用語、その他解説その2
注意
説明過多
重複説明あり
魔導師協会 (プロローグ)
テンプレファンタジーで言うところの冒険者管理所のひとつ。
魔導師の管理をしている。
そのため、所属していた魔導師のもっていたスクロールを大量所持管理している。
↓
派遣魔導師 (月光の夜、後編)
連中はよくわからん固有魔導、しかもそのオリジナルを多数独占しているので、一言でいうとめちゃくちゃ強い。
さらに調査魔導だかなんだかで、いろんな痕跡を辿ったりすることが出来るとか。
故にほとんどの犯罪者は、派遣された魔導師にすぐ捕まってしまう。
↓
派遣魔導師の力と制約、その扱い (決意)
派遣魔導師は魔導師協会との契約により、協会に仇なすものにしか振るわれることはない。
しかしその制約故、本来の魔導師をはるかに超えた強さを持つが、これを破ったものはもう二度と魔導を使うことが出来ないようだ。
また、 派遣魔導師は魔導師協会の定めた法を守護し、裁きを与える近い存在。
それを恨む者も多く、人前でそれを明らかにするのはあまり良い行為とは言えない。
↓
ザル制約 (グレイン)
使い魔などに強化魔導を使っていたところを見ると、睡眠などの状態異常魔導は派遣魔導師の制約に触れない。
ゼフ「くそ、ザル制約ではないか。」
↓
派遣魔導師の強さ (グレイン)
派遣魔導師は専守防衛、こちらからは手が出せない。にもかかわらず強力な魔導を使ってくる魔導師の相手をしなくてはならない。そのため並の防御力じゃやっていけないため、専用の固有魔導があるようだ。
ボス (ボス)
一定周期であらわれる、通常の魔物とは比べ物にならない強さを持った魔物である。
強力な魔力で構築された外殻は、殆どの攻撃を弾き、討伐は容易ではない。
しかし得られるものも大きく、大量の経験値、さらには相当な高値で売れるレアアイテムをそこそこの確率でドロップする。
基本的に一人で倒せるものではなく、何人かのパーティを組んで戦うもの。
ソロでのボス狩りは、相当な使い手であれば周到な準備の末、なんとか可能。
………一般的には。
ボスは強力な力を持つが故に、復活にはかなりの月日がかかる。(レディア)
また、強いボスほど復活にかかる月日は長くなる。
↓
発狂モード (死者の王、後編)
ボスをある程度削るとなる。戦闘力が上昇し、行動に変化が起きる。
上昇率はボスにもよるが三倍近くまで上がる。
後に、発狂モードの条件が魔力値3分の1以下になることだとわかった。
↓
ボスの魔導耐性 (サニーレイヴン、前編)
ボスの持つ魔導耐性は強力だ。故に魔導の本来の威力を発揮できない場合も多く、状態異常の魔導に至っては効果そのものが無効化されてしまう。
ギルド (ギルド)
気の合う冒険者たちの集まりで、一人では困難な仕事や、アイテム、仕事の融通、その他諸々をギルドの仲間で協力し合い、達成していこうと、まぁそういったもの。
しかしこれは建前でただだらだらと馴れ合うだけのギルドや、リーダーの兵隊のように扱われるギルドなどもあり、良いギルドばかりではない。
↓
ギルドメンバーの特権 (死者の王、前編)
ギルドのメンバーは円環の水晶の力で強い繋がりを得ており、そこまで遠くない距離ならば、念じる事でギルドメンバー同士、会話をする事が出来る。
この念話を、ギルドメッセージと呼ぶ。
↓
ギルドの加入
ギルドエンブレムの入ったアクセサリーか何かを付け、リーダーがそのエンブレムに認証を与えるのが一般的。
これによって念話可能になる。
↓
念話について (念話)
作ったアクセサリーにギルマスが魔力を込め、認証を与え、それを持たせることで使える。
円環の水晶でギルドを作った時の最初期メンバーは、この作ったアクセサリーがなくても念話は使用可能だ。
“蒼穹の狩人” (ギルド)
新設ギルド。
目的は最強のギルド………らしい。
ミリィがゼフを騙して無理矢理結成された。
現在、メンバーは
・ミリィ(ギルマス)
・ゼフ(副ギルマス)
・クロード
・レディア
である。
ギルドエンブレムは、女狩人が弓をつがえた絵、その周りにミリィの描いた魔法陣の様なミミズをあしらったもの。
クロード作。
街の人の依頼で稼ぐ (拠点)
非効率的ではあるが、街で暮らす以上は地域活動の一環として、街の人の依頼を聞くのもいいらしい。
何かあった時、下手に疑いの目を向けられずにすむからだ。
カード (スクリーンポイント、前編)
魔物が落とすレアアイテムで最も希少価値が高い物。
装備にエンチャントする事で、様々な効果を得る事が出来る。
↓
ボス、中ボスカード (セルベリエ)
ボスや中ボスは大量の魔力で構成されているだけあって、その効果も強力なものが多い。
ボスカードは売れば七代は遊んで暮らせる程の値段で、一般に出回っている最高レベルの装備品を、それこそ幾つも買うことが出来る。
中ボスのキングニッパーカードでも、恐らくその十分の一はするであろう。
しかし、それが落ちる確率は果てしなく低い。
魔導師殺し (スクリーンポイント、前編)
所謂“魔導師殺し”というやつは、その名の通り「魔導を殺す魔導」である。
その効果は、行使する魔導師にも適応され、自分の使う魔導にまで悪影響が出る恐れがあるのだ。
故に魔導師はこれら“魔導師殺し”を用いる事はほとんどなく、基本的には魔導を使わない職業が持つものである。
実際、クロードはスクリーンポイントにより魔力線が細くなってしまっている。(枕)
プチレア (念話)
魔物が時折ドロップするレアアイテムなのだが、レアの割にはそこそこ出やすい、ゆえにプチレアと呼ばれている。
ドロップアイテム関係
読者の想像ではあるが、
どうやらドロップアイテムのなかでも
・使えないゴミ
・使えるもの
・すごく使えるアイテム
・使えないカード
・使えるカード
があるようで、この内、すごく使えるアイテムをプチレアと呼ぶようだ。
また、ドロップ確率は
敵一体につき、
低い<高いとして
カード<<<<ドロップ<出ない
のようである。
本編感想欄からの情報によると、キングニッパーカードは0.5%らしい。
低いなっ!
(訂正により、0.02%であることが発覚。更に低い!)
魔導師のソロ狩り (早朝)
貧弱な体一つで、攻撃、防御を行わなければならない魔導師のソロ狩りは確かに危険だ。
しかし魔導の奥の深さには、あらゆる状況に対処出来るだけの「引き出し」がある。
最善の手を、最善のタイミングで切り続ける事ができれば、理論上はどんな相手でも勝利する事は可能なのだ。
威圧展開 (サニーレイヴン、中編)
ボスが発狂モードになると、一定範囲の魔力のフィールドを展開してくる。
これは、精神の集中を乱し、魔導の行使を阻害する。通常の魔導であれば問題なく使えるが、高い集中力を要する大魔導や、テレポート、一部固有魔導は使用することができない。
ブルーウォールハメ (サニーレイヴン、後編)
魔導により発現した壁は、いかに魔導耐性をもつボスといえど、力任せに破るのは時間がかかる。魔物のいる座標、そこに寸分の狂いなくブルーウォールを発現させることで完成するこのブルーウォールハメは、動いている相手に発現させることは難しいが、一度ハマってしまえば、完全に動きを止めることが可能だ。
だが、止めることが出来るのは、あくまでその動きのみ。魔物の攻撃までは止めることが出来ず、動きを止められた魔物は、その射程限界まで暴れ、破壊の限りを尽くすのだ。
これは当然、他の冒険者にとって迷惑な行為で、特に強力な魔導を持つボスに対しては、魔導師協会に通報されてしまう恐れもある。
ダンジョンの性質② (サニーレイヴン、後編)
魔力許容量の多いダンジョンスポットでは、ある程度土地が破壊されても数日で元に戻る。
ゼフ「倒した魔物を魔力で復活させてしまう位だ。土地を蘇らせる位ワケはないのであろう。」
道具を利用した魔導 (横殴り)
武器や道具に魔力がこもっているものはそれを利用した魔導が使える。
魔導自体、使い手の魔力や質、その他諸々の要因でかなり威力が上下するので、「誰でも使える」レッドボールなど、大した威力ではない。
とはいえ面白い道具ではあるので、貴族や金持ちが見せびらかす為によく欲しがる、いわゆる嗜好品である。
……であるはずなのだが、ゼフが道具にこもった魔導の発動方法の勘違いが正され、ある利用法に気づいたことにより、使い方によっては強力な武器になることがわかった。(宝剣)
ドロップアイテム (盗賊)
魔物を倒すと、大地の魔力とその魔力が動かしていた外殻が混じり合い、アイテムを落とすことがある。
↓
なぜドロップアイテムが? (横殴り)
何故魔物が武器や鎧など、見た目からは考えられない様なアイテムを落とすのかは不明だが、ダンジョンの魔力が樹や岩などの自然物から魔物を構成されている事から、魔物との戦闘によってそれがアイテムへと姿を変えたと言う説が定説となっている。
ドロップアイテムと経験値を得る権利 (海神の涙)
魔物を倒すとアイテムが得られるが、他の冒険者が戦っている魔物を大ダメージを与えて倒してしまうとその経験値やアイテムは、より大きなダメージを与えた者が手に入れる権利を持つ。
アイテムは譲渡すればいいだけだが、経験値はそうもいかない。
このせいでトラブルが起こる事もあり、魔導師協会の法で故意にそういった行為をすることは禁じられている。
そんなわけで強力な範囲攻撃を持つ魔導師たちは、人の多い狩場を嫌う傾向にある。
ただしボスに関しては、その危険度の高さから共闘を認められている。
これを詳しく説明すると、 魔物はダンジョンの発生させる魔力と、辺りにある物体で構成されている。
そして魔物が落とすアイテムも、一定時間の間、同じ様な魔力で包まれているのだ。
この魔力はその魔物と戦っていた者以外を拒絶し、倒した後この魔力が消滅するまでのしばらくは、戦闘していた者とその仲間以外には拾う事が出来ない。
この「戦闘していた者」という定義に入るのは魔物に一番ダメージを与えた者と、その協力者である。
そして複数のパーティが同じ魔物にダメージを与えた場合、その総量が多い方が優先されるのだ。
↓
横殴り (横殴り)
ドロップアイテムと経験値を得る権利を、上記の方法で故意に得ること。また、その方法。悪意を持って横から攻撃をし、アイテムだけを奪い去る行為は「横殴り」と呼ばれ、魔導師協会の定めた法で禁止されている。
ただ、ボスの場合はこの方法は使えてしまうようだ。
レベルの上がり方 (横殴り)
レベルはある一定から極端に上がりにくくなる。
当時はスカウトスコープがなかったので大体しかわからないが、あそこまで魔導を習得するには20年はかかるはずだ。
そして「死」というリスクを背負ってまでそこまでの長期間、狩りを続けるような人間は少なく、さらに……当時の感覚に照らし合わせると高レベル帯は特にレベルアップにブレーキがかかり、1年に1個レベルが上がるかどうかというものであった。
魔導覚える方法 (深夜)
魔導はスクロールで覚える方法と、もう一つ、魔導のレベルを上げる事で覚える方法がある。(というかこれが本来の方法)
例えばレッドボールのレベルを一定まで上げる事で、レッドショットを使用する事が可能になる。
ゼフ「一番初めの大魔導は確か、スフィアとクラッシュのレベルを上げれば使えるようになるのだったか」
中等魔導の遠距離最強であるスフィアと、近距離最強であるクラッシュ、
記憶が確かなら、この二つを鍛えれば、大魔導が使えるようになったはずだ。
ゼフが初めて覚えた大魔導は、緋の大魔導であるが、クラッシュとスフィアをメインで使っても二ヶ月はかかった記憶があるそうだ。
魄の大魔導 (深夜)
魄の、中等以上の魔導は高級媒体(一個1000ルピ)を使う為、その使用に著しく制限がかかる。
その為、魄魔導の使い手は余程の金持ちや、一部の酔狂な者に限られるのだ。
そういう者たちが大金をはたいて編み出した大魔導をわざわざ魔導師協会に持ち込むはずもなく、故に魄の大魔導は一般に殆ど知られていない。
また、覚えるには一日五百回の六十日、三万回と仮定しても三千万ルピ。しかもこれは覚える前提なだけで、大魔導となると高級媒体を凄い量要求される。
冒険者同士の争い (セルベリエ)
当然ご法度である。
政府によって管理されている公認ダンジョンは、魔導師協会の調査魔導により監視されており、他の人間を攻撃したり大きなトラブルがあると、それを悟られてしまう。
そしてその結果如何では協会の魔導師が派遣され、犯人は拘束、捕縛されてしまうのである。
ちなみに街中では、トラブルの種である人間が多すぎるため、このような措置は取られていない。
政治や利権、プライバシーやらなんやら色々と面倒くさい事もあるのだろうしな。
魔力の質 (セルベリエ)
魔力の質は普段の戦闘経験により、その流れはより洗練され、流麗になっていく。
姿を消す魔物 (大階段)
この手の姿を消す魔物は、精神力が弱い傾向にあり、一度見つけると二度と魔導は使ってこない。
そもそも霊体は存在そのものが不安定であるため、魔導を使ってくるものはあまりいない。
深い瞑想 (決意)
体内から放出した魔力を練り上げながら、体中を廻るように纏う技術。
深い瞑想と呼ばれるそれは、魔導師の修行として基本、しかし奥義とされている。
魔力感知に関して (習得)
ミリィ「魔力に対して感覚が鋭くなってきた気がするのよね。ゼフもクロードも、ずっと一緒にいるからかな?よく分かるのよ。ゼフは特に魔力が強いから目立つし。」
遠くから魔力を感じ取るのはかなりの熟練を要する。
また、
ゼフ「アゼリアは魔力を絶っているのかもしれない。暗殺者を生業とする魔導師は、己の存在を悟られない為にそういった固有魔導を持つと聞く。」
魔導の教え方 (習得)
魔導のスクロールは魔力を込めた文字で書かれているため、魔力のない人間ほど理解するのは困難である……が、そこまで難しい事はない筈なのだが……やはり脳筋か。
ミリィ→魔導の指南を始める……が、どうにも抽象的で要領を得ない。
クロード→「ボクに任せてください。レディアさん、魔導を覚えるなら理論だけでもいいんですよ。理解してしまえばいいんです」
…が、理解できず。
結果、
ゼフ「魔力は誰でも持っているから、座学で教えるより身体で魔力を感じる方が覚えやすい」
魔力線を直接他人が触れて魔導を刻む方法。
ゼフが教鞭を取っていた頃、才能はあるのに魔導を使えない生徒にやっていた方法である。
習得方法はこれだけある。
戦士系冒険者 (囚われのレディア)
覇気というか闘気というか……とにかくそう言った類のものを纏う冒険者がいる。
熟練を極めた冒険者には、そう言ったオーラのようなものを纏う連中が存在する。
大体戦士系に多い。
また、普通の人間相手であれば初等魔導で十分であるが、鍛えられた冒険者は中等魔導を直撃させて、ようやく戦闘不能にまで持ち込めると言ったところだ。




