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苦手な方はご注意ください。

死と彼を想う瀬戸際で

作者:彼方夢
【連載再開します!】


 聖書の創成期にはこう記されていた。
 神は自分にかたどって人を創造された、
 私――香は、聖書を読みながら、どうして神が人を創造するに至ったのかを想像した。聖書には地を這う動物全てを、支配させる存在を作りたかったとあるが、果たしてそのような存在が必要だったのか。だが、いくら考えても、馬鹿な私にはわからない。
 ページをめくる。蛇が女をたぶらかし、禁忌の知恵の実を食べるところ。その後、知恵が産まれた女と男は、自身が裸であることを恥じた。
 そして、神が知恵の実を食べたことを見破り、女と男は楽園から追放。蛇を忌み嫌われる存在へと変化させた。
 女はイブ、男はアダムとして地上での生活が始まった。これが始祖の人類の始まり。
 まだ何百ページもある聖書を閉じて、また考える。
 人はいつから、感情を感じるようになったのだろう。
 良い感情も、悪い感情も。アダムとイブが楽園で暮らしていた時には、もしかしたらそのような感覚はなかったかもしれない。だとすれば、感情が産まれたのはきっと知恵の実を食べた時か。
 なら、知恵が身に付いたことで、人が“絶望”を感じるようになった。それが原因で人が死を時に願い、自死を行動する人が初世紀から右肩上がりに増えていった。それは悲観する事実なのだろう。
 もしも人に知恵がなかったら、きっと天国の生活を過ごしていたと思う。
 知恵の代償としては、重すぎる話だった。



第一章 自殺を止められて、夢を授けられた。
音楽の力
2025/08/04 13:00
関東最強の男の過去
2025/08/04 18:00
決意。
2025/08/06 08:00
出会いと別れ
2025/08/06 13:00
第二章 辛すぎる社会に、少年は溶け込もうとする。
しんどい仕事。
2025/08/07 18:00
戦争をしてやると脅されて
2025/08/08 08:00
作戦の矛盾
2025/08/08 13:00
ホスト店への襲撃
2025/08/08 18:00
過去の抗争
2025/08/09 08:00
タトュー
2025/08/09 13:00
ごたごた
2025/08/09 18:00
池袋事務所
2025/08/10 08:00
百合の花
2025/08/10 13:00
座布団を移す
2025/08/10 18:00
キャバクラ
2025/08/11 08:00
暗殺の依頼
2025/08/11 13:00
殺害
2025/08/11 18:00
回想 穢れた少女の過去
アゲハ
2025/08/12 08:00
夏木が健二に惚れたわけ
2025/08/12 13:00
賢者の贈り物
2025/08/12 18:00
少年犯罪
2025/08/13 08:00
京都
2025/08/13 13:00
虐めを自分がする側に
2025/08/13 18:00
第三章 歌手を目指して。
歌手への道
2025/08/14 08:00
歌手デビューへ目指して
2025/08/14 18:00
結婚?
2025/08/15 08:00
LGBT
2025/08/15 13:00
絶望の少女が希望を抱く
2025/08/15 18:00
最終話
2025/08/15 19:00
第二部
歌手と世界の瀬戸際で
2025/08/19 05:32
2025/08/22 16:06
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