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ホンモノノスキ  作者: リンゴ
言えない本音
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別れ①     蓮視点

蓮は仕事が休みなので、自宅で2度寝をしていた。



♪~~



電話で目が覚める。


「ん・・・誰だろ・・・。」


俺はスマホに手を伸ばす。


「八瑠佳だ・・・もしもし?」


「もしもし?もしかして寝てた?」


「うん・・・」


時刻を確認すると12時ちょっとすぎだ。


「起こしてしまってごめんね。」


「いや、いいよ。どうしたの?」


「今日、舞風優が金沢に出発する日なんだ。見送りに行く予定だったんだけど・・・今日出勤の子が病気で来れなくなっちゃって、私が代わりに出勤してるんだけど・・・代わりに行ってもらうことできる?」


「うん。いいよ。名古屋駅だよね?」


「ありがとう。出発するのは名古屋駅なんだけど、実は渡したいものがあって、一度お店に来てもらっていい?時間ギリギリになりそうだけど・・・」


「わかった。すぐに行くよ。じゃ、電話切るね。」


「ほんとごめんね。」


「気にしないで。」


俺は電話を切ると、急いで着替える。


「ちょうどよかった。神谷さんに渡したいものもあったし・・・」


俺はラッピングされた袋を持って、外に出る。


「おっと・・・・」


今日は雨が降ると天気予報で言っていたことを思い出した。


傘を持って、俺は外に出た。


空は黒い雲が広がり始めていた。





「いらっしゃいませー。1名様ですか?」


「すみません、八・・・河瀬さんいますか?」


「おっ・・・あなたが噂の八瑠佳さんの彼氏ですね!」


テンション高めの女性スタッフに戸惑いつつも、蓮は答える。


「まぁ・・・そうです。」


「八瑠佳さーん、彼氏さん来ましたよー。」


すぐに八瑠佳がきた。


「ちょっと・・・栞ちゃん・・・声が大きい・・・」


そう言えば、働いている八瑠佳を見たのは初めてだったな・・・。


「急に頼んじゃってごめんね・・・じゃあ、これを舞風優に渡してもらっていい?」


俺は八瑠佳から、厚みがない封筒を受け取る。


「気にしてないよ。じゃあこれを渡してくる。時間もギリギリだし、もう行くよ。」


「お願い。昼のピーク過ぎたら、私も行くけど、ギリギリ間に合わないとかなったら嫌だし。」


「そうだね。またメッセージ送る。」



蓮は店を後にする。時刻は1時を少しすぎていた。


「もう雨降りそうだな・・・」


空は家を出た時よりもさらに黒い雲が出ていた。



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