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夜を讃えよ。深さにおいて比類なき者、
闇の御名に懸けて。しかして、かかる千もの
朝が、ひとつひとつ異なる言葉を持って、
隙間で祈る者を照らす。不安を折って。
そのようにして、目覚めとパンは浄化を受ける。
庭を生きよと、多くの鳥が水気に溶ける。
ユリは香り、光の在り処を助けるだろう。
白い花弁、だがその姿は思考となろう。
闇は光に打ち勝たないが、瞑る意識は
夜から始まる。どこにも見えぬ命の匂い、
跳ねる虫らの行為を全て、私は背負い、
月の満ちるを見つめて座る。それら景色は
影の所有だ。光はいつも、後から生まれる。
常に預言が先立ち、彼は、言葉に召される。
――――解題――――
この詩は、ある意味においてオマージュと言える。「夜」はノヴァーリスからであり、「光」はヨハネ福音書からである。そのふたつを同時にひとつの詩として描こうとした試み。




