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作者: 竜崎 詩音

ふわりふわり

貴方の音が 私の胸のその奥に

聞こえている ただそれだけで

夜の静けさ 恐ろしさ

全てが月に 還るよう


とくりとくり

急かさんばかりに 私の胸のその奥が

貴方に見られる ただそれだけに

夜の静けさ 静寂さ

全てが踊り 闇が散る


呑んでみようと 呑まれてみようと

あなたがそばにいるせいで

私の胸のその音が

夜の踊りへ かわってく


よくよく聞いてみて御覧


風が桜を水に舞わせ

風鈴鳴らす花火の光

蟲の無く音赤々と

足音変える白の床


あなたと共におるだけで

わたしの好きな音にかわる

いい加減に気付いておくれ

私が枯れるその前に


水気を帯びたこの花は

蜂の羽音を待っておる


下品な花といわれても

それほどあんたを愛しとる



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