ジムが休みでも公共のジムに……
職場でもジムでも言われることの1つに
「何で毎日通ってるの?」
があります。これが仕事場のことでありましたら
「辞める手続きが面倒くさいので。」
と答えるのでありますし、
(休みの日は確保されております。)
一方、ジムに関しましては
「これをやらないと体が動かなくなるので。」
と答えることにしています。前の仕事。6年半ほど勤めた職場は年間の内330日が出勤日で残りの35から36日は電話が鳴れば仕事。拘束時間は時期にもよりますが100日以上が朝4時から夜の11時過ぎまで。残業手当無し。賞与無し。基本給と初任給は同じ。役職手当は年金を減らす形で……。結果、身体が動かなくなると言う体験をし、その職場を逐われることになりました。
で。今の職場に拾われまして15年使って頂いております。ただ後遺症と言うモノは残っておりまして、
(仕事場から救急車で……)
と言うことも経験しています。そんな体験をする中、辿り着いたのがトレーニングジム。そこで言われていることの1つに
(あの人いつも同じことをやってるけど……。)
耳の中には否応なく他人の声が飛び込んで来ますので、
(10回×3セットの中で出来る負荷やったらとっとと帰って寝よう。)
(やってることは引き籠りと変わらないな……。)
なのでありますが、その通っているジムが休みの日になりますと私は公共のジムに足を運ぶことにしています。何故か
それをしないと仕事場で身体が動かなくなってしまうから。身体が動かなくなることを防ぐためのリハビリの中で最も楽に効率的でかつ効果があるのがジムでのトレーニングだから。そのリハビリをやって初めてほかのリハビリをすることが出来るようになるから。そして次の日。職場に辿り着くことが出来、仕事をすることが出来るから。
仕事を始めてから人生で
「楽しい」
なんて思ったことは一度もありません。私にとってジムでトレーニングをするのは生きていくために必要なノルマです。そのノルマをこなした褒美として
(休みの日ぐらい頭を悪いことを……。)
その頭の悪いことをやるのにもジムでのトレーニングは必要なことでありますし、仕事をする上での持久力。心肺機能を上手に使うために活用しているのが筋トレの効果を高めるのにも効果的な有酸素運動。その中でも心拍数を上げるのが簡単なランニングマシン。
……とやっていく内に
(……大会に出るようになってしまったんですよね……。)
さわりとしまして2016年の風景を描きますと、その日は通っているジムは休み。と言うことで、三河湾沿いにある公共の施設に向かいましたところ
(大渋滞……。)
最初、バスケの試合でもあるのかな?にしても試合開始までには時間があるぞ……。と遠くを見やりますと
(あぁ今日マラソン大会なんだ……。)
と言うことは
(スタートゴール地点となるトレーニング施設周辺は使えないんだな……。)
と言うことは
(今日、そこのジムも休みだ……。)
とUターンし、バイパスに乗り、10時オープンの別の公共のジムにクルマを走らせる私でありました。
……と言うことで2016年大会の私の成績は
「不参加」
でありました。