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閑話 2 世界の誕生

 時空神として無数にある世界を管理しているとき、契約神の守護神がわたしのところに来た。


「すみません。いきなり来ちゃって。」


「いいよ。わたしも一人で仕事してただけだし。それで?何か用?」


わたしは仕事を続けながら、やってきた守護神に対応した。この守護神は契約と同じで天界をふらふらしている。なので、必要なときにいなくて探すということも日常だ。ただ、よく下界に下りるので天界では一番下界に詳しい。


「いや~、ちょっと耳にしたんですけど、もしかしたらゲームの世界が存在するってほんとですか?」


その話はわたしが少し前に信愛や契約といった六神の中の女神達と話しているときに言った文句のようなものだ。その時契約がわたしが話した世界がゲーム?というものの世界に似ていると言っていたのだ。


「ゲーム?の世界がどういうものか知らないけど、さっきまでなかった世界が突然できたって言うのはあるよ。それもある程度世界が形成されているって言うね。」


わたしはその世界の一例として、今し方突然現れた世界をクリスタルとして形成。それを守護神の前に飛ばすと、クリスタルを壊した。すると、砕けた氷の破片が空中に漂い破片一つ一つが色づき始め、景色を写しだした。そこには綺麗な花々と立派な屋敷が映し出された。


「その世界は今突然現れた世界。なのにそれだけ形成されている。まぁそれがゲーム?の世界かは自分の目で確かめたら?」


「なるほど・・・。分かりました。じゃあ、これまでに突然現れた世界を見せてくれませんか?」


「いいけど・・・。そうだ。じゃあ見せる代わりにその世界についてそれぞれある程度調べておいてよ。それなら見せてあげる。」


「それぐらい、楽勝ですよ。任してください!」


守護神はそう言って目を輝かせながらこちらを見る。わたしは感情が顔に出ないようにきをつけて突然現れた世界を挙げていった。


「じゃあ、お願いね。わたしでも時間のかかる仕事だからね。」


クリスタル化させた世界を守護神に渡した。それも両手で抱えてもあふれるくらい大量の。


「まさか、契約の守護神が契約を破らないよね?」


そう言って、一つの紙を見せた。


「いつに間に・・・。あーもー!やっぱり鬼畜!」


「なんとでもいいな。これがわたしだ。」


クリスタルを受け取った守護神は自分の部屋に戻った。守護神が出て行ったのを確認すると、手に持っていた紙をなでた。すると、紙に書かれていた文字が跡形もなく消えた。


「勝手に契約なんてできるわけないのに。この力も使いようだな。」


わたしは止まっていた手を動かして仕事を続けた。しかし、天界換算で数週間後、守護神は自分の目的の世界を見つけたのか山のようなクリスタルを持って帰って来るのだが、これはまた別の話。

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