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産まれたみたいです

「おっ?見慣れない落ち着いた天井だ。」

身動きは取れないが意識はしっかりとしている。サラリとしたシーツに窓から差し込む柔らかな陽射しが過ごしやすい雰囲気を出している。


「旦那様!!立派なメズ型のボウス様にございます」と助産婦とメイドらしき人等が歓喜の声を出して喜んでいる。

「ん?メズ?ボウス?」全くわからない言語ではあるが話せない自分としてはどうしようもない。


「でかした!でかしたぞ!!アルフォンス、ボウスは中々の貴重ではないか!それもお前に良くにいているではないか!!」


豪快な声で喜びながら、私の顔を覗き込んできたのは·····熊、正に熊のような大男。立派な髭筋肉の塊のような父親だったのである。頬にキスをされ周りはぎょっとしたが、嬉しい私は満面の笑顔で父親のハートを鷲掴みにするのであった。

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