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不滅の魂  作者: ひ
1/2

盤面と勝率

 ――僕の肉体はまるで鋼だ…さぁ、死のバラードを奏でようよ。


そう言い、僕は頬を緩めた。…左手には無敵な剣エクスカリバー、右手には無敵な剣ネオエクスカリバー…


――熱い、熱い、熱い、熱い、熱い、熱い、熱い。


今日の気温は40°、暑いので室内に避難した。


――寒い、寒い、寒い、寒い、寒い、寒い、寒い。


室内は7°だったのだ。


寒いので室外に避難した方が身の為だな…


 そう言って僕は灼熱の地に足を踏み入れたのだった…


――熱い、熱い、熱い、熱い、熱い、熱い、熱い。


しかし、外は気温40°…真夏の太陽が燦々と僕をBBQにする。そんな僕は滑り込むように室内に避難したのだった。


――寒い、寒い、寒い、寒い、寒い、寒い、寒い。


まさに絶体絶命。


そんな時に現れたのはッ……


          ネオ…アキラです。


ネオアキラだった…


 ――君はこんな気温の変化にも耐えられないのかッ…


ネオアキラは僕を嘲笑うように暗黒微笑を溢した。


    ――僕のネオエクスカリバーが唸るッ


キュインキュインキュイーーンッ!!!!!!!!


――仮にこの肉体が滅びても、僕の不滅の魂を継ぐ者が必ず立ち上がり、お前を倒す!


「ネオエクスカリバーーネオ!!!!」


 僕の怒りで疼いた右手がネオアキラの腹部を劈いた…


かのように思われたがッッッ


       ――結界術式、オセロ


ネオアキラの結界術式が僕の技を無効化した。


      一体何が起こったんだッ!?


君の「ネオエクスカリバーネオ」は "ネオ" に挟まれている。

僕の「結界術式オセロ」は挟まれた単語を同一に変換させる能力。つまり君が使った技は「ネオネオネオネオネオネオ」に"成った"んだ。


  ――禁術かッ…僕の頬に冷やかな汗が流れた。


    まだ手こずっているのか、ネオアキラ


ネオアキラに気を取られて、背後から現れる謎の男に気がつかなかった。


――ウルトラアキラ兄様!?


――2v1か…部が悪いな…


その男は現れる否や、僕に指を差しながらこう言った。


   ――アキラめろ。お前に私達は倒せない。






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