口喧嘩
「おきろ」
はっ
おきました
「校長の無駄に長い挨拶終わったぞ」
「おこしてくれてありがとうございます」
「勘違いすんじゃねぇぞ」
「いえいえそんなつもりは」
「そういう意味じゃねぇよブス!ちかよんなっ!」
・・・今の会話のドコに嫌われる要素が?
おお、よく見てみたらこいつ結構イケメンだな
ほう、つまりこういうことが前にもあったんだな
ちなみに左の人ね
親切なんだけどね
私をブスって言った罪は重いぞ
こんなに強くてぷりちーな女の子ほかにはいない!
仕返ししてやろう!
他の男の子と仲良くなって私がどんなにいい子か教えて差し上げますわ!
オーホッホッホッ!
コレじゃ悪役やん
さて、授業いくか
「え~転校生のリーベ・トゥルエノだ 仲良くやってくれ
はい、自己紹介しろ」
「リ、リーベ・トゥルエノといいます みんなと仲良くやれるかわからないけどがんばりたいです ええっと、リーベって呼んでください!」
「親の事情でこっちに来たそうだ 前の学校はなんてトコだったのかな・・・ まあいい 今日は校長先生が倒れたので一時間目は自習だ」
一年生の時点で自習とかレベル高っ!
てか倒れたんだ 校長
朝無理しすぎたんじゃないの?
「ねぇ、リーベちゃんってどこから来たの?」
いきなりちゃんは予想しなかった
いやこんなもんか
「ひ・み・つ♥」
「おとなっぽーい!」
「ねぇ、好きな食べ物は?」
「好きな色は?」
「おい、やめろよ 困ってるだろ」
『はーい』
たすかった・・・ 右の人よ、感謝する
「俺はディルっていうんだ よろしく」
「ディル君!そいつはだめ!」
「え?いいやつっぽいぞ」
「私のことブスって言ったのよ!」
言ってません すいません 思っちゃいました すいません
「いったのか?」
「言ってないよ」
「ほら!嘘をついた! 言ってたもんブスだって!」
「でも言ってないっていってんぞ」
「言ったもん!ブスっていったもん!」
「朝、俺にも媚をうったしな」
「ほら!」
「言った言った言った!」
「ごめんリーベ・・・ 幼馴染は裏切れない」
れべるたけぇやつと超幼稚なやついんだけど
ああもうむかつくなぁ
「言ったら何かあるの?」(すごく怒ってる)
「認めたぁ~やっぱいったんだ!」
「何回言えばすむの!言ってない!」
はぁ、やっちまった
あのアト、もう言い合って言い合って最後はぜんぜん違う話して、
口下手な私が左の人に言い負かされて終わった
あーあーあーなんでこうなった
あの通称かわい くない子ちゃんのせいだろ
整形しろよ
おっと、口が悪くなってきた
いやぁ前世でも怒ると口が悪くなるんだよね
まぁいいや
明日、学校で弁解しよう
やっと一日目が終わった
次は通称かわい くない子ちゃんのターン!