14時頃にはいないぞ
3.監査の人達は場をかき乱した後で、とっとと帰ります
さっさと帰って欲しいというのか、来るんじゃねぇってのが本心なんですが。
凄い困った事になるんですよ。
「60kg超えてるわ」
先に笑い話から入るんですが
「どうして今になって言うんですか!!午後ですよ!午後!3時!!」
重量を測るために体重計に載せて、測定するわけですが。ナメテんのか?って言いたいことは
「体重計が1個しか用意されてないのはおかしいでしょうが。何十人が配達すると思ってるんですか!」
これをやるためにわざわざ、配達員達が1個しか用意されてない体重計に並んでます。まるで健康診断ですよ。バカじゃねぇーの?
そして、午後になって、110ccでもオーバーする重量だと判明。
「なぜ配達を頑張らなかったんですか!?」
「お客様対応してたの、営業活動とかもしてるの」
「どうして超えたのか、理解してますか!?」
「お前のせいで、原付が積めなかった量を積んでるんだよ、10kgほど」
他所の応援をしてなきゃ、別にできる量だった。それはおいといて、どーするの?
山口部長は別の配達で外に出たし、班のみんなも先に配達地域に行ってしまった。時間的にも3往復というのは厳しい。……という事情云々はともかく、まぁ、その。
「もういい!!そのまま出なさい!!」
午前中は意気揚々と監査してるんですが、……午後になると、異様なくらい、テキトーですよ。言っちゃなんですが、やる気ないですよ。大抵いつもこうです。法律守れ守れって叫んでおいて、この方達も平然と破りますから。
日常点呼の時もそうですね、テメェ等は夜間配達されている方々が終わるまで帰るんじゃねぇって思ってます。
「じゃあ、出るわ(だったら、午前中からすりゃいいじゃん)」
結局、法律の積載量を守っていると配達が終わらないのである。
この点についてなのだが、終わらないのは残していい、というのはあくまでその場しのぎでいずれはやらなきゃいけない、負債なんです。借金と同じです。どこかで頑張る必要があります。
で、積載量について無視することと、……お客様にお荷物をお届けできないって事を同列にしちゃいけないんです。どっちがやべぇかって、圧倒的に後者なんですよね。下手すれば警察に捕まるレベルです。こーいう状態を作っちゃいけないというのを、もうちょっと上の方々は考えて欲しいです。
ブロロロロロ
そして、交通事故が起きる(15分前)。
午前中に制限をかけておいて、午後から制限を解くなんて止めて欲しいのだ(守れないなら最初からするなって意味)。日が出ている間が勝負となっている、このお仕事。当たり前だが、午後の方が休憩を挟んでいても、身体はキツイです。通学路とかを通れば、子供達がウロチョロしていたりで危険度が上がります。
配達においても、早い段階で他社との宅配BOX競争とかがあるんで、午前中に頑張るメリットは多いです。というか、午前中に持って来いってところも多いしね。
「おーーーーい」
本来、それくらいの積載量で起こる交通事故ではないんですが。場所にもよりますし、慣れてない道の方が事故が起こりやすいってのは当たり前なんですよね。特に走ってるんじゃなくて、停車しているって状態は中々想像つかないんですよ。
「ごめーん!持って来てもらって」
「いいっていいって」
足場の確認は特にね。角度のある路肩にバイクをサイドスタンドで停めたりすると、積載量とバイクの重量も相まって
ガシャーーーーーンッ
倒れるケースがあるんです。……荷物の受け渡しは、軽いことを前提としていて、ギチギチに詰めた状態は想定してないんです。
◇ ◇
「え~……バイクの停め位置 もとい バイクの積載があまりに多いための、立ちごけによる交通事故が発生したそうです」
くれぐれもこのような事はないように
「ホントに他所の地域に行かなかったら、交通事故は起きていませんね。なーんで、自分の配達地域が終わってないのに他所の地域に行ったんですかね~、他区応援の基本は自分の仕事が終わってからだぞ」
いや、配達員を責めるわけじゃない。
「山口部長ー、住吉と藤田はどこに行ったんですかー」
「もう帰ったぞー。居ても邪魔になるだけし、帰っても邪魔なんだけどなー」
今回の件に関しては、あんた等が首を突っ込んだせいで、発生したとしか言いようのない事故であり。普段通りやっていたら、
電動付自転車や原付の方は、いつも通りの仕事をしてただろうし。110ccの方が余計な積載をしなくて済んで、他所の地域に行ったりもしなかった。
総括するとだ。ホントに分かってないのが不思議なくらいなのだが
『僕のせいじゃない!!僕じゃなくても、このような交通事故は起きていた!!』
法律で決められているから、積載するなって叫ぶ方
「お前が残りの荷物を積んで配達してれば、良かった話じゃねぇーかよ、言い出しっぺが……」




