟になみなみと水が入っていて、何隻かはタイタニック(沈没)しています。
幸いだったのは、沖の端の水門(二丁揖斐と呼ばれる)から有明海側にお堀や川の水を流したおかけで水位がさがったこと。
※大雨時、お堀や川の水を抜くことで、水瓶みたいにして雨を溜めます。
浅い水位のおかげで、一旦沈んでいたであろう何隻かの舟もかろうじて水面に見えていました。
長いこと船頭をしている同僚に聞いても、「珍しい」と言っていた、この雨の出来事、なんとか全隻の水を汲みだしましたが、まだ雨の予報は続いています。
何だかなあ。
屋根が無いので舟に水が溜まるのだ。