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キャラクリはその後を左右する

チート!!!チート!!!

よし、少しだけ整理しよう。まず、後半の情報が割と衝撃で聞き流しかけてたが、なんだっけ?称号がもらえた?称号ってなんだよ。あ、聞けばいいか。


「なぁ、質問いいか?」


『なんでしょう?』


「称号ってなんだ?前情報ではそんなもの聞いたことないんだけど。」


『そうですね…説明するのもいいのですが、まずは{ステータス}と、念じてください。』


「お約束のやつだな。んじゃ、{ステータス}!!」


すると、俺の目の前に元からそこにあったかのようにホログラムが浮かび上がった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名称:未設定

種族:未設定

職業:未設定

称号:《運命に愛されしもの》

HP:100

MP:100

SP(スキルポイント):100

GP(グロウポイント):100

STR():10

MGI(魔力):10

DEF(防御力):10

MIN(精神力):10

SPD(素早さ):10

LUK():100

スキル:未設定

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「よし、LUKもちゃんとあるな。」


『そこを最初に確認するんですか…」


「俺の体の半分は運でできていると言っても過言ではないからな。」


『概念で体を構築している人は初めて見ましたよ。一応聞いておきますが、もう半分は?』


「エナドリ」


『本当に人間かどうか疑わしくなってきましたが?それはともかく、各項目について説明をしていきましょうか。』


「よろしく。」


『まずは、名称を決定しましょう。他の冒険者と同じ名前は使用することができません。』


「んー、それじゃあせっかくのファンタジーだし、それっぽい名前で…[ラックブレイド]でたのむ。」


『データベース検索中…一致名称なし。名称を[ラックブレイド]として登録します。次に種族と職業を設定しましょう。』


「うおっ、種族めっちゃあるじゃん!でも、あー…」


『どうかなさいましたか?』


「ランダムとかないの?」


すると突然ファンファーレが鳴り響くとともに目の前にログが流れた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜ワールドアナウンス〜

世界で初めて隠されたもの(ハイド・オブジェクト)に気づいた旅人が現れました。隠されたものを見つけた旅人には、初発見の特典が様々な形でもたらされます。しかし、ほとんどがノーヒントの物なので見つけられるかどうかは運次第になるでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「え?これって…」


『おめでとうございます。初めてランダム要素を発見したラックブレイド様には称号《約束された(コンフィルム)不確定(ランダム)》が付与されます。また、<隠されたもの>の存在を初めて見つけた報酬として、ユニークスキル《隠し隠され(ハイドアンドシーク)》が獲得されました。ちょうどいいので気になっていたであろう最初の称号と合わせてご説明いたします。ステータス欄の称号・スキルをタップすれば詳しい内容を見ることができます。』

俺は言われた通りにステータスを押した。


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《運命に愛されしもの》

運命とは神により確定する事柄であり、誰であろうとその決定を覆すことはできない。

LUKが10倍になる

レアドロップの確率上昇[極大]

特殊なイベントに遭遇しやすくなる

特殊なモンスターに遭遇しやすくなる

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《約束された不確定》

その運任せは時に最良以上の結果を生み出す。

ランダム要素が絡む時に限り、自分で選択した時の最良の結果よりも良い結果が出ることがある

レベルアップ時に貰えるGPが2倍になるが、LUK以外の項目に振り分ける時通常の2倍のポイントが必要になる

不確定な事象を観測できる可能性が高くなる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《隠し隠され》

自分が何かを隠したり隠れたりするとき隠蔽度に補正[極大]

隠れた何かを探す時観察力に補正[極大]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「チート?」










『仕様です。』

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