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【完結】悪役令嬢のカウンセラー  作者: みねバイヤーン(石投げ令嬢ピッコマでタテヨミコミック配信中)


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31.ヨハンナ様

 ようこそいらっしゃいませ、ヨハンナ様。わたくしがエリザベートですわ。


 まぁ、スルメとサキイカとチーズおかきと黒糖焼酎の水割りですか? 飲む気満々やん。


 ええっ、えええええええーーーーー

 魔法のない世界に転生しちゃったーーーー?

 転生する意味ーーーーーー



 失礼いたしました。……不憫です、ヨハンナ様。

 それは無念ですわね、えぇ、ガッカリでしょうとも……。



 ええ、はい。もちろんですとも。魔法はロマンですもの、使いたいに決まっておりますわ。自明の理ですわ。



 ええ、えぇ、そうですわ、おっしゃる通りですわ。わたくしも前世でやりましたわ。スプーン曲げにテレパシー、ハンドパワーがあると確信して何度も練習いたしましたわ。姉に見つかって心底バカにされましたわ。飛べるんじゃないかと、何度も塀から飛び降りましたわ。そうですわ、我々、生涯現役厨二病の仲間ですわ。シンパシーですわ。



 それで、本当に魔法がありませんの? ……文献を読み漁っても出てこないのですね……。それで、どのような世界観ですの? えぇ、イケメンはいると。いっぱいいる、ほぼ全員が美男美女と、ふむふむ。王と貴族がいて、教会もある。騎士もいるし聖女もいると。



 え? 聖女もいらっしゃるの? それで、癒しの魔法が使えたりなどは……しないのですね。ええっと、それでは何をもって聖女と呼ばれるのかしら? ふんふん、なるほど。敬虔たる信者で、高貴な家柄で、純潔であると。建前をとっぱらうと、お金持ちのキレイな子と……なるほど。



 ははぁ、魔物はいないのですね……。ダンジョンもない……。冒険者ギルドもない……。


 くっ、それでは一体どういうテーマですの? まぁ、イケメンたちとイチャラブ……。


 遺憾ですわね。えぇ、遺憾の意ですわーーーー。いえ、イチャラブが悪いわけではありませんけどねぇ。でもやっぱりねぇ、それだけでは物足りないですもの……。

 


 困りましたわ、お手上げですわ。どうでしょう? 各国を旅行しながら魔法を探してみるというのは? 旅先でグルメを満喫できますし、冒険ができますわよ。



 もしくはそうですねぇ。例えば、召喚しちゃいますか? えぇ、勇者とか、聖女とか、魔王とか……。えぇ、まぁ、はい、召喚の魔法陣ならお見せできますわ……。そもそも魔力のない世界で魔法陣が起動するかどうか……。



 えぇ、はい、なるほど。各国を旅しながら、魔法や魔力を探して、パワースポット的な場所でこっそり魔法陣描いてみるのですわね……。あの、召喚したら勇者に怒られるかもしれませんわよ……。え? ああ、ほほほ、そうね、ヨハンナ様美人だから大丈夫ですわね。ほほほ、聖女は召喚なさらないでくださいませね。





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