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【番外編】マレビト来たりし番外地【裏設定】  作者: 真野魚尾
第二章

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【設定】魔法 (1/2)

◆魔法 magic


 それぞれの定義は以下のとおり。


「魔法」 霊力と元素が関わる魔法現象すべて

「魔術」「術」 魔法を (人為的に)起こすこと、もしくは起こした魔法自体

「術士」「術者」 魔術を使う人 → (magic) caster

「魔導」 魔法を用いた技術。術者以外にも扱える

「魔力」 霊力×元素 (属性) → magic energy




◆魔術 sorcery


 魔術には分類の仕方が二つある。


 一つは、術の源となるもの・術式の構築メカニズムによる分類 (例:自然魔術、精霊魔術、呪楽など)。これらを魔術系統、もしくは単に系統という。


 もう一つは、術がもたらす効果・対象による分類 (例:攻撃術、治癒術、転移術など)。これらは魔術種ないし種別と呼ばれる。


 以下、種別。


・攻撃術 対象を直接攻撃する。

・治癒術 対象を治癒する。

・支援術 対象を強化・支援する。

・妨害術 対象を妨害・弱体化する。

・召喚術 異界の存在を召喚する。

・幻術 幻を認知させる。方法は問わない。

・移動術 地上を高速移動する。方法は問わない。

・飛行術 空中を移動する。方法は問わない。

・転移術 離れた二点間を瞬間移動する。

・補助術 その他、探知・解析・鑑定など。




◆魔導 magical science


 新星暦1800年頃、グラクシス公国にてNWOBHM (※)の銀盤転写実験を機に実用化。これは失伝寸前となっていたルーンの技法を復活させ、応用したもの。後に呪紋 (spell-pattern)へと発展する。


 本来、術者・対象間で完結する「魔術」の適用範囲を広げ一般化したものが「魔導」である。


※New Wisdom Of Barbaric Heretical Magic




◆魔法使い magic user


 魔法を扱う人間に対する呼称は多数ある。魔術士 (mage)と呼ぶとき、そこには単純に魔術を使う者としての意味合いが存在するだけである。


 一方で魔導士 (wizard)には――「魔導」が元々学問としての魔法を意味していたことからもわかるように――魔法の研究者・探求者としてのニュアンスが含まれている。




◆呪文 spell


 魔術を発現させるために必要な、一種のプログラミング言語。現在のトゥーラモンドで最もポピュラーな魔法言語として「共通魔法言語」、通称・CMLがある。




◆共通魔法言語 Common Magic Language


 エルフ王族の祖先が使用していた典礼言語である上代エルフ語 (ancient elven lore)を基に開発された人工言語。グラクシス公国の魔導士 (多くは魔人族)がその設計に大きく寄与した。

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