異世界についたそうです①
はい、どうもど素人小説家ツナ缶です。
最近、バイトが忙しくてマジ疲れて小説が書けないし、高校のレポートもあるので本当に忙しいです。
でもバイトしながらお話を考えたりして結構物語の大体の構成は出来上がってます。
前書き長かったら嫌がられるかもしれないのでこれで終わりにしますw
わたくしが手掛ける「学校ごと異世界に飛ばされたそうです」をよろしくお願いします。
体が全体が重い……思うように前に進めない。
しかし学校が始まるまで残り5分無理をしてまで急がなくてはならない。
「おい田島大丈夫か?先行って遅れるって先生に言っといてやろうか?」
ルームメイトのけんたが心配しこちらの様子を伺う。
わざわざ一緒に安静になるまでいてもらっても意味がないので先に行くよう諭した。
「おう、じゃあゆっくり来いよ。でも学校休むとかやめてくれよお前がいなきゃ女子が無駄に寄り付くからな……。冗談だよじゃあ先行ってる」
いたずらっぽい笑顔を見せた後、風の如く早く走り学校の方向へ消えていった。
けんたが完全に見えなくなった後、体に負担をかけないよう歩幅を緩くしゆっくりと歩き始めた。
やはりこの体のだるさは今朝の夢のせいだろうか。鍵を閉め永遠に開けまいと心の奥底にしまったものが、ただの夢でこじ開けられてしまった。
母親からも第二の父親からも理不尽な理由で存在を否定された過去の夢。あまり友達を作ろうとしないのもこれが原因かもしれない。
唯一友達といえるのはけんただけだ。
だけどなんでだろう、なんで仲良くなったかはよく覚えてない。
友達というのはいつの間にできるのが普通と聞くが果たして本当にそうなのだろうか?
友達があまりいないので理解しがたいところである。
それから何も考えず歩き校門へ差し掛かった瞬間、自分の胃酸が急に逆流するのを感じ。
「オェェェ!!ゲホゲホッ……!オェェェェェ!!!」
急に何の前触れもなく胃の中すべてを吐き出すような勢いで吐しゃ物をぶちまける。
なんでだ!?確かに今日は体調はすぐれないがここまで悪くはない。
校門前で吐いてしまったため水か何かで洗い流そうと思い、辺りを見渡すがそのまま跪いてしまった。
体は先ほどより比べられないほどに重くなっていた、まるで誰かに立たせまいと抑えれているようだ。
体調がだんだんと悪くなっている。頭は何度も鉛玉でたたかれているように痛く、耳は鼓膜が破れたのか何も聞こえないが針で何回も刺されているように痛む。
これは体調不良というレベルではない。何が起きているのだ……。
「誰か……。いないのか……」
良太の声はあまりにも小さく校舎にいる人間に届くはずがない。
追い打ちをかけるように視界も不明瞭になり良太の不安を煽る。
死ぬのか?死ぬ理由もわからず。神も両親のように自分の存在を否定するのか……?
神にまで存在を否定されたら、もう何もできないじゃないか……。
いらない奴はわけのわからない死因で片づけるのがお前らのやり方か。
視界だけではなくすべての感覚までも完全に使い物にならなくなり、生きてるのか死んでるのかもわからない状態になった。
このままじゃ死ねない、何か残さなければ……
良太はどこから出しているか自分でもわからない声を絞りだし神へ一言。
「来世は価値のある人間にしてください……」
完全に良太の中の光が完全に失われた。
最後に言い放たれた返事は良太の耳には届いているはずもない。
「お……ぃ……」
「……」
「お……い……」
「……」
「おい!!!!!!」
「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!」
「大丈夫か?田島?随分とうなされてたけどそれに……」
「けんた……。お前も死んだのか?」
「は?」
この世界にけんたがいるということはけんたも死んだのだ。
しかしなぜ死んだのだろうか?
「お前寝ぼけてんのか?まぁ確かにあんなことおきりゃー死んだって錯覚するやつもいてもおかしくないか」
「どうゆうこと?全然状況がつかめないし俺死んだばっかだし……ああ、夢か。って痛っ!」
勝手に結論付ける良太にけんたは強烈なデコピンをくらわした。
「痛いだろ?だから夢じゃねぇよ。そしてお前は死んでない。みんなが言うに急にゲロ吐いて意識が飛んで目が覚めたらここにいたんだとよ。俺もそうだけど」
「俺も急にゲロ吐いて、なんか全部の感覚機関がダメになって意識が飛んだ。あんなの体験したから、今生きてる心地がしてないんだけど」
あれは完全死に近い体験だった。今思い出しただけでもまた嘔吐感に襲われるが、幸いあの時点で吐しゃ物はすべて出し切っているので心配はない。
皆さん今回の話はどうでしたでしょうか?
わかりにくい文の構成をしていますがちゃんと読めましたでしょうか?
もっともっとみんなに読まれるため努力していきたいと思います。
何かアドバイスや誤字脱字がありましたらご指摘お願いいたします。
雑談ですが、実は今回の話主人公だけが違うところへ飛ばされるようにしようとしたんですが、なんかここからお話作るの難しいなと思いやめましたw