王都でも大変だったんだってばよ!!
ちょっと色々と知らないことが多くてありえないような状況になってたりすると思います。
ここは本当なら違うだろう見たいな事が分かる人がいましたら教えていただけると幸いです。
このような拙い物でも楽しんでいただけるのなら幸いです。
一同でとりあえず村に向かうという話になった時です。
「あ、フィさん、この『魔物』の運搬どうしましょう?」
「向こうは要らないみたいだから全部貰っとこう、4匹位なら私が引きずっていける、全部自転車に括ろう」
そうして私達二人は『魔物』の死骸を縛り上げそのロープを自転車の後部荷台に縛り牽引するような形で引きずりながら移動を開始しました。
全部で2t以上あると思うんですがフィさんは苦も無く運搬を開始した姿にキャラバンの軍の人たちは青ざめてました……まぁ普通そうですよねぇ、どう考えてもフィさんが規格外すぎます。
本当に魔術師なんですかね、フィさんって……
◇◆
「「「何じゃこりゃ~!!」」」(キャラバン一同)
はい、元村に到着いたしました。
到着した瞬間キャラバンの人たちは絶叫を上げていました。まぁ、叫びたくなる気持ちも分かります。
今のこの村は……ほぼ拠点要塞みたいな状況ですから。
村の外周に強固なバリケードを敷き、バリケード付近には大量に見える罠が……まぁ見えない罠ももちろんセットしてありますよ、さらに村の建物は一部とはいえ村の建物とは思えないような概観に改造済み……これを三週間程度で一人で作り上げるフィさんっておかしいですよね?
ただ驚いてない人物が若干一名……ユアンという少年です。
「相変わらずロート先生のやる事は規格外ですね」
驚いてはいないようですが同郷の人から規格外と言う言葉が出ましたよ……フィさん、あなた故郷で何をしでかしてたんですか?
そんなこんなで話が始まりました。
「まず君達は何でこんな廃村まで来たんだ?」
フィさんが質問します。
そうしたら青服の隊長さんが答えました。
「私はこの小隊を率いる隊長でパロゥ・トトです。今回我々は先遣隊として最近この付近で流行り始めた『黒』といわれる病に対処するために遣わされた者です。そして先程は危ないところを助けていただきありがとうございます」
隊長改めパロゥさんはそう自己紹介してきました。
「ふむ、私はフィ・ロートという魔術師です。故あって現在この村に滞在しています……それにしても病に対してですか、それにしては不可解ですね。病に対しての装備とは思えないのですが」
フィさんは自己紹介した後そんな風に切り出しました。
「そうですね、正確には我々は『病に対して対処できる者の護衛』ですからね、病に対しての詳しい事などはあなた方の知り合いだと思われる『ユアン』殿から伺われるほうがよろしいですね」
そう言うと『ユアン』と言うフィさんを先生と言う少年が出てきました。
「お久しぶりですロート先生、今まで何をしていたのか聞きたいことは山ほどありますが、まずはボクの事情を説明しますね」
そう言って説明された内容はこういうものでした。
まず、そもそもフィさん達なんですが、フィさんやここにいるユアン君それと現在ここにいないメンバーが8人いる計10人の集団でイシス帝国からサンティール王国に魔法技術提供のため向かったんだそうです。で、その集団の団長的存在がフィさんだったらしいです……って、団長が行方不明になるってどんなですか?
ま、まぁフィさんが行方不明になるのはいつものことらしいので、副団長がまとめとりあえずサンティール王国の王都、王山にフィさんを除くメンバーで向かい到着したそうです。
それで、サンティール国王エディル王と面会をした後これからの予定を組んでいることろで、王都で奇病が出始めたんです。
その奇病が『黒』であり、『魔力過剰蓄積症状』だったわけですが……最初はタイミング的にイシス帝国からの攻撃じゃないのかと疑われユアンさん達は軟禁状態になってしまったのです。
発症経路を調べるにつれその疑いははれ、且つユアンさんたちはこの病に対しての解決策を啓示、および対処を行い、王都でのこの『黒』は沈静化していったようなのです。
そして事の問題を完全に解決するために対策隊が発足され、ユアンさんたちはその対策隊に組み込まれることになったのです。
そして現在、病の発生源の特定がある程度できたためこうして先遣隊が調査しに来たという訳らしいのです。
私達がこの村で色々やっている間に王都でも色々と大変な事が起こっていたようですね。




