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序
よってらっしゃい見てらっしゃい。今から始まるのは二人の獣のお話。
昔々あるところに狐の少女と狼の少年がいた。二人が住み暮らしたのは『江戸』。といっても、私たちの知る江戸とは違う歴史の中にある『江戸』
寂しがり屋で怖がりな、虎の衣を借る狐。
自分勝手でひねくれ者の一匹狼。
いつまでも平行線で、相容れることなく陽炎のようにただよう二人の正義。
果てに待つのは、希望か絶望か、はたまた無情か。さあさあとくとご覧あれ。
東西東西――。
よってらっしゃい見てらっしゃい。今から始まるのは二人の獣のお話。
昔々あるところに狐の少女と狼の少年がいた。二人が住み暮らしたのは『江戸』。といっても、私たちの知る江戸とは違う歴史の中にある『江戸』
寂しがり屋で怖がりな、虎の衣を借る狐。
自分勝手でひねくれ者の一匹狼。
いつまでも平行線で、相容れることなく陽炎のようにただよう二人の正義。
果てに待つのは、希望か絶望か、はたまた無情か。さあさあとくとご覧あれ。
東西東西――。
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