序章
皆さんこんにちわツナ缶です。
自分は妄想好きで妄想しながらではないと寝れませんw
この話は自分のお気に入りの妄想話です。
自分はいま高3で、いろいろと事情があり工業高校を辞め今現在通信制へ行っています。
勉強が苦手なうえ国語も苦手ですので文の構成がへたくそです!
ですがいろんなライトノベルを見たり、国語の勉強を1から始めていますので、いつか読みやすい
お話が作れればいいと思ってます!
できれば皆さんからアドバイスをもらったり、ダメなところを指摘してくれたら幸いです。
皆さんこの「学校ごと異世界に飛ばされたそうです」完結するまでよろしくお願いします!
「お前なんか生まなければよかった」
言葉が理解できるようになって初めて聞いた母親からの一言がこれだった。
幸いまだ年齢的と共に精神も幼く、その言葉の理屈を考えることができなかったのであまり傷つかなかった。
ただ、親は自分のことが好きではないということだけわかった。
しばらくして、母親は新しい男を連れてきた。
「君が良太君かよろしくね」
その優しい声音は、実の父親のように優しく包むような温かい言葉だった。
母親が自分に向ける声音と全く違う、真逆の感情を向けられた。
良太は、その父親をすぐに受け入れ実の父親の子のように甘えた。
その父親も実の子のように良太を受け入れた。
父親に抱きつき温度とは別の温かさを感じた、それは愛情だった。
生まれた瞬間に愛をくれなかった母親とは違う。別に血もつながってない子に愛をくれる。
良太はその愛をいつくしむように新しい父親と歩んでいこうと思った。
だがその愛が偽物だと気付くのに1週間もかからなかった。
「なんでお前みたいのが生まれたんだよ!」
言葉とともに飛んでくる右手を必死で自分の両腕で防ぐ。
だが、自分はまだ幼い子、そんな子の両腕だけでは大人の力には雲泥の差があるため無意味だった。
自分の両腕はあざで皮膚をほとんど覆われ、右腕はほとんどぶら下がった状態で機能していない、ほかに防ぎきれなかった体や顔にもあちこちにあざがあり、かろうじて意識を保ってる状態だ。
そう、今は新しくできた父親に暴力を振るわれていた。
事の発展は急に起きた。
朝目覚め母親が出かけた瞬間に、あごに強烈な一撃が走った。
何が起こったか分からずあたりを見渡すと、冷徹な目に殺気を帯びた視線をこちらに向けていた。
父親は表情も変えず口を開いた。
「お前なんで生まれてきた?」
何も疑わずすべてを悟った。
もうこの一言だけでわかる。
そうか……この人も……。
「お前はなんで生まれたんだよ!?なんか言えよ!!!!!」
母親と一緒だろ。
愛も初めから嘘。
嘘というよりあれか。
「聞いてんのか!?!?おい!?!?」
「お前も俺のせいにするのか」
「!?」
父親はひるんだように殴ろうとした腕を止めた。
だが、感情が爆発し顔を真っ赤にして唾を飛ばすようなくらいの勢いで叱責した。
「ああそうだよ!お前のせいで……お前がいるせいで節子は子供産んでくれねぇんだ!お前が生まれたから子供はこりごりだとよ!お前が悪ガキだったから節子は子供を作る気はねぇんだよ!どうしてくれるんだお前のせいで当然だろ!!!!」
叱責の後に父親は良太の足に思いっきりローキックをかまし、倒れた後追い打ちをかけるように腹を思いっきり蹴りつける。
この暴力には以前にもらった愛は感じられない。
この父親の愛は嘘だったのか?それは違う。
最初にもらった愛は本物だ。だがその愛は憎しみに変換されたのだ。
実の子のように愛していた良太のせいで念願だった血のつながった実の子が愛する人と作れなった。
理不尽過ぎる理屈で愛が憎しみに変換され、自分のせいにし暴力を振る。笑えて来る……。
「また……俺のせいに……するの……か……」
ほとんど意識のない中父親に向け落胆するようにつぶやいた。
その声はあまりにも小さく父親には届いていない。
こういう風に罪をかぶせられるのは2回目だ。
思い出してしまう、自分のせいで実の父親が死んだときに聞いたあの理不尽な母親の言葉を……。
「お前なんか生まなきゃよかった」
「俺のせいじゃない!!!!!!!!!!!!!!!」
叫ぶのと同時に目が覚める。
「うおおおおおおおおおい!!!どうした田島……?」
横の男が大きなリアクションをとった後怪訝そうに良太を心配するして顔をのぞかせる。
「いや悪い、ちょっと悪い夢を見てた」
「いやいや、どんな夢だよ!早く学校行こうぜいくら寮だかっらってのんびりしてたら学校遅れるぞってかあと5分しかねぇし」
「えっ……早く言えよ!」
慌てて身支度をこなし、寮を出る前に何か違和感を感じ振り返った。
しかしそこにはいつも通りの無駄に散らかった自分たちの部屋だけだった。
だが、そこに何らかの気は感じた気のせいだろうか?
今回見た夢と、さっきの奇妙な違和感このもどかしい気持ちを抑え学校へ向かった
皆さん読みにくい分を読んでいただき誠にありがとうございます!
いかがだったでしょうか?
初めて自分の書いた小説をネットに提示するのは勇気がいりました!
自分の文を誰かに見せ評価をもらうということは実にうれしいことですが、悪い評価が来るのはちょっと不安ですw。
次回からは異世界生活が始まります。
どんな展開にさせるかはもう決まってるので楽しみにしておいてください!
今後ともわたくしツナ缶が手掛ける「学校ごと異世界に飛ばされたそうです」を宜しくお願い致します!
(始まったばっかですけどw)