別話:人物紹介【リェーヌ編】(ネタバレあり)
登場人物の紹介になります。
皆さんはじめまして。
俺はセリア・レオドールです。
今回は、これまで登場した人たちを紹介していきたいと思います。
それでは、まず俺から。
☆ セリア・レオドール 通称「超越者」「聖剣の担い手(別の意味で)」
5つの世界の魔王を討ち果たし、5回転生をした人類の希望。
女神から5度の祝福を受け、力、技、容姿、性格、すべてを兼ね備えた完全超人。
5度の祝福をまとめると、
1度目は世界の救済。
2度目は不老。
3度目は魔力及び魔法適性の限界突破。
4度目は「俺、イケメンになりたい!」
5度目は身体能力の限界突破。
しかし、アホ女神のアスラムリスによっておっさんの体にされてしまう。
年齢は30台くらいだが、俺が転生した時は目が死んでいた。
容姿もみすぼらしく、さすがにこれではダメだと最近身だしなみに気を使っている。
目下の目標は「ダンディーな中年」である。
ちなみに、冒険者ランクは「青銅級」だ。
☆レーア 通称「バーサーカー」
リェーヌにある冒険者ギルドの元ギルド職員だが、何故か俺と共に旅にでることになった。
年齢は20歳くらいだろうか。(恐ろしくて聞けない)
容姿端麗で、出るところは出ており、引っ込むところは引っ込んでいる。
髪は茶色で、長さは肩より少し長くウェーブがかっている。
薬学に精通していて、ポーション作成など非常に優秀である。
冒険者へは最近登録したばかりで、ランクは「黒鉄級」である。
ただ、キレるとマジで怖い。
顔が鬼のようになり、見境なく暴力を振るう。
いや、見境あるか。
暴力を振るわれるのは俺だけのようだ。
最近、ティファニアへ格闘術を教えて欲しいと言っているのが聞こえてきた。
本気で止めてほしい。
☆ティファニア・ルーンア 通称「狂信者」
エルフ族であり、ルーンア族長の娘とのこと。
また、ルーンア族一の戦士とのことだ。
年齢は19歳。
19歳で上級魔法を難なく使いこなす辺り、間違いなく天才である。
容姿は身長が高く、今の俺と同じくらいかややティファニアのほうが高い。
髪は赤みがかった金髪で、透き通るように滑らかなストレート。
長さは肩甲骨くらいまである。
人族とはまた違った、神秘的な美しさが彼女にはある。
魔法に関して、技術も魔力も申し分ない。
剣技も達人の領域にある。
また、千里眼というスキルもある。
この世界でも最強クラスの実力があるだろう。
冒険者ランクは「黄金級」である。
ただ、残念なことに神は二物を与えなかった。
つまり胸が非常に控えめであるということだ。
最近、俺の言うことはすべて正しいと思い込んでいる節がある。
指示にも従順であることから、ときどき「こいつ大丈夫か?」と思うことがあるのは内緒だ。
それと、他人には非常に丁寧に接するが内心では人族を馬鹿にしている節がある。
まぁ、エルフ族ならば仕方が無いのかもしれない。
彼女の目標は世界樹の奪還とのことだ。
そのためにはまず、エルフ族の住む森へ行かなければならない。
彼女の力を当てにしているのだから、付き合うしかないだろう。
☆リンカ 通称「アホの子」
人族の女の子。
年齢不詳だが、見た目は16、17歳くらいだろうか。
髪型は栗色でショートボブカット。
身長も低く顔立ちも童顔である。
それとは裏腹に、体型がわかりにくい服装であるにも拘らず胸のふくらみが良く分かる。
性格は明るいが、深くは考えないようである。
だまされやすく、信じやすい。
魔法の技術だけは卓越していて、ティファニアさえも上回る。
本来の俺よりも技術だけなら上である。
ただ、何度も言うがアホの子である。
☆アスラムリス 通称「バカ女神」
魔王討伐後の祝福及び転生をしてくれるありがたかった女神。
こいつは荘厳な雰囲気を醸し出しているが、重大な手違いをしやがった。
次に会った時は文句の一つや二つでは足りないくらい言ってやらなければ気がすまない。
☆シーラ 通称「人間兵器」
年齢は20代前後。
薄い青みがかった髪でショートヘアー。
容姿も整っているが本人にその自覚はないようだ。
「月下の大鷹」のリーダーで、二刀使い。
冒険者ランクは「黄金級」と、実力は申し分ない。
ただ、いかんせん夢見がちなところがある。
彼女の好みは歴代の英雄とのことだ。
ティファニアとはソリが合わなかったが、最近少し仲良くなったようだ。
これからも良きライバル関係になるだろう。
☆ミミリア 通称「おっちょこちょいなボク娘」
年齢は18歳くらい。
髪はオレンジ色で、頭の後ろで結っている。
「月下の大鷹」に所属し、パーティーのムードメーカー。
役割は斥候で、情報収集、魔物察知能力など基本スペックは高い。
ただ、罠を見破る能力は皆無。
それどころか、注意力が足りないためよく罠にはまる。
そんな行動とは裏腹に、よく人を観察しており気遣いの人でもある。
冒険者ランクは「青銅級」である。
☆サリー 通称「シャイ娘・改」
年齢は18歳くらい。
髪は薄い青色で、ストレート。
「月下の大鷹」に所属する魔法使い。
得意魔法は水系。
真面目で物静かだが、それ以上に向上心があることを最近知った。
リェーヌを旅立つ前の数日間、ティファニアから魔法を教わったらしい。
次回会うときに、どれほど上達したのか楽しみだ。
冒険者ランクは「青銅級」である。
☆マオ 通称「元気っ娘」
年齢は18歳くらい。
髪は燃えるような明るい赤色で、ショートカット。
「月下の大鷹」に所属する魔法使い。
得意魔法は炎系。
何事にも前向きで、社交的。
サリーと性格が真逆のため、良いコンビである。
☆リオ 通称「機械式弓兵」
年齢は16歳くらい。
髪は黒色で、ショートカット。
ただし、目元まで前髪が伸びている。
慎重派小柄で、いつも無表情で何を考えているかわからない。
「月下の大鷹」に所属する弓使い。
得物は短弓で射程距離は長くないが、狙いは精確で連射も早い。
また、相手の機先を制するのがうまく、先読みを得意としている節がある。
冒険者ランクは「青銅級」である。
☆アイシャ 通称「姉御」
年齢は23、24歳くらい。
髪は金髪で、ロングヘアー。
長身で、グラマーな体つきである。
「月下の大鷹」に所属する弓使い。
皆より年齢が上のようで、影のリーダーとしてパーティーを支えている。
得物は剛弓で、通常よりも1.5倍ほどの大きさである。
それを女性の身で操ることから、腕力は人並みはずれているようだ。
全体を見渡しサポートを得意としている。
いわゆる縁の下の力持ちである。
そうそう、「月下の大鷹」の料理担当も彼女らしい。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆エリック 通称「じいさん1号」
年齢は50歳前後と思われる。
髪は白髪混じりだがオールバックに整えている。
身長はやや小柄であるが、ガッシリとした体躯と頬の傷が歴戦の冒険者であると知らしめている。
「栄光の残滓」に所属し、そのリーダーを務めている。
ちなみに、若い頃は別のパーティーに所属していたとのこと。
武器はショートソードと盾。
熟練の技で派手さは無いが、堅実な守りを主体としたパーティーの壁役である。
冒険者引退後、織物職人を目指したそうだがうまくいかず、引退した飲み仲間をパーティーに誘い「栄光の残滓」を発足した。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆ジン 通称「じいさん2号」
年齢は50歳前後。
短く借り上げた頭髪。
体躯は小柄で細身だが、短槍を上空へ投擲するほどの力がある。
いわゆる細マッチョだ。
「栄光の残滓」に所属している。
武器は短槍で、パーティー内での役割は斥候及び、必殺の砲台となる。
基本的に皆に優しいが、最近ミミリアの名を聞くと発作が起きるようになったらしい。
実に笑えない。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆リゲル 通称「じいさん3号」
年齢は50歳前後。
長い髪を後ろで結い、見事な口髭とあご鬚を携えている。
躯体はじいさん達の中では一番大きい。
口数も少なく、ワイルドな印象を与える。
「栄光の残滓」に所属している。
武器はバトルアックス。
あの齢で軽々と振り回すのは、純粋に驚嘆させられる。
ただ、この人は戦いになると歓喜する戦闘狂である。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆ルーカス 通称「じいさん4号」
年齢は50歳前後。
髪は金髪で長髪。かつてはモテたであろう、端正な顔立ちをしている。
身長は俺とほぼ同じ。
「栄光の残滓」に所属している。
武器は弓で、パーティー唯一の遠距離攻撃が可能である。
腕も一級品である、
さらに、戦況を読む力に長けているため的確な支援を行う。
また、パーティーの中でも一際面倒見がよく優しい。
年の功か物知りであるため、質問はルーカスへすることが多い。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆ベン 通称「生き仏」
文字通り生き仏のようなお方である。
ベンさんのためなら命を捨てる覚悟ができる。
これ以上の説明は不要だろ?
☆サムウェル 通称「厳つい苦労人」
年齢は40歳代後半。
髪は白髪交じりの黒髪。
身長は俺よりやや高い程度だ。
リェーヌの冒険者ギルドマスターをしている。
かつては「黄金級」冒険者だったそうだが、現在は現場から退いて久しいとのこと。
話の分かる男であるが、最近はいつも疲れているように見える。
また、俺の真の力を見抜き正当に評価してくれる一人だ。
俺が使っている漆黒の剣『真なる闇』の前所有者でもある。
☆キャロル 通称「癒し系腹黒」
年齢は17歳。
髪は金髪で、肩までの長さをウェーブさせている。
服装も可愛らしく、おっとりとしゃべる。
その姿に幾人の男が癒されただろうか。
しかし、最近知ったのだが彼女には裏の顔があった。
これ以上は軽くトラウマになったので割愛させていただく。
☆ダンカン 通称「黒牛A」
年齢は28歳。
茶髪を短く刈り編み込んでいる。
厳つい風貌と筋肉隆々の巨漢。
『荒野に二本の角を掲げて立つ、黒く雄雄しき野牛』以下、『黒牛』のリーダー。
武器は右手に幅広で刀身が異様に短い片手剣、左手に鉄篭手をはめている。
前衛ではあるが一見するとアタッカーのように見える。
しかし、その実両手の装備を器用に使いこなす壁役である。
また、この世は筋肉がすべてと言いたそうでむさ苦しく、暑苦しい。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆ガルベス 通称「黒牛B」
年齢は28歳。
頭は五厘刈り。
ダンカンと同様に厳つい風貌と筋肉隆々の巨漢。
『黒牛』に所属している。
武器は鉄棍でパーティーのアタッカー。
鉄棍は太く、重そうであるがそれを軽々操る。
スケルトンなどの硬く斬戟が効き難い相手に対して強烈な輝きを放つ。
また、この世は筋肉が・・・・以下略。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆サンタナ 通称「黒牛C」
髪は金髪で、頭の両側面を刈り上げ中央はやや長い。
いわゆる軽いモヒカンである。
ダンカン、ガルベスと同様に厳つい風貌と筋肉隆々の巨漢。
『黒牛』に所属している。
武器はなく徒手空拳である。
だが、惑わされるなよ?
こいつは筋肉があるにもかかわらず魔法使いである。
得意魔法は土系統。
最近、拳に魔法を宿す近接戦闘術に覚醒しつつある。
また、この世・・・・以下略。
冒険者ランクは「白銀級」である。
☆ ディーン 通称「荷運びのディーン」
おっさんと呼び合う仲である。
その道一筋で、その道の第一人者である。
荷運びの依頼で共に汗を流したナイスガイ。
☆ シュウ 通称「チュウ(?)」
迷宮で怪我を治してやった冒険者。
その後冒険者ランク、鋼鉄級への昇格試験で戦った。
結果は惨敗。
その日から俺は心の中でチュウのことを恩を仇で返すやつと思っている。
冒険者ランクは「鋼鉄級」である。
☆ ?????? 通称「勇者」
王都に現われた強者。
その剣は一振りで大地を裂き、海を別け、空を穿つといわれている。
金髪碧眼のイケメンとのことだ。
転生前の俺とキャラが被っていることに違和感を覚える。
たぶんこれから出会うこともあるだろう。
以上で人物紹介を終わらせてもらう。
紹介していない人もいるが、大勢に影響はないだろう。
たぶん、きっと。
また、新たな登場人物が現われたら紹介する。
それじゃぁな。
皆様お久しぶりです。
なかなか更新できず申し訳ありません。
1月下旬くらいから更新していきたいと思います。
取り急ぎ登場人物をまとめました。
今後ともよろしくお願いいたします。




