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そうだ、逃走しよう。  作者: アリス・ホームズ
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私の決意

こんにちは。アリスです!!

今日から、本編スタートです!

よろしくお願いします!

私は、今日もお父様にもらったお菓子を食べていた時、

「たいへんです!これは、大事件です!!」

侍女のマリーが飛び込んできました。


なにがあったのかなぁと考えながら、もぐもぐとしていると、

「お嬢様、もぐもぐしている場合では、ないんですよ!」

と言うので、話を聞くと

あの、王弟殿下に運命の番ができたというではないか。

でも、この三段腹ならぬ、六段腹の私には関係ないだろうと思っていると、

「なんと、今回の番の方の模様は胸のあたりにアマリリスの模様があるそうですよ!」

といわれ、思わず飲んでいた紅茶をふいてしまった。


「それ、嘘だよね?」と不安になりながら聞くと

「嘘なわけないでしょう!」とマリーにつっこまれてしまい、

「はあ~」とため息がもれた。


そう、何を隠そうと最近、私の胸のあたりにアマリリスの模様ができてしまったのだ。

これで確定した。私は、王弟殿下の運命の番らしい。


王弟殿下は、この国の最高魔導士として我が国最強なのだ。

そして、社交界では夜の貴公子として有名である。

夜の貴公子の名前の由来は、黒髪黒目(魔力が高い人に多い)の美青年だからだ。

無表情のため、氷の貴公子ともいわれている。


しかし、それに対して私は六段腹の、銀髪にアイスブルーの目なのだ。

太ってからは、社交界に出るのが嫌で、出ていないため、

幻の姫といわれているのだ。(マリーの話による)


しかし、私は決めた。

どうせ、王弟殿下の隣に立つことになるのなら、

王弟殿下の隣に立つことができるような、すばらしい人間になろう。

みんなが思わず振り返るような、絶世の美女になろうと。


そのためには、まずこの六段腹をどうにかするために、ダイエットする必要がある。


その日から、私の猛ダイエットが始まった。



読んでくださり、ありがとうございました!

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