タイムスクエア、合成魔導
「タイムスクエアについて」
・ゼフが前世において、タイムリープという時間遡行魔導を覚える前、その実験段階で編み出した固有魔導。
これを進化させたのがタイムリープであるらしい。
時間を止めることが出来る魔導。止められる時間は、魔導レベルに比例して延びる。
この時、身体を動かすことは出来ないが、魔導を行使することは可能である。
これを利用した方法として、
①タイムスクエア中に同種の魔導を複数念じる事で、複数の魔導を同時に発現させて、共鳴させられる。
この時、攻撃魔導の威力は同時発現した魔導の威力を足して2乗の威力になると思われる。
また、これで弱点をついた場合、更にダメージが増える。
威力を1、弱点威力を1.2とする。
例①、ダブル
(1+1)^2=4
例②、トリプル
(1+1+1)^2=9
例③、スクエア
(1+1+1+1)^2=16
例④、弱点ダブル
(1.2+1.2)^2=5.76
例⑤、弱点トリプル
(1.2+1.2+1.2)^2=12.96
また、補助強化魔導においては、倍率計算が変化し、パラメータを補正するような魔導は、X倍を、+(X-1)倍加算する。
また、個人が耐えられる限界があり、そこまでが強化倍率となる。
ひとつにつき、1.2倍とすると、
ダブル
(1+0.2+0.2)^2 = 1.96
トリプル
(1+0.2+0.2+0.2)^2 = 2.56
スクエア
(1+0.2+0.2+0.2+0.2)^2 = 3.24
②タイムスクエアの時間停止中に魔導を使うと、時間停止が解けた瞬間に魔導が発動する事を利用し、詠唱のある魔導でも、あたかも無詠唱で発動させることが可能。
ただしあまり長い詠唱の魔導は無理。
③タイムスクエア中に別種の魔導を同時詠唱した場合、それは全く別の新たなる魔導となる。
この魔導は、掛け合わせに使った魔導の
威力
消費
特性
欠点
の4つそれぞれを足して倍化した能力を持つ魔導になる傾向があるようだ。
もちろん違う能力を持つこともある。
詳しくは『合成魔導』にて。
ただし、等級が同じ魔導でないと合成魔導は発動しない。
④タイムスクエアを唱えた後、あえてズラしてスカウトスコープを念じる事で、ダメージを与えた瞬間その効果を発動させるという使い方もある。
魔導の実験は弱い魔物を相手に行うことが多く、一撃で倒してしまう事が多いため、威力を測ることが難しいのだが、これを使えばある程度の計測が行える。
⑤時間が止まっていることを利用して自らの視界に写っている状況を冷静に確認、対処法を考えることができる。
当然この時に魔導を使用しておくことで時が動き出した瞬間に魔導を発動させて対処、という事もできる。
また、
・他人の魔導発動時
・魔導を発動する武具使用時
タイミングを合わせてタイムスクエアを発動できればそれらの魔導も、掛け合わせに使用できる。
現在の成功確率は、
ミリィさんと→60%以上
魔導武具、二重のみ→かなりの確率
魔導武具と三重→、止まっている相手ならいい感じ
欠点として、タイムスクエア中は魔導を行使する為の負担が大きく、魔力の消費も倍になる。また、魔導自体の欠点も倍加する。
[ゲロイン]現在、
タイムスクエアの効果中による魔導の念唱できる数は、ボール級を3つ、中等を2つと少し、ブルーゲイル(などの軽い大魔導)を2つ念唱可能
●タイムスクエアによる合成魔導について
Ver.7
《攻撃魔導》
魔導属性の掛け合わせによって傾向がある。
・二種混合
緋、空
火炎旋風。
広範囲、高威力になる傾向が強く、攻撃特化である。
使い勝手も良好。
緋、蒼
爆発。
どんな組み合わせでも爆発する。
そのため、使い方に注意が必要。
初等範囲魔導どうしなら、煙幕になる。
~スフィアなら大爆発し、広範囲に効果が及ぶ代わり、威力は他の二種混合魔導より劣る。
緋、魄
白炎。
かなり相性がよく、魄だけ合成よりも威力が高い。
翠、空
重力。
かなり威力が高いが、範囲が狭く、とても扱いが難しい。
・三種混合
緋、翠、空
溶岩。
三種混合魔導、ヴォルカノン~。
トリプルより明らかに強力な威力が出る。
蒼、翠、空
氷結。
三種混合魔導、アイシクル~。
ヴォルカノン~と比べて威力は低め、その分追加の効果あり。
・四種、五種混合
緋、蒼、翠、空
金色。
四種混合魔導、テトラ~。
金色の光を放つ魔導。
四種混合という特性上、とてつもない威力を持つ
ゼフの"人前で使える"最強魔導候補。
緋、蒼、翠、空、魄
白金
五種混合魔導、プラチナム~。
魔導の持つ五種の属性全てを混ぜた魔導属性。
その威力は比喩表現でもなんでもなく万物を破壊できるほど。
初等級の魔導を放っただけで斬撃の線上にあるもの全てを両断した。
……ただ、この威力は神剣アインベルを混ぜて使用しているからという可能性も否定できないが。
ゼフの"人前で使えない"最強魔導候補筆頭。
ぶっちゃけ奥の手である。
《その他の魔導》
補助系の魔導に全く別の魔導を合成する事で、新たな効果を生み出す事ができる。
武器に属性を付与する魔導
+
攻撃用の魔導
↓
魔力の剣、~ブレイド
使い方によっては、大魔導並みの威力をもつ。
スリープコード
+
ヒーリング
↓
ショートスリーピング。
一瞬にして深い睡眠に入り、、睡眠時間もおよそ半分で回復することができる。
身体強化系の魔導
+
回復魔導
↓
身体強化をしつつ、身体への負担を減らす魔導。
レッドグローブ
+
ブラックブーツ
↓
マゼンダコート。
簡易の速度と攻撃の合成魔導。効果はダブルより落ちるが、コストパフォーマンスは優秀。
速度 (1+0.2+0.0)^2 = 1.44
攻撃 (1+0.0+0.2)^2 = 1.44
同種身体強化系の魔導×2~4
↓
身体大、超、極強化、効果時間短。
また、欠点として、強化しすぎて使い手を選び、さらに肉体に負荷がかかるので現状、
ゼフ→約2、3倍?(囚われのレディア)
ミリィ→約?倍()
クロード→約?倍()
レディア→約?倍()
までしか動けない。
(ブラックブーツの場合)
限界を越えて動いた場合、負荷の掛かった体はダメージが残る。
強化できる倍率は、下の通り
ダブル
(1+0.2+0.2)^2 = 1.96
トリプル
(1+0.2+0.2+0.2)^2 = 2.56
スクエア
(1+0.2+0.2+0.2+0.2)^2 = 3.24
同種ウォール系統の魔導×2
↓
ウォール系の魔導は、同時念唱すると耐久力が増加する代わりに効果時間と範囲が減少し、元々の消費魔力が大きいこともあり、かなり使い道が狭まる。
しかしその効果はかなり上昇
デジタル大辞泉の解説
おく‐の‐て 【奥の手】
1 奥義。極意。「―を授かる」
2 容易に人に知らせない、とっておきの策。最後の手段。「―を使う」
どうしてもこれをのせたかった……!