表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほのぼのお仕事  作者: まひろ
7/35

登山だウェーイ!

本日4話目……さすがに本日ラストです。

勢いだけで描いてるこんな拙い文でも楽しんでいただけたのなら幸いです。

 とりあえず今からやる事は『マッシュ山』に登って発生源の調査したいようですよ。

 働き者ですねフィさん、でもあなた王都にお仕事あったんじゃないですか?……まぁ忘れてるようなので言いませんが、私の生活基盤を確立させるまではフィさんに手伝わせましょう。それまで王都の事は忘れていてくださいね。

 さて、今の私の状態ですが、飢えと脱水症状から回復し、一先ず『黒』……じゃないですね『魔力過剰蓄積症状』でしたっけ?が、回復したのでフィさんを『マッシュ山』に案内しつつ今晩のご飯確保に乗り出しています。まさか7歳の身空で天涯孤独になり自給自足を強いられる事になるとは思いませんでした。

 え、フィさんは止めなかったのかって?当然病み上がりなので止められましたが、フィさんがいなくなったら私一人で何でもやらなくちゃいけないんですよ、今のうちに一人で生きていけるノウハウ手に入れないと不味いと思ったんですよ。なので、押し切って無理矢理ついて来ました♪

 それに今私、精神的には男の子なので、アウトドアも楽しいんですよ。ついでにフィさんなんでかサバイバル技術無駄に高いので使える技術は盗んでいこうと思いますよ。

 まぁ、それでも今の私に出来ると事はフィさんを案内する位ですが……家にあった弓とかナイフとか斧とか持っていこうとしたらフィさんに取り上げられました……ガッデム!



◇◆



 私は思う、何度でも思う。

 アリス……君は本当に七歳児の女の子なのか!?

 とりあえずアリスにするべき説明は終わったと思ったら色々突込みが来るし、その後夕食確保と発生源調査に向かおうとするのなら、ベットからいつの間にか消えていて見つけたら迷彩服着て弓や斧、ナイフを装備して待ち構えているし……本当は連れて行きたくなかったのによく分からない話術で私言いくるめられるし……川で休憩する事になったら釣りを始めるし……アリス、君は何者なんだい?

 行動は若干おかしなところはあっても子供には違いないんだろうが……本当に女の子なの?……いや、女の子には変わりはないのだろう……つまり、最近の子供は分からん!こう思うのは私が歳をとったせいなのだろうか?

 ともかくだ、安全第一に今日中に目的地に行こう……たとえアリスが疲れてしまったとしても今日中に調べられるなら調べたほうがいいのだ。



◆◇



 むぅ、私のやる事を全てフィさんに止められてしまう……確かに危なっかしいとは自分でも思うのですがそこまで過保護にするものなんですかね?

 まぁ、道具も全部取り上げられちゃいましたし、大人しくしていましょう、病み上がりの所為か、はしゃぎすぎた所為か、若干疲れちゃったんですよね。

 そうしているとすぐに声がかけられました。


「どうした、疲れてしまったか?」

 わーお……すぐ気づくんですか、よく見てらっしゃる……このタイミングで言ってくるってことは隠してもしょうがないですね、素直に言いましょうか。


「そうですね、無駄にはしゃき過ぎてましたね、少し疲れています。私自身珍しいですねこんな風になるのは……」

 このパターンは帰ることになりそうですね、まぁ仕方ないです自業自得の面がつよいので……そう思っていたら帰るとは別の言葉がフィさんからは出てきました。


「ふむ……上流にはここから後どれ位かかりそうだ」


「え?あ……ここからだと大体歩いて2、3時間くらいですね今からだと日が暮れるちょっと前位になりそうです……私の所為ですね、こんな風に遅れているのは」


「問題はい、ここからは私が君を背負ってでも進む、調べられるなら今日中にしたほうがいいのだ」

 そう言うとフィさんは本当に私を背負って山道を歩き出した。

 普通ならこんな危険な事はしないほうがいいのにそれでもフィさんは目的地を目指すと言う……もしかしたら私が思っている以上に状況は切迫しているのでしょうか?

 だとしたらフィさんに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 私の所為で余計な事がいっぱい増えてるような気がしましたから。

 ……今度からはフィさんの言う事を聞きましょうか、だって彼の行動は私のための行動に違いはないのだから。

誤字脱字やアドバイスなどがあれば教えていただけると幸いです。

そしてここまで読んでいただきありがとうございます。

今後も精進していきます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ