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 最強の日本人殺陣寺剣は

 北朝鮮までジャンプで行き

「おらあああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼」

「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼」

 北朝鮮の兵士をぶち殺していき、

「ぶひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい‼」

 北朝鮮の王金正正もぶち殺した。何となくムカつくからだ。


 そして次に殺陣寺はアメリカまで泳いでいき、

「うらああああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼」

「ぐわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼」

 ウーロン・マスクを殺害し

 マクドナルド・ウノもぶち殺した。何となく苛つくからだ。


「ああ、最高だみずき」

 殺陣寺は愛人の高畑みずきに自身のナニをしゃぶらせてあげていた。

「殺陣寺くんのおちんちんも最高だよ」

「当たり前だ馬鹿野郎」

 殺陣寺はみずきの頭を愛猫のように撫でる。そしてみずきの顔にぶっかけ、しばしの賢者タイムへ移行する。そしてもう一人の愛人狭瀬つづも入ってくる。

「やあ、つづ」

「殺陣寺くん!」

 つづは殺陣寺の顔を見ると、嬉しそうに近寄ってくる。そして衣服を脱ぎ出し、みずきや殺陣寺同様生まれたままの姿になる。セックスフォームだ。そしてつづも交えた二回戦へ突入する。ヤムチャレベルからクリリンレベルになるのだ。

「でも、金正正とかウノとかウーロンとか」

「本当に殺してよかったのか、か」

「うん」

 確かにそうだ。譬え小説であっても、フィクションであっても、殺すことは正解だったのだろうか。

「どうせ人はいつか死ぬし、小説の中でくらい殺したい奴を殺してみても良いだろ。ただの」

 そう、ただの思考実験なのだから。思考は試行錯誤してこそ昇華される。昇華して消化していくのだ。それこそが小説であり、創作であり、娯楽なのだから。


 北朝鮮を支配し、

 アメリカを支配した

 三国王殺陣寺剣は

 戦地へ赴き、

 戦争とかいう馬鹿みたいなじゃれ合いをしている馬鹿共を

 全員ぶち殺し戦争というものを無理矢理終結させた。

 世界は平和そのものになった。

 夜神月が夢見た新世界というものを、

 殺陣寺剣はそのバイタリティで無理矢理実現させたのだ。

 やはりバイタリティというものは

 人間にとって一番必要なパワー、エナジーだ。

 バイタリティのない者には覇王の資格はない。

 新潟人と沖縄人のハーフで

 幼少期にドラゴンボールやワンピースを読みまくった

 天龍院クラリスのように、

 選ばれた人間しか王者にはなれないしなるべきではないのだ。

 それ以外は偽者の王だ。偽王では真王には到底敵わないのだ。

「私は最強おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお‼」

 殺陣寺剣は高らかに咆哮する。

「おめでとう、殺陣寺くん」

「天龍院さん」

「次は貴男の番だぜ」

「ああ」

 この世界の王に相応しい男というのは、やはり

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