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第四話 「魔法への憧れ」

すいません。モチベーションが上がらないため

一旦読み専に戻ります。

勝手言ってすいません。

物語は出来ていてもやはり、皆様が気持ちよく読むことの出来る物語に

したいので、2ヶ月間お休みします。

ギルドに着き、試験の申し込み料金500ケルを支払う。


(まさか、料金が必要だったとは。レアスライム

倒しておいて良かったですね。)


確かにレアスライムの2000ケルの素材がなければ、受けられていない。


僕以外の人は皆レベルが10前後で、きらびやかな防具を

身に纏っている。

うん、場違い感が否めない.....

ま、まぁ?僕にはステータス補正が?あるから?

大丈夫だと信じて開始まで待つ。


テーブルに腰掛けて時間を潰していると、

貴族の様な格好をした20前後の青年二人が睨んでくる。

至る所に魔道具らしき宝石類が付いている。

はぁあ、貴族っていいなぁ。

でも目付き悪すぎ。

人を見下してる様な目だ。


「おい、見ろよ兄さん。あいつ初期装備のボロい旅人の服だぜ?

しかもLv4だってよ。あんな格好で受ける奴初めて見たぜ。」


「おい?貴様なめているのか?

お前の様な者が来るところではない。

分かったらとっとと立ち去れ、ゴミが!」


うわぁ、絡まれた。だけど、罵られて精神力Lv3に上がった。

心なしか前より楽だ。

黙って聞いてりゃ何て酷い言われようなんだ。

初対面の相手にゴミはないでしょ!?

自分が中心だと思っている様なお金持ちは好きじゃない。

そんな僕の背中を押すように、ウラが念話で囁く。


(翔、言ってやれ。今の翔なら言えるだろ?)


分かったと念話で答え、決意を決めて口を開く。

目を閉じて心を落ち着かせ、ガツンと言う。


「そんなことは他人に言われる筋合いはない。」


「なんだと!?」


そんな事言われたの初めて!みたいな顔をしている。


「ちゃんと分かってないようだな!兄さんはカリオル王国の

第二王子、そして俺は第三王子だ!

口を慎め、ゴミが!?」


え?王子ってこんな口悪いの?

なおさらムカつくわ。


「そうですか。静かにしてもらえませんか?

カリオル王国の王子は黙る事も出来ないんですか?」


「ぐくッ、もういい!時間の無駄だ!覚えてろよ!?」


いかにも三下が吐き捨てる言葉を王子様二人が言うという

そのギャップに微笑してしまった。


(案外容赦ないな....)


(翔、やり過ぎないように!)


ウラと銀花から注意を受け、反省する。


まぁ、とにかくカリオル王国に長くいるのはやめよう。

あんな王子が居る国はまっぴら御免だ。

試験クリアしてとっととおさらばしよう。


(銀花、案内できる?)


(はい。カリオル大陸の地図を分析しました。

メニューから地図を開けるようにしておきました。)


本当に銀花は凄い!

これで道に迷う事は無さそうだ。


すると時間が来たらしくウサ耳姉さんが試験の内容を述べる。


「今回の試験の内容は

新種の、グリジオスライムの討伐です。

始まりの地から南に30km程進んだ所に在る未確認地帯で発見しました。

中々発見出来ませんが、ギルドの専属召喚士が

なんとか3匹だけマーキングに成功しました!

何故か全く襲ってきませんでしたが、相当HPがありそうです。


それにグリジオと言えば、カケリオでの金属で、

固さはピンからキリ、市場で普通に取引される金属です。


グリジオスライムは、固さに個体差があり、

3匹の内、2匹はとても固いが1匹はそこまで固くないです。

マーキングされたスライムの素材または武器、防具納めてください。

納めた人3名が合格者です。

グリジオスライムを追う際の乗り物は各自でお願いします。


以上です。」


(おかしいですね...)

銀花がなにやら怪訝な顔をしている。

(何がおかしいの?)


(はい、まず一つ目のおかしな点、

新種の魔物は翔の新しいトラウマに反応し、生まれますが、

最近は生まれていません。

それと2つ目、

魔物は翔のトラウマから生まれている生き物なので

人を見境なしに襲います。

でも、その魔物は全く襲ってこないという点です。)


(もしかしたらカケリオの人間のように、自然に出現した。

ってことは人間になるはずが魔物になっちゃったって感じか?)


(その可能性が一番高いですね。こうしてはいられません。

試験が開始次第直ぐに保護しましょう!)


(何にも分からないまま合格目当ての冒険者に殺させる何てさせない!

合格は諦めて、助けに行こう。)


念話で解決し、グリジオスライムの保護を目的とした。

ウラも銀花も賛成してくれた。

外見は単独パーティーだが、中身は3人パーティー。

一見ややこしい様に見えるだろうが、これはこれで結構楽しい。

ギルドから支給回復薬を貰い、試験の開始と同時に始まりの地を出た。


部分強化を足に集中させ、メニューの地図を見ながら

目的地へと驀進する。

到着するまで時間があるので、魔法を習得する為に

魔法入門書を読んでみる。


:注意: 【必ず最初にお読みください】

〇〇〇

1魔法は生命力を糧にして術式を展開し、発動します。


2生命力が強いほど威力は高くなります。


3術式が複雑なほど生命力が多く必要となります。


4『術式は魔法書を使う』、あるいは『確実に覚えている状態で

 生命力を費やし術式を一から展開する』があります。

 前者は即座に発動でき、術ごとに必要な生命力、術の威力が

 決まっています。

 後者は威力調整ができますが、必要な生命力が多くなります。

『精神力』のレベルが高いほど、威力が高くなり、

 必要な生命力が少なくなります。


〇〇〇


今は生命力とやらが分からないがそれ以外は大体分かった。

取り敢えず今は魔法入門書を持っているので

魔法入門書に載っている火の初級魔法『火球』を唱えてみる。


初めての魔法、夢に見た魔法、オタクの時に散々読み漁った本に必ずある

必須ジャンル、『魔法』!!!


まぁ威力がでかすぎて困るかもしれないから、

あの何もない平地に打とう。


「喰らえ、我が初魔法、『火球』!!!」

ポフっとすら言わない。

まさか、僕って魔法使えない系男子?


何もない荒れ地で独り、走りながらガッカリする。



僕の力ではまだ満足するものが書けないため、

終わりにします。


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