表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ハイファンタジー短編&長編

転生したら倒した魔王が復活していた件

作者: 鬼柳シン

「よし、転生しよう!」


 かつて勇者パーティーで名を馳せたボクがそう思い立ったのは、「世界も平和に向かってるし、いい加減に引退かな?」と考え込んでいた時だ。


 大賢者として勇者パーティーの仲間と共に魔王を倒してから、そろそろ五十年。魔王という共通の敵がいなくなってからの世界を一つにするため、ボクたち勇者パーティーのメンバーは種族の違いや違う文化を持つ国同士が一つになるために人々を導いた。


 語りつくせないほど色々な事があって、五十年という時の中で、勇者パーティーのメンバーは一人、また一人と天国へ旅立ってしまった。


「世界のためとはいえ、こんなお爺ちゃんになるまで頑張り通しだったからなぁ……思い返すと、勇者パーティーに選ばれてから、誰かのためにしか生きてこなかったなぁ」


 大賢者として戦って、魔王を倒したら世界のために導いて、結局まともに恋をするとか人生を楽しむとか出来なかった。

 でもそのお陰で、世界は一つになろうとしている。もうボクがいなくても大丈夫だろう。


「……未来に転生して、今度は自分の人生を歩くのもありかな」


 転生とは、今の記憶や知識、魔力などを持ったまま未来に生まれ変わる、とても高度な魔術のことだ。だけどボクは魔王を封印した大賢者だ。造作もない。

 この魔力と知識を持ったまま平和になった未来に転生して、自分の人生を生きる。年甲斐もなくワクワクしながら魔法陣を描くと、転生の魔術を発動させる。


 だいたい五百年くらい未来へ転生できれば、大賢者のボクでも予想がつかない世界が広がっていることだろう。魔法陣の中で光に包まれると、ボクの意識は眠るように途切れた。




 ####




「ん……」


 眩しさから目を覚ます。朝日の差すベッドに寝転がっているようで、ゆっくり起き上がると、体がとても軽い。手のひらも小さく、皴の一つもない。


「転生成功かな」


 立ち上がって周りを見渡すと、豪華な装飾の施された内装が広がっていた。

 姿見があったので転生した自分を見てみる。そこには身なりの良い十歳くらいの男の子が映っていた。


 我ながらイケメンなのでは、などと考えていると、転生成功にあたり、この体がこの世界で十年間生きた記憶が蘇ってくる。


 名前はニオ・フィクナー。フィクナー辺境伯家の次男として生まれて、王都アインヘルムの国境を守るために英才教育を受けてきた。

 フィクナー家は武を重んじる家柄であり、ボクの得意な魔術より剣術に秀でた者が家を継ぐ。


 ボクとしては魔術を特別視してもらいたかったが、五十年以上も大賢者として生きてきたので、魔術師の抱える「近距離戦」という弱点はとっくに克服している。十分にこの家で暮らせるだろう。


 他にも家族の名前やら簡単な歴史やらが思い起こされていき、良い時代の良い身分に転生したものだと、うんうんと頷いているとき、最後に一つとんでもないことが起こっていると思い返した。


 「えっ!?」と声を上げそうになって、扉を叩く音がする。ボクの返答を待たず、扉の先からメイドが駆けこんできた。


「魔王軍の侵攻です! 坊ちゃまは窓から離れていてください!」


 思わず頭を抱え込んでしまった。せっかく倒した魔王が、この時代で復活しているのだから。


「え……? まさか、また魔王倒さないといけないの?」


 なんて呟きながら、遠くの空から嫌というほど感じた魔物の気配に肩を落としていた。




 ####




 状況を整理してみた。どうやらボクは五百年どころか千年先に転生してしまったようで、魔王はその間に力を蓄えて復活し、再び世界を相手に侵略の魔の手を差し向けているようだ。

 更にここ数百年、大賢者のように教会の神託の儀式で勇者や剣聖に選ばれた人はいない。            


 つまりは魔王にとって、かつて自分を打ち負かした勇者パーティー級に強い相手は誰一人として存在せず、思う存分暴れているらしい。

 とはいえ、千年前にボクたちが築いた多種族間、多国間の連盟はしっかり機能しており、戦力は拮抗しているとのこと。


 だがここ数年で魔王も戦い方を変え、徐々に押され始めているそうだ。


 そんな歴史書やここ数年の戦況纏めに十歳の子供が目を通す姿は訝しがられたが、今の世界で唯一、魔王との戦いの記憶があり、魔術師の中でも最高位の「大賢者」の力を持つボクが知らなくては、いずれ負ける。


 幸いにもフィクナー辺境伯家の書庫にはその手の書籍が多くある。家督は継がないが次男として部隊を率いるために教師もいる。


 それらを総動員して、ボクは転生した日から一週間も情報収集と知らない言葉や読めない文字の学習に費やした。


 教師はボクの変容に驚いていたが、魔王が復活しているのでは放っておくわけにもいかない。

 そもそもボクが転生先を間違えてしまったからこんな事態になるまで手が付けられなかったとも言えるのだ。一日でも早くこの時代について知って、領地を出て勇者や剣聖となる人を見つけなくてはならないのだ。


 しかし、一つ面倒なことが立ちふさがった。


「おいニオ! 何を勝手に出歩いている! 剣の才能がない恥さらしは屋敷の中に引っ込んでいろ!」


 歳の離れた兄の「イルビ・フィクナー」だった。

 どうにもフィクナー家は思っていた以上に剣術を重んじているようで、生まれついて魔力だけしか秀でていなかったボクは次期当主のイルビから虐げられているのだ。

 更には、領地内には魔術を封じる結界が張られている。魔物の魔力を弱め、剣術にて打ち倒すためだそうだが、ボクからしたらいい迷惑だ。


 まぁ、大賢者にこんな弱い結界は体がちょっと重たくなる程度だけど。


「このまま中途半端な魔術しか使えないようなら、私が家を継いだら追放してやるからな! それが嫌なら、とっとと視界から出ていけ!」


 うわぁ、脳筋にして絵に描いたような傲慢な奴だ。というか、転生に成功したので隠してはいるが魔力量も跳ね上がっているのだが、気づかないのだろうか。


「返事はどうした!」

「……えーと」

「なんだその泳いだ目は! 私を馬鹿にしているのか!」


 馬鹿にしているというより、哀れんでいるのだが。このまま相手をするのもバカバカしい。今日はどれだけ魔術が使えるか試すために近くの森まで出向こうとしていたのだ。こんなところで立ち往生していられない。


「では、ボクは言われた通り視界から消えますので」

「なに?」


 こんな相手なら、少しくらい目の前で魔術を使ってもバレないだろう。


 スゥッと息を吐き、意識を集中させて【身体強化】を詠唱破棄で発動させる。

 問題なく使えたようなので、足に力を籠めると、次の瞬間にはイルビの背後に立っていた。


「なっ!?」

「兄さん、ちょっと用事があるのでお父様に帰りが遅くなるとお伝えください」

「私を小間使いのように扱う気か! 待て!」


 消えろと言ったり待てと言ったり……しかし、どんな時代にも待てと言われて待つ馬鹿はいない。身体強化により風のように速く走ると、イルビの声はあっという間に聞こえなくなっていた。




 ####




 さて、ずいぶん走って結界の外まで来たわけだが、身体強化を見る限り全盛期ほどではないが十分魔力もあり、魔力コントロールも上手くいっている。


 なら次は、攻撃魔法だ。


「手ごろな獲物は、と……」


 再び集中し、【魔力探知】を発動する。近くに存在する魔力を持った存在を見つけることが出来る魔術であり、これもやはり全盛期ほどではないが果てしない広さを探すことが出来た。

 ボクは探知した中で魔物の魔力を感じ取ると、すぐに向かう。群れからはぐれたのか、数匹のゴブリンがうろついていた。


 前に立ちふさがると、棍棒を手にして襲い掛かってくる。


「詠唱破棄は出来たから、次は――」


 両手をゴブリンたちにかざし、右手に炎、左手に氷を纏わせる。

 それらを矢のように尖らせると、ゴブリンたちへ連続で発射した。


 結果、炎と氷の矢に射貫かれたゴブリンたちが地に伏せている。


「よし! 同時詠唱と連続詠唱も出来た!」


 どれも、一握りの天才魔術師がどれか一つだけ使えたらいいレベルの詠唱方だ。それを、十歳の若さで全部使えた。

 流石は大賢者。全盛期の感覚さえ取り戻せば、あっという間に一流パーティーの仲間入りだって可能だ。その中に属しながら勇者や剣聖になるだろう相手を探せばいい。


 残る課題は、どうやってこの領地を出ていくかだが……


「別に追放されても十分知識も力もあるしなぁ……よし」


 ニヤリと笑ってから、屋敷への帰路に就いた。




 ####




 夕食の時間に、領主にして父のゲルトと不機嫌そうなイルビの前で「決闘を申し込みたい」ことを口にした。相手はイルビで、勝ったら次期当主の座を貰い受けると煽ってやれば、「父上! こんな脆弱者は叩きのめしてやります!」と乗ってくれた。


 ゲルトもまた、「魔術ばかりにかまけていたニオが剣術に興味を持ついい機会かもしれない」と、翌日に立会人を務めてくれる事となる。


 ここまでは計画通り。そうして翌朝を迎えると、イルビが木剣を手に余裕面を浮かべていた。


「昨日はたまたま魔術が上手くいったようだが、偶然が二日連続で起こると思うなよ!」


 偶然じゃなくて必然だったと心の中で返しておき、剣を構える。イルビもまた剣を構えているが……


「えっと……」

「どうした! 私を前にして恐れをなしたか!」

「ある意味怖いかも……」


 勇者パーティー時代に剣聖を務めていた仲間から、ボクは魔術師の弱点である近距離戦を補うために剣術を学んでいる。しっかり剣聖に認められて、そんじょそこらの騎士より強くなったのだが、それだけに、イルビの構えは隙だらけだと分かる。


 この時代ではこれが普通なのだろうか。もしそうだとしたら、魔王軍にあっという間に滅ぼされてしまうからとても怖い。


「先に一撃与えた方の勝ちとする! 両者、準備はいいか!」


 ゲルトの声に頷けば、「始め!」と響く。


「おりぁぁぁぁぁ!!」


 早速のように、イルビが声を上げながら剣を振りかぶってきたわけだが、なんというか……


「よっ、と」


 身体強化無しで受けられた。大振りすぎる割には弱い一撃に拍子抜けしていると、イルビも意外そうな顔をしている。

 それから二振り、三振りと斬りかかってくるものの、簡単に避けられる。ハッキリ言って弱い。


 そういえば、記憶がたしかなら、イルビは次期当主という立場に胡坐をかき、まともに鍛錬を行っていなかった。対してボクは、この意識が宿ることで剣術の経験も知識も得た。


 魔術抜きでも、既にボクの方が強かったのだ。まさかこんな相手に――負けることになるとは。


 ボクは硬質化の魔術を体に付与すると、わざとイルビの一撃をこの身に受けた。「やっと当たった!」と喜んでいるイルビを前に、ボクは「参りましたぁ~」と尻もちをつく。


「やっぱり勝てないや。流石はイルビ兄さんだ」

「そうだろう! やっと認めたか! 父上もどうでしたか!?」


 イルビの問いに、ゲルトも「ふむ」と考えるそぶりを見せてから、「やはりニオは剣術に向かないか」と残念がっていた。


 その一言を聞き逃さず、ボクはすぐさま「でしたら!」と立ち上がる。


「領地の防衛は父上とイルビ兄さんに任せ、ボクは外の世界で修行を積んで来ようと思うのですが」


 この提案に、まずイルビが「無駄だと思うがとっとと出ていくんだな!」と声を上げ、ゲルトも「修行というのなら仕方ない」と了承してくれた。


 「頑張ります!」と口にしながらも、内心では「これで自由に行動できる」と喜んでいた。




 ####




 流石に辺境伯家の次男が身一つで領地を出ていくわけにもいかず、王都への紹介状と馬や荷物を用意するのに三日ほど時間がかかる事となった。


 その間ここら一帯を治めるアインヘルムという王国領内の地図を頭に入れながら、魔王をどうすべきか考えていた。


 結果、ひとまずは王都に行くとして、そこで情報収集をすることにした。


 そうして出発の日。魔術さえ使えればいいので必要なかったのだが剣やら弓やらを担いで朝も早いうちに出ていった。

 領地を出ると、これから再び魔王との戦いが始まる――と思っていたら、ビクンと体が震えた。


「強大な魔力――上か!」


 ひときわ巨大なガーゴイルが、翼を広げてフィクナー領内へ向かっていた。千年前と同じなら、魔王軍の幹部が使役する上位の魔物だ。過ごしてみてわかったが、フィクナー領内の全戦力をもってしても、相手にならないだろう。


 見捨てるわけにはいかない。いくら転生した先の場所とはいえ、ここは仮にも十年間過ごした故郷なのだ。


 踵を返して領内へ戻る。魔力を制限する結界のせいで少し体が重たくなるが、身体強化で補ってガーゴイルの魔力の元へ。

 大急ぎで向かうと、領民の住む村の手前でゲルトとイルビの軍が立ち向かっていたが……


「ゲルト様が深手を負った! 至急屋敷へお連れしろ!」「矢が弾かれるぞ! 剣も効かない!」「ど、どうすればいいのですか! イルビ様!」


「え、えっと、わ、私は……」


 見事に大混乱に陥っており、まだ未熟すぎるイルビに騎士たちが指示を仰いでいる。

 当然イルビにそんなことはできず、一人震えながらどもっていた。


 しかし、皆が「イルビ様!」と助けを求めるからか、ガーゴイルもこの場の指揮者はイルビだと察したのだろう。翼を広げ、鋭利な爪をイルビに向ける。だがイルビ当人は、恐怖のあまりか悲鳴を上げて森の中へ逃げていってしまった。


 とはいえ、そのお陰で村から引き離すことが出来た。ボクはイルビを追いかけたガーゴイルの元へ向かうと、開けた場所でイルビは必死の命乞いをしていた。


「い、命だけは! 領地も領民もくれてやるから! 私だけは助けてくれぇ!」


 ずいぶんと情けない次期当主様だ。ガーゴイルも聞く耳を持たず、その見上げるような巨体で鋭利な爪を持つ腕を振り上げた。


 このままだとイルビは死ぬが、助けたらボクの強さが知れてしまう……いや、


「ここで見捨てたら、天国のみんなに合わせる顔がないな」


 瞬間転移でイルビの前に立ち、魔法防壁でガーゴイルの一撃を跳ね返す。

 イルビはポカンとしていたが、ガーゴイルが真っ赤な瞳をボクに向け、口を開いた。


「人間にしては、やるよう、だな」

「ん? カタコトだけど喋れたんだ。ってことは、やっぱり上級クラスの魔物なのかな?」

「その、通り。人間を殲滅するため、魔王様より、知恵と力を授かった」


 千年前より魔王が頭を使うようになっている。前回は魔王一人に戦力が集中していたので数で押せばよかったのだが、二の轍は踏まないようだ。


「まぁ見たところ”そこそこ”固そうだし、”そこそこ”強そうだし、旅に出る前の最終チェックには丁度いいかな」

「そこ、そこ、だと?」


 拙い言葉を発するガーゴイルへ片手を向ける。魔術を放とうとして、一つ忘れていることに気づいた。


「この魔力を封じる結界だけど、邪魔だから壊すよ」


 イルビが「へ?」と間の抜けた声を上げた次の瞬間には、「崩壊波」の魔術が領内を覆っていた結界を粉砕した。

 当然ガーゴイルも力が増したが、もうここまで見せてしまったのなら隠す必要もないだろう。


「今出せる全力で行くよ!」


 雷と炎を両手に纏わせ、それらを渦巻く形に変える。槍のように尖った雷と炎を硬質化の魔術で固めると、それらを十本周囲に展開させた。


 ……十本かぁ。魔王と戦っていたころは手を抜いても三十本は余裕だったのに。

 

 だが、イルビは震えた声をボクに向けた。


「ニオなのか……? なんだ、それは……?」

「螺旋撃っていう上級魔術だよ。どんな固い相手も貫く魔術だけど――やっぱり今のボクだと、詠唱破棄を考えてもこれが限界かぁ」

「上級魔術を詠唱破棄で十回も発動したというのか!?」

「そういうこと!」


 ガーゴイルもまた驚きの余りか動けなくなっていたが、関係なく雷と炎の螺旋撃を放つ。危険を察知して飛び上がろうとしたようだが、もはや遅い。十本の螺旋撃がガーゴイルを貫くと、風穴だらけになって、あっという間に息絶えた。


「っと、こんなところかな。あー、でも死体が残ってると誰が倒したのかって話で面倒になりそうだし……」


 適当な火炎魔術でガーゴイルを一瞬で灰にすると、開いた口の塞がらないイルビへ向き直る。


「今見たこと、誰かに喋ったらどうなるか知らないからね」


 ニッコリ笑って言うと、イルビはコクコクと頷くばかりだった。




 ####




 ガーゴイルを倒した後、壊したままではいけないので、より強力な魔力封じの結界を張ってから、再び領地の外に出る。

 手口を変えて復活した魔王、見つからぬ勇者や剣聖、まだ全力の出せないボク。


 問題は山積しているが、解決策ならある。千年前のように選ばれし者たちでパーティーを組めば、ボクの知識で魔王と戦える。


 そのためにも、まずは王都アインヘルムに向かうべきだろう。


「前回は勇者にパーティーへ勧誘されたけど、今回はボクが誘う番か」


 それはそれで面白そうだし、また旅ができると思うとワクワクもしてくる。


 とにかくこうして、大賢者であるボクが二回目の世界を救う旅が始まった。

【作者からのお願い】

最後までお読みいただきありがとうございました!


「面白かった!」、「一人でも頑張ってね!」

と少しでも思っていただけましたら、

広告下の★★★★★で応援していただけますと幸いです!


執筆活動の大きな励みになりますので、よろしくお願いいたします!


※異世界恋愛の方も書いています。そちらのモチベにもなるので、繰り返しになりますが応援していただけると幸いです。

こちらの作品もお願いします。「戦いに疲れて隠居した自称オッサン、魔王すら打ち倒したギフト持ちだと発覚して片田舎から戦場へ引っ張り出される」 https://ncode.syosetu.com/n0930iq/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ