君を想った時間〜第一話〜
2008年 13歳の春 私は君と出会った。
初めはそんなに興味なんてなくて・・・今はそれをとっても後悔している。
君はいつも一生懸命で、優しかった。
なのに私はまったく気付けなかった。どうしてだろう?
でも、あの時 君が優しくしなかったら・・・君の事を好きにならなかったら・・・
今、私は毎日を楽しく過ごせていたのかな?
私の名前は「亜夜」今、彼にアピールしてる・・・
『なァ・・・好きな人誰なん?』
『さァ・・・??』
彼の名前は旭。バスケが大好きで一生懸命で優しいから・・・好きになってしまった。
『誰やと思う??・・・ってか、お前は好きな人誰なん??』
『・・・・・さァ・・・』
『何やねん!』
私は、旭に告白をするつもり。でも、やっぱり振られるのは怖いし嫌だから
旭の好きな人を聞いてから望みがあれば告白してみようと思っている。
でも・・・旭には好きな人がみたいだから、もう望みは無いのかも・・・
『あっ!お前の好きな人わかった!!×××やろ??』
『違うし!』
『あっ・・・そう?』
旭は鈍感なのか気付いているのかわからないけど、なかなか好きな人を教えてくれない・・・
だから、告白を先にすることに決めた。振られる覚悟で・・・
私は親友の優希に旭に伝えてほしいと頼んだ。
ほんとは、自分で伝えたいんだけど、今そんな勇気はでない。
『なァなァ・・・亜夜が旭のこと好きらしいで?』
『ふーん・・・』
『旭の好きな人は誰なん??』
『・・・・・ゆわん』
『あっそう』
『優希?聞いてきてくれた?』
『うん。教えてくれへんかった・・・』
『そっかァ』
もう・・・振られちゃったのかな?
翌日、私のもとに旭の友達が来た。
そして、そいつが発した一言で私の人生が狂っちゃったんだ・・・
『旭が・・・亜夜と両思いかも・・・やって』
最後まで読んでくれてありがとう!
最終話まで、応援よろしくお願いします。