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チャレンジ2回目


 「無理だって!」


 人通りのある廊下で僕は絶叫した。

 みんなが振り返って何事かとこちらを見るが、気にしていられない。

 だって、このままじゃ僕は死んでしまう。


 「いきなりどうしたんだ」


 前と同じく秋彦との会話中に戻ってきたようだ。

 大声を上げた僕を見て、秋彦は目をパチクリさせている。


 秋彦、ずっと昔から僕と一緒の親友。

 もし、このまま告白が成功しなかった場合、秋彦と今生の別れをすることになる。そう思うと、告白が失敗した時以上の悲しみが胸に来る。


「あきひこーーー」

たまらず僕は秋彦に飛びついた。


「ああ、厚くて硬い胸板ですらサヨナラになると思うと、名残惜しくなる。不思議!」

「こら、人が見ているだろ」


秋彦の男臭が僕を急速冷凍する。確かに冷静になると、いくら命が潰えそうでも男と抱き合う趣味はない。


「うぉぇ~」

「突然抱きついて、勝手に気持ち悪くなるなよ。挙動不審にも限度があるだろ」

「まったく」とため息をつきながら秋彦はたたずまいを直す。

 いけない。悲しみに呑まれて錯乱を続けては本当に秋彦たちと別れることになってしまう。




 「ちょっと~廊下でなに騒いでんの」


 廊下の向こうから沙里が歩いてくる。手にどこかで見た紙束を抱えて。

 沙里。天然パーマを隠すためにカールにしたが、いまいち似合っていない沙里。その健気な頑張りすら見られなくなるかもしれない。そう思うと、告白が失敗した時以上の悲しみが胸に来る。と、いうことで。



 「さりーーーっ」

「きゃー!なにしてんの、この痴漢!」

「ああ、よく刈り取った芝生のような胸と寸胴な体格でさえサヨナラになると思うと名残惜しくなる、不思議!」

「10秒あげる。遺言でも墓に刻む言葉でも好きなものを残しなさい。あんたの最期は、あたしの拳で飾ってあげる」

「おいやめろよ、2人とも。先生が睨んでいるぞ」



 そんなこんなでHRになった。

 沙里の機嫌はリーマンショック直後の経済のように下がり、クラスメートの誰もが場の空気を敏感に感じ取り私語1つ口にしなかった。



「役決めるわ。あたしの今日のラッキーナンバーは5なの。だから5列目のそこの男子、主役ね。ヒロインはその隣でいいや。あと……」


 とんでもなくアバウトに役が決まってしまった。ごめん、みんな。



 沙里の恐怖HRが穏便に過ぎるのを願いながら、僕の頭は松原さんの告白の事を考えていた。

 真っ向勝負で勝てないことは分かった。策を練るしかない。では、策はどんな物が良いだろう。


 方向性としては2パターンある。

 僕の評価を上げるものと、松原さんの好きな人の評価を下げるものとだ。

 だが、後者は好きな人が分からないので使えない。松原さん本人に「あなたの好きな人は誰ですか?」と聞いても答えてくれるはずがないし。

 沙里あたりなら知っているかもしれないが、今の彼女に触るのは腹を空かせたライオンを触ることと同じだ。命の危機に瀕することは火を見るより明らか。

 よって前者である僕の評価を上げる策を取ることにしよう。そうだな、使い古された手ではあるが、アレをやってみるか。




 放課後。

 僕はすぐに屋上に向かわず、秋彦を校舎裏に呼び出した。


「どうしたんだよ。その……松原さんに告白するんじゃなかったのか」

秋彦はなぜかそわそわしている。しかし、今は気にしている暇はない。


 「秋彦、お前に聞きたいことがある」

「改まってどうした」

「お前、松原さんのことが好きか?」


単刀直入に聞いた。この返答次第で作戦はご破算となる。だけど、僕には自信があった。秋彦ならきっと僕の希望通りの返答をしてくれるはず。


 「いや、俺には別に好きな人がいるから」


へえ。松原さんに気がないのは何となく分かっていたが、秋彦にも好きな人がいたとは気付かなかった。意外だ。

 人気はあるものの浮いた噂の1つもない秋彦なのに。でも、考えてみれば秋彦だって思春期。気になる相手がいて当然かもしれないな。


「なんでそんな事を尋ねるんだ?」

もっともな質問である。


 僕は勢い良く地面に両膝を付けて、頭を垂らした。土下座だ。


「なにやって「秋彦!」

秋彦の言葉を遮って僕は告げる。


「卑怯な頼みとは分かっている。お前がそういう事を嫌っているのも承知の上だ。それでも、それでも僕にはもうこれしかないんだ。一生のお願いだ。頼む、聞いてくれ!」





 屋上の真ん中に松原さんが佇んでいる。秋彦に作戦の協力を頼んでいるうちに、先に着いたようだ。

 屋上に続く階段。僕と秋彦はこっそり屋上に面した扉を少し開き、その隙間から松原さんを覗き見ている。


「作戦は言った通りに」

「分かった。演技は得意じゃないから期待するなよ」秋彦はドアを大きく開けて屋上へと足を踏み入れる。


「謝礼は弾むさ。僕が生き残ったらね」

秋彦の背中に僕は小さく言葉を投げた。




 「あれっ、松原じゃん」

「えっ、遠野君?」


ドアの隙間から様子を伺う。松原さんの驚きが遠目からでも分かる。

 僕からの手紙で来てみれば、秋彦が登場した。それも驚きの1つだけど、もう1つ原因がある。

 秋彦は女子に対してはとても紳士的だ。馴れ馴れしく話すことなど、昔なじみの沙里以外じゃありえない。ましてや深窓の令嬢である松原さんに向かって「松原」などと呼び捨てする奴じゃないのだ。この違和感が彼女を驚かせたのだろう。


 「なんだ。暇しているのか、ちょっと付き合えよ」


自分で頼んだものの、なんというベタな台詞だろう。ナンパでいきなり「付き合えよ」と言うのは最悪の手だとナンパ指南サイトの人が言っていた。

 まずは「あの……ちょっといいですか」と下手に出る立ち話で警戒心を解くのが先決、最初から本丸を狙っては相手が貝のように硬くなってしまうのだ。


 案の定、松原さんは嫌々断わ

「ええ!私でよろしければ喜んで」


おいちょっと待て。




 高圧的な秋彦のナンパ → 嫌がる松原さん → 颯爽と駆けつける僕 → 秋彦撃破 → 強い僕に松原さんメロメロ。


 という古典的な手法を取り入れた作戦だったのに、早くも頓挫してしまいそうだ。


 「ほ、本当に良いのか?」

秋彦が困っている。

 先ほどのナンパな態度は胡散霧消し、台本から外れた松原さんの反応にあたふたしている。


「はい。どこに行きましょうか?」

「あ、あ……えと」


なんだこの展開は。なんだあのノリノリな松原さんの反応は。俺の告白を一刀のもとに切り伏せた松原さんは、どこへ行ってしまったんだ。


 松原さんの顔が赤くなっている。夕日のせいだと思えないほど。


 ま、まさかそういう事なのか。松原さんの好きな人って……秋彦だったのか!


 どうする?こちらを振り向いた秋彦の顔はそう言っている。

 どうしよう?そう伝わる顔で僕は応えた。

 

 待てよ。冷静に考えれば、これはチャンスではないのか。

 作戦の方向性として考えていたもう1つのパターンが使えるぞ。すなわち『松原さんの好きな人の評価を落とす』。これが炸裂する最高のシチュエーションじゃないか。



 秋彦「お前の事なんてどうも思ってないよ」 → 松原さん失恋ショック、秋彦への思いはガタ落ち → 僕登場 → 打ちひしがる松原さんを優しくケア → フォーリンラヴ!



 これだ。

 松原さんにしても自分に気のない秋彦を思い続けるのは酷だ。僕が彼女とくっ付くことが誰にとってもハッピーで、すなわち地球平和に繋がるのだ。

 

僕は松原さんに気付かれないよう秋彦を手招きする。

「悪い、少し待っていてくれ」

秋彦が戻ってくる。



「困ったことになった」


秋彦が本当に参った顔をしている。松原さんに好意を寄せられているのになんて贅沢な奴なんだ。僕は親友に対して心から嫉妬の念を抱いた。


「秋彦、どうやら松原さんは君のことが……その、気に入っているみたいだ」

好きみたいだ、と言わないのは僕のプライドである。言葉にして認めたくないんだ。


「やっぱりそうなのか……俺、松原さんと付き合うなんて嫌だ」

「だったらフレ」


 フレ。 松原さんの中から秋彦という膿を取り除くため、容赦なく僅かな希望すら残さずフレ。

 そうすれば、松原さんは僕との恋の道を躊躇いなく歩き出せるはずだ。


「きつい注文だな」

「よく考えるんだ、秋彦くん。君にも好きな人がいるんだろ。もし、その好きな人が実はまったく君に関心がなくて……でも、君はそれを知らずにずっと思い続ける……それってとても辛いことだろ。そんな悲しい事実なら早く清算して、新しい恋を見つけた方がきっと幸せさ」

「お前……すげー残酷な事言うんだな」


 あれ、秋彦の目が潤んでいるみたいだ。僕はそんなに酷い事を口にしたのだろうか。



「行ってくる」


 目頭を一度腕で拭って、秋彦はまた屋上へと消えていった。

 僕は屋上の扉を少し開けて、松原さんの恋の顛末を見るか迷った。


 いや、止めておこう。松原さんがフラれるシーンを見て、「よっしゃ」と思うのは人間として終わっている気がする。ここは、親友に任せよう。






 やがて扉が開き、秋彦が姿を見せた。


「終わった。後は好きにしろよ」

「ありがとう。本当に」


階段を下りていく秋彦の姿はとても憔悴している。自分への好意を断るのは、僕が思うよりも精神に来るのかもしれない。

 ごめんな秋彦。告白がうまくいったら飯おごるよ。




 秋彦と示し合わせていたと勘繰られるのもいけないので、少し時間を置いて僕は屋上へと踏み入った。



 松原さんが泣いていた。

 声を押し殺して泣いていた。

 両手で顔を覆っているが、手の間から光る雫が夕日で光って見える。


 予想していた光景だが、罪悪感がとめどなく胸中に溢れる。


 「松原さん」

労わるように声をかける。


 「遅れてごめん。聞いて欲しいことがあるんだ」

松原さんは一瞬、涙に濡れた目で僕を見た。けれど、すぐ後ろを向いて表情を見せないようにした。



 僕は涙の理由を問わずに愛の言葉を吐く。

 松原さんはただ泣き続けている。聞いてくれているのだろうか……


 なんだか方法を間違えた気がしてきた。

 失恋の人をケアして恋仲になるにしても、涙が乾かない失恋直後というのはタイミングとして危険な気がする。


 僕が松原さんにフラれて屋上で失意のどん底にいた時。特に親しくもない相手から告白されたらどう思うだろう。

 好きになって付き合う……いや無理だろう。

 なんだこいつ、悲しみに浸る時間を邪魔するんじゃない、と敵意を剥き出しにするかもしれない。

 松原さんが自暴自棄になって僕と付き合う、そんな両者にとっても幸せじゃない結末しか自分の命を繋ぎとめられないことに、僕は軽く絶望した。

 



 かくして僕の告白は終わった。

 松原さんからの回答はない。

 もうすぐ17時だ。こりゃ無理かな。半ば諦めかけた時、ついに松原さんがこちらを振り向いた。

 


 「どうして……」

「えっ?」

「どうしてあなたなんですか?」


 どう意味だろう。告白はイエスかノーで答えるものじゃないの。


「私、理解できません」

理解できないって……僕が松原さんに告白することがどうして理解の範疇外なんだろうか。

「それにどうしてあなたが私に告白しているのですか。私を馬鹿にして、そんなに楽しいのですか!」


 大人しそうな松原さんが激昂している、初めて目の当たりにする姿に僕は……あ、こういう表情もまたグッとくるな。とか思いながら、同時になぜ彼女が怒っているのか分からず困惑するという器用な感想を抱いた。


「帰ってください。いえ、私が出て行きます。もう話しかけないでください」


バーン!


 大きな音を聞いた気がした。

 きっと僕の胸が張り裂けた音だろう。医者もさじを投げる重症だ。

 過去2回を遥かに越える大失恋。松原さんは明らかな敵意を僕に持っていた。

 なぜだ……僕は泣くことも忘れて、崩れ落ちた。





 松原さんがいなくなった屋上。


 僕は17時になるのを待ち焦がれていた。

 もうこんな世界嫌だ。この胸の痛みは、松原さんの思いを踏みにじり、親友の秋彦を自分の欲望のために利用した罰なんだ。2人に合わせる顔がない。

 リセットしよう。次からは絶対にこんな方法は使わない。

 今度は……今度は……今度は、どうすれば良いんだろう。

 正攻法で松原さんの気持ちを変えるなんて不可能だ。秋彦と僕、松原さんの天秤が傾くとしたら絶対に秋彦だ。僕がどうこうしようと1時間で、いや1年かけても傾きを変えることは出来ない。秋彦の良さを誰よりも、松原さんよりも知っている僕が言うんだから間違いない。



 もっと……何か……まったく別の方法を考えなければならない。

 僕の評価を上げるとか、秋彦の評価を下げるとか、そんな次元でない解決法を。



 思考はそこまでだった。



 とてつもない衝撃を受け、屋上の端まで吹っ飛ばされる。未経験の高圧で高速で大量の水が僕を襲ったのだ。

 何も考えられない。ただ、大量の水で埋まる視界の端に、穴の空いた貯水タンクを見た気がした。


 とうとう僕はフェンスの所まで流された。

 

 ああ、今回はそういう死に方か。

 僕の背にあるフェンスが傾く。最初の死の要因になった壊れたフェンスだ。

 背もたれを失った僕は、水に押し出され空中を舞った。

 

 今度はあの古い映像は思い浮かべなかった。ただ、秋彦の物憂げな顔と松原さんの怒りと悲しみが混ざり合った表情が、頭をよぎった。





そのまま、僕は地面に叩きつけられ……高校生という若い身でこの世を去った。






 「苦戦していますね」

おなじみの柳田さんだ。

「条件が厳し過ぎるんですよ。恋にはもっと時間が必要なんです」


 死ぬ事に慣れた僕は、ショックを受けることもなくすぐに柳田さんとの会話に移行できるようになってきた。


「おやおや、1時間も与えているのに情けない物言いです」

「1時間しか、じゃないですか。そんな短い時間でどうしろと」

「焦ってまた親友や意中の人を傷つけたくないから、もっと時間が欲しいのですか」

「み、見てたの!」


 一連の醜態を観察されていた……こんなに屈辱で恥ずかしいことはない。


「もちろん。あなたの奮闘ぶりは、あの世からちゃんと見守っていますよ、ふふふ。生き返りゲームは今までに何度か行ったことがありますが、あなたほど見ているだけでおもしろ愉快な人はいません。やはり私の目に狂いはなかった」


 この人、絶対に友だちになりたくないタイプだ。

 人の不幸を心から喜んでいます、そんな性格がにじみ出る笑みを浮かべている。


「そう怒らないで。これでも水先案内協会の良心と言われる私です。あなたが成功すると計算して、このようなルールを設けたんですよ」


 ウソ吐け。良心を母親の子宮に置き忘れたような人のくせに。

 ちゃんと計算して作ったルールなら柳田さんは小学校の算数からやり直すべきだ。


「柳田さんを優しいとは、とても思えませんよ。そのルールだって最初から説明してくれていたら、貴重なチャンスを1つ消費せず済んだのに」

「やってみた方が分かる」とチュートリアルを省略されたチャレンジ1回目は右も左も分からず何の対策も立てられなかった。そのせいで4回あったチャンス回数を浪費する結果になった。


「確かにルールを始めに知らせた方があなたにとっては有利だったと思います。しかし、しかしですね……」

「もしかして……なにか深い理由が?」


「そんなことをすれば……してしまえば……」

柳田さんは溜めに溜めて言った。


 「あれ、僕は死んだはずなのに。あれは夢だったのかな……と、オロオロするあなたが見られません。観客としては貴重な笑いどころを失ってしまいます」

「うごおおおおおおおおっ!」

暴力反対主義の僕だが、ここまで自分の命を弄ばれて黙っていられるわけがない。

 柳田さんへの憎悪を拳に込めて放つ。


「おやおや」


だが、柳田さんは目前まで迫ったそれを片手で軽く受け止めた。

 くぅ、手を離そうとするが、柳田さんに握られてまったく動かせない。涼しい顔でなんて力だ。


「やめてくださいよ。あの世の人だってみんな痛覚を持っているんですよ。そうしないと地獄の意味がありませんし」

柳田さんは水先案内人よりも地獄の針の山や灼熱沼の監視員をしていた方が似合うと思う。


「あなたが怒るのも分かります。そうですね、罪滅ぼしに生き返るためのヒントを与えましょう」

柳田さんが僕の手を解放する。また殴りにかかろうと思うが、ヒントという言葉が気になるのでとりあえず拳を収める。


「ヒントは、生き返る条件が『告白を成功させる』であることです」

「えっ?そんな事分かりきったことじゃないですか」

その成功条件に向かって奮闘し敗れ、僕は今ここにいるんだ。

「ふふふ」


また気持ち悪い笑いだ。迷路の中の僕を外から眺めて楽しんでいるようだ。


「このヒントの意味に気付かなければ、私は水先案内人としての仕事を全うするだけです」


 僕は汗ばんだ手の平を見た。『2』が刻まれている。ゲームセットは近い。

 考えなければ……ヒントの意味、もしかしたらそれが『僕の評価を上げるとか、秋彦の評価を下げるとか、そんな次元でない解決法』に繋がるのかもしれない。


 「では、そろそろ。次のチャレンジに参りましょう」

柳田さんがデコピンの体制になる。

「もう少し考える時間が欲しいんですけど」

「あげません」


 現世に戻ったら時間との勝負だ、対策を練って行きたい。と、思って言った申し出をSな柳田さんが許すはずもなかった。


「せめてデコピン以外の方法はないんですか。あれを毎回くらうのは……」

「他にも方法はありますよ」

「じゃあ、それを」

「拒否します。これが私のストレス解消に最適ですから」



 このサド!と、叫ぶ前に僕はデコピンを受けて……




 また、生き返るための奮闘を始めた。


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