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シロツメグサと花の冠

作者: 東雲 仁

白い白い

わたしの願いを込めて

一つ一つ折り込んでいく

あなたに届くように


赤い赤い

顔\が火照ってしまう

一つ一つ祈り込んでいく

ちゃんと届くといいな


広い広い

原っぱでわたしは待ってる

一つ一つ祈りを込めて

あなたに想いを届けます


シロツメグサに囲まれて

今この時だけのお姫様

白馬なんていらない

赤い毒林檎もいらない

広いお城もいらない


この王冠だけでいい


それとあなたに告げる言葉


それだけあれば充分


さあ行こう


パーティーの始まり始まり


王冠が枯れるまでの間は

わたしはお姫様




読んで頂きありがとうございました!


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― 新着の感想 ―
[一言] お久しぶりです! 読ませていただきました。 とても、素敵なストーリーだと感じました。 花の冠を作って、それが枯れるまでの間は 自分は、お姫様という表現にとても感動しました。 私も見習わないと…
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