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yell  作者: 三日月と猫
2/2

1話

『ズザァァァァァァァァァッ』

「はは。落ちたな。随分、見事に」


 皆さん、こんにちは…じゃなくて、はじめまして。水野みずの 友希ゆうきです。さっそくですが、俺は見事に2メートルぐらいの穴に落下しました。


「友希ー。だーいーじょーぶ」

「竜。とろい喋り口調を心がけていないで助けてください」


 穴からヒョイと顔を覗かせた金髪の青年、竜は緑色の目をパチクリさせた後俺を穴から引っ張り出す、かと思いきや。


「誰かぁ。はしごー」

「いやっ。君身長190センチ以上あったよねっ。その無駄な身長でどうにかなるでしょっ」


 竜は「えー」と、不満げに眉を寄せた後、深いため息をした後「仕方ない」と言わんばかりにズザザとずりおちてきた。


「はい、お姫様だっこ」

「肩車の方が早いよ。ていうか、お姫様抱っこは嫌だよ」


 竜は不満そうに再び眉を寄せると、俺を持ち上げ外に思いっきり投げ飛ばした。



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