神様にもらった「なんとなく心が読める」スキルは外れかと思いきや、宿屋のフロントで使ったらなぜか貴族様から魔王様までフラグが立ちました
「神様にもらった「なんとなく心が読める」スキルは外れかと思いきや、宿屋のフロントで使ったら領主様から魔王様までお得意様になりました」の続編です!
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↑をご覧になってなくても、短編として読めるようには作っていますのでよろしくお願いします!
「よ〜し、今日もお仕事頑張ろー!」
私、小鳥遊紬の前世、日本での人生は、まあ、よくある話でトラックに轢かれてあっけなく終わった。そして次に目を開けた時、目の前には自称・女神様。
女神様は転生特典としてスキルをくれると言った。チート能力で無双!?と胸をときめかせた私に授けられたのは――相手の心の声が“なんとなく”聞こえる、『ささやきヒアリング』という何とも言えない地味スキルだった。
正直がっかりしたけど、行き倒れていたところを助けられた宿屋『木漏れ日の宿』でフロント係として働いてみたら、このスキルがまさかの大活躍!お客様の心の声を先読みして、最高の“おもてなし”を提供できる、まさに天職だったのだ。
「なんとなく心が読める」という地味スキルを駆使して宿屋のフロント係を始めてから数ヶ月。
すっかり仕事にも慣れ、今では街の人達だけでなく領主様や貴族様、はたまた勇者様に王太子様、しまいには魔王?まで、御用達な街一番の、いや、国一番の人気宿としてその名を轟かせている。
―・―・―
「紬さーん! 王都からまた手紙が届いてるわよー!」
「はーい!」
厨房から顔を出した同僚のアンナさんが、ひらひらと封筒を振っている。差出人の紋章を見なくてもわかる。
あれは王太子エドワード様からだ。きっとまた舞踏会へのお誘いに違いない。もちろん丁重にお断りするけど。
勇者アルドさん(ピーマン嫌い)からは相変わらず「今日の献立ピーマン情報」が届くし、クールな貴族ライオネル様からは難解な研究書(と、たまにお花)が届く。
皆さん、律儀だなあ。
そんな平和な日常が、一本の電話ならぬ、一通の王都からの通達によって打ち破られることになる。
「『星降り祭』……ですか?」
「おう! なんでも百年ぶりに、とんでもない規模の流星群が見られるらしい。王都の学者先生たちがそう発表したもんだから、国中がお祭り騒ぎよ」
おじさん(宿の主人)が興奮気味に教えてくれる。この街は空気が澄んでいて、星がよく見えることから、祭りの中心地の一つに選ばれたらしい。
つまり、期間中はとんでもない数のお客さんが押し寄せるということ。
「よーし、腕が鳴るぜ! 紬ちゃん、悪いがしばらくはてんてこ舞いだ! 覚悟しとけよ!」
「はい! 望むところです!」
胸を叩いて見せたものの、私の胸中は一抹の不安でいっぱいだった。
だって、こういう特別なイベントには、決まって“あの方たち”がやってくるのだ。
そして、私の不安は的中する。
まず予約の連絡をくれたのは、王太子エドワード様だった。
『やあ、紬! 星降り祭、君と一緒に見たくてね! もちろん“エド”として行くから、いつもの部屋、お願いできるかな?』
“エド”とは変装した冒険者での仮の名前。つまりお忍びで来る気満々だ。
次に来たのは、貴族のライオネル様。
『今回の流星群は、極めて特殊な魔力を含んでいる可能性がある。研究のため、最高の観測地点である君の宿に滞在させてもらう。……もちろん、君への挨拶も兼ねて、だ』
相変わらずクールだけど、心の声はたぶんデレている。
そして、勇者アルドさん。
『紬さん、聞いてくれ! 星降り祭の間は魔物の動きが活発になるから、この街の警備を任されたんだ! これで心置きなく君の宿に泊まれる! ピーマン抜きでよろしく!』
目的が警備なのか宿泊なのか、もはやわからない。
……うん、まあ、このあたりまでは予想の範囲内だ。問題は、最後に来た一通の手紙だった。
差出人の名前はない。ただ、漆黒の封蝋には見覚えのある黒薔薇の紋章が刻まれていた。
『祭りに行きたいと、娘が聞かなくてな。世話になる』
魔王様(仮)だーーーーーっ!
しかも、娘さん連れ!
勝手に魔王呼びしている、もう一人の常連さん。明らかに只者ではない雰囲気を出してるけど、実は娘にデレデレという萌え要素たっぷりの方。
私の頭の中は、瞬時にパニックに陥った。
え、待って? 王太子と、貴族と、勇者と、魔王が、一つ屋根の下に?
これ、リアル「宿屋で全員集合! 」じゃない? ポロリするのは私の理性かもしれないけど。
お互いの正体を知らない(特に勇者と魔王)彼らが鉢合わせしたら、宿が木っ端微塵になるどころか、国が滅びかねない。
(どうしようどうしようどうしよう……!)
私のスキル『ささやきヒアリング』は、自分の心の声まではどうにもしてくれない。
こうして、私の人生最大級の試練、『VIP客同時ブッキング事件』の幕が、静かに上がったのだった。
―・―・―
星降り祭の当日。
宿は朝からお祭りムード一色。従業員もみんな浮き足立っている。私を除いて。
最初に到着したのは、ライオネル様だった。銀髪を風になびかせ、今日も今日とて絵になる美しさだ。
「やあ、紬。世話になる」
(……1月前に会ったばかりだが、やはり可愛いな。この素朴さがいい)
心の声、ありがとうございます。ライオネル様は貴族様なのにそんなに来ても大丈夫!?というほどいらしてくださっている。噂では、この街にファンクラブまであるらしい。私は笑顔で彼を離れの部屋へ案内した。
まずは一人、無事に隔離完了。
次にやってきたのは、エドワード様……もとい、冒険者のエドさんだ。
「紬! 会いたかったよ!」
(今日の紬も可愛い! この笑顔は僕だけのものにしたいな!)
ぶんぶんと尻尾を振る大型犬のような王太子様を、なんとか宥めすかしていつもの部屋へ。王太子様にこんな扱い方をしてはいつか処分されてもおかしくないかも。(遠い目)。
とにもかくにもこれで二人目。
問題はここからだ。
宿の入り口の扉が開き、カラン、とベルが鳴る。そこに立っていたのは、太陽のような笑顔を振りまく勇者アルドさんだった。
「紬さん! 約束通り来たよ!」
(今日も可愛い! 女神のようだ! ピーマンが出ないだけで、この宿は天国だ!)
アルドさんがカウンターに歩み寄ろうとした、その時。
反対側の扉……宿の裏口に繋がる扉が静かに開き、黒いローブの男性、魔王様(仮)が娘さんらしき少女の手を引いて入ってきた。
鉢合わせたーーーーーー!!!
私の心臓は、きゅっと音を立てて縮み上がった。
勇者と魔王が、数メートルの距離で対峙している。間にいるのは、私。絶体絶命とはこのことだ。
「ん? そちらの方も宿泊客かな?」
アルドさんが屈託なく尋ねる。彼の心の中は、(なんだか、禍々しいオーラを感じるな……気のせいか?)と警戒モードだ。
一方、魔王様はローブの奥からアルドさんを一瞥。
(ほう、あれが勇者か。噂通りの光の塊……鬱陶しい。だが、娘が最近こいつのブロマイドを欲しがっていたな……解せん)
お父さん、心中お察しします!そして魔王様、やっぱり気づいてる!!
私は二人の間に割って入り、満面の笑みで言った。
「アルド様! こちらは、遠方から来られた学者のゼノ様と、娘のりりちゃんです。人混みが苦手だそうで、裏口からご案内したんです」
「ぜ、ゼノ……?」
今、とっさに偽名をつけた。日本時代に読んでいた二次創作に登場していた魔王の名前”ゼノン”から取ったなんて、口が裂けても言えない。
「学者さんでしたか! 俺は勇者アルドです! よろしくお願いします!」
「……ああ」
アルドさんが差し出した手を、魔王様は一瞬ためらった後、そっと握り返した。バチバチと火花が見えた気がする。気のせいだと思いたい。
りりちゃんは、本物の勇者を前に目をキラキラさせていた。可愛い。
(この男……ただ者ではないな。握った手のひらがヒリつくようだ)
(この勇者……見かけによらず、なかなかの魔力だ。敵に回せば厄介だが……)
お二人さん、心の声が物騒すぎます!
私は「ささ、お部屋へどうぞ!」と無理やり二人を引き剥がし、魔王様親子を一番奥の特別室へ、アルドさんをその部屋とは反対方向にある部屋へと押し込んだ。
……なんとか、第一ラウンドは乗り切った。私の寿命は五年くらい縮んだけど。
―・―・―
その夜。宿の食堂は、お祭りを楽しむ客たちの熱気で溢れていた。そして、私の胃はキリキリと限界を訴えていた。
なぜなら、食堂の中央にある一番大きなテーブルに、エドさん(王太子)、ライオネル様、アルドさん(勇者)、そしてゼノさん(魔王)が、偶然にも全員集合してしまったからだ。
「いやあ、偶然ですね、皆さん!」
私がひきつった笑顔で言うと、四人はそれぞれに頷いた。
ちなみに、りりちゃんは子供用の席で、目を輝かせながらお子様プレートを食べている。天使だ。
「君がエドか。紬から話は聞いている。ただの冒険者ではないようだな」
ライオネル様が、探るような視線をエドさんに送る。
(この顔立ち、……まさかエドワード王太子か?どうして……、だが面白い。なぜ身分を隠してこんな場所に?)
「ははは、ただのしがない冒険者ですよ。それよりライオネル様こそ、こんな田舎の宿に何の御用で?」
エドさんも笑顔で返す。
(こいつ、僕の正体に気づいてるな。さすがは切れ者と噂のシルフィールド卿。でも、ボロは出さないぞ)
腹の探り合い、やめてください!
「お二人とも、有名人なんですか?」
アルドさんが純粋な瞳で尋ねる。君が一番の有名人だよ。
(二人とも、すごい魔力だ。俺とは違う、洗練された力を感じる。王都にはすごい奴がいるんだなあ。でもエドという冒険者どこかで見たことあるような…?)
そんな和やか(?)な雰囲気の中、一人だけ異質なオーラを放っているのがゼノさんだ。
「……」
(くだらん。人間の会話は実に中身がない。……それより、りりのピーマンをどうやって俺の皿に移すか……)
りりちゃんもピーマン嫌いだったーーーー!
しかも、娘の好き嫌いをこっそりフォローしようとしてる魔王! 意外すぎる子煩悩!
私はすっとゼノさんの隣に寄り、小声で囁いた。
「ゼノ様、お嫌いなものは、私がこっそりお下げしますので」
「なっ!?」
ローブの奥で、ゼノさんが息を呑むのがわかった。
(な、なぜわかった!? この娘、やはり何かある……! だが、助かる……!)
そんな私たちのやり取りを、他の三人が見逃すはずもなかった。
(紬が、あの胡散臭い学者と親しげに……! 気に入らないな!)とは、エド様。
(ほう。あの得体の知れない男も、彼女には心を許していると見える。興味深い)とは、ライオネル様。
(紬さん、優しいなあ。学者さん、よっぽどピーマンが嫌いなのかな? わかるぜ、その気持ち……!)とは、アルドさん。
一人だけ共感してる勇者がいる。そして残念。ピーマンが嫌いなのは魔王さんではなくてりりちゃんです。
テーブルの上は和やかなのに、水面下では嫉妬と警戒と共感の火花がバチバチ散っている。私の胃はもう限界だ。
「さあ皆さん! 今夜は星降り祭です! 堅苦しい話は抜きにして、楽しみましょう!」
私は空になったジョッキを掲げ、無理やり乾杯の音頭をとった。
こうして、異世界で最も危険な晩餐会は、なんとか平和(?)に幕を閉じたのだった。
―・―・―
晩餐会の後、祭りのメインイベント、流星群を見るために、みんなで宿の屋上テラスへと移動した。
夜空には、今までに見たこともないほどの星が瞬いている。
「うわあ……綺麗……」
私が思わず呟くと、隣にいたエドさんがそっと囁いた。
「君の方が綺麗だよ、紬」
(よし、決まった!)
その反対側では、ライオネル様が空を指さした。
「あれは『乙女の涙』と呼ばれる星だ。古代魔法の媒体にもなる」
(……星空を口実にすれば、自然に隣に立てるな)
後ろからは、アルドさんが声をかけてくる。
「すごい星だな! まるで紬さんの笑顔みたいにキラキラしてるぜ!」
(俺、詩人みたいなこと言っちゃった! かっこいい!)
三者三様のアプローチ! これが噂に聞くハーレム状態!?
でも、私の心はそれどころじゃなかった。テラスの隅で、ゼノさんとりりちゃんが何やら揉めている。
(父様、あっちの屋台で売ってる、わたあめが食べたい!)
(ならん。あのような得体の知れないものを口にしては……!)
(父様のいじわる! もう知らない!)
ぷいっとそっぽを向いてしまった娘に、魔王様は心底困っているようだった。
(うぅ……なぜ娘というものは、こうも父親の心を抉るのだ……。わたあめ……一体どんな魔物なのだ……?)
魔王様、わたあめは魔物じゃありません。
私は苦笑しながら、そっとテラスを抜け出し、屋台で一番大きなわたあめを買ってきた。
「りりちゃん、これ、どうぞ」
「わあ! わたあめ! ありがとう、お姉ちゃん!」
満面の笑みでわたあめを頬張るりりちゃん。それを見て、ゼノさんがローブの奥で、ほっとしたようなため息をついた。
「……すまない、紬とやら。恩に着る」
(この娘には、頭が上がらんな……)
そんな親子のやり取りを、エドさんたちが微笑ましげに……いや、嫉妬の炎を燃やして見ていた。
(娘さん、喜んでいて可愛いなぁ。でも紬のやつ、またあの学者と良い感じだな…ちょっと胸の奥がチクチクする)
(女の子の笑顔はやはり微笑ましいな。だが彼女の優しさは、万人に向けられるものか。良いことなんだがそれはそれで、少し面白くないな)
(学者さん、娘さんに甘いんだな。俺も将来、紬さんとの間に子供ができたら……って、気が早いか!)
一人だけ妄想が暴走してる勇者がいる。
その時だった。ひときわ大きな光の筋が、夜空を横切った。
「「「おお……!」」」
テラスにいる全員から、感嘆の声が漏れる。
それを皮切りに、次から次へと星が降り注ぎ、夜空を幻想的に彩っていく。
いがみ合っていた(主に心の中で)彼らも、その美しさの前では、ただ純粋に空を見上げる一人の人間(と魔王)になっていた。
勇者の隣に魔王がいて、王太子の隣に貴族がいる。
そんな奇妙な光景も、この星空の下では、なんだか当たり前のことのように思えた。
(ああ、綺麗だな……。こんな景色を、みんなと見られるなんて)
私の心からのささやきは、誰にも聞こえない。
でも、隣に立つみんなの心からは、同じような温かい声が聞こえてくる気がした。
この瞬間、私たちは確かに、一つの場所に集った仲間だったのかもしれない。
―・―・―
翌朝。VIPたちが、それぞれの時間にチェックアウトしていく。
まず、ライオネル様。
「世話になった。実に有意義な滞在だった。……これは、昨夜の星の魔力分析データだ。君にだけ、特別に見せてやろう」
膨大な資料を渡された。読めません。でも、彼の心は(これで、また会う口実ができたな)と満足げだった。
次に、エド様。
「紬、本当に楽しかったよ! 次こそは、王都に招待するからね! 拒否権はないから!」
相変わらず強引だけど、その瞳は本気のように見えた。(絶対に、僕の妃にしてみせる)という強い意志を感じる。
そして、アルドさん。
「紬さん、最高の宿だった! これでまた魔王討伐の旅を続けられるよ! ……そうだ、これ、お土産!」
渡されたのは、ピーマンの形をした人形の可愛らしいキーホルダーだった。いらない。
(いつか、この旅を終えたら、必ず君に想いを伝えに来るからな!)
彼の決意は、まっすぐで眩しかった。
最後に、ゼノさんとりりちゃんがやってきた。
「世話になったな」
「お姉ちゃん、ありがとう! また遊びに来ていい?」
「ええ、もちろんよ!」
私が手を振ると、ゼノさんが小さな声で付け加えた。
「……その、なんだ。昨夜の礼だ。何か困ったことがあれば、これを空に掲げるといい。すぐに駆けつけよう」
渡されたのは、黒薔薇の紋章が刻まれた小さなペンダントだった。これ、魔王軍の非常招集アイテムとかじゃないですよね?
(娘が、これほど懐く人間は初めてだ。……やはり悪い娘ではないな)
りりちゃんの私への好感度は、そのままお父さんである魔王様から私への好感度でもあるらしい。
こうして、嵐のような星降り祭は終わった。
全員が無事に、正体を明かすことなく宿を後にしてくれて、私は心の底から安堵のため息をついた。
「紬ちゃん、お疲れ様! すごかったわね、昨夜の晩餐会!」
「ええ、本当に……心臓に悪い光景でした」
同僚のアンナさんと話をした後、私がカウンターでぐったりしていると、おじさんがニヤニヤしながらやってきた。
「それにしても、紬ちゃんは相変わらずモテモテだなあ! 王太子様に貴族様、勇者様に、あの厳つい学者さんまで! 全員、紬ちゃんにぞっこんに見えたぜ?」
「か、からかわないでください!」
「ガハハ! ま、誰を選ぶにせよ、俺は紬ちゃんの幸せを応援してるからな!」
(まあ、あの厳つい学者さんは子連れだからないだろうが)
誰かを選ぶ、なんて。
私には、そんなこと考える余裕なんて、まだこれっぽっちもない。
空になった客室を片付けながら、私は窓の外を眺める。祭りの後の、穏やかな日常がそこにはあった。
私のスキルは、相変わらず戦闘には役立たないし、誰か一人だけを特別扱いすることもできない。
でも、みんなの心のささやきに耳を傾けて、ちょっとだけおせっかいを焼く。
それが、私にできる唯一のこと。
「さて、と。次のお客様が来る前に、掃除を終わらせちゃおうかな!」
私は腕まくりをして、箒を手に取った。
ーー恋の行方は、まだ星の彼方。
私の異世界宿屋ライフは、これからもたくさんの出会いと笑顔に満ちている。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
皆様の温かいお言葉のおかげで続編を書くことができました。本当にありがとうございます。
今回の続編の短編は、主要キャラに焦点を当て、恋愛要素も入れつつ書いてみました!
一応、作成した連載用のプロットでは、2つの短編の話も軸にしつつ、街の人々との交流や同僚のやりとり、各キャラの出会いを深掘りしたり、新キャラ(商人ギルドの若き支部長や隣国のお姫様、魔王軍の大幹部などなど)を登場させる、新イベント(王都ご招待編や勇者パーティー臨時加入編、魔王城へご招待編などなど)を出せるかな〜と書いてて思いました!
連載用については、需要があったら書いてみようかなと思います。
よろしければ、評価してくださると励みになります。
よろしくお願いします!
※続編書いてる人の凄さが今回、改めてわかりました…(^^;;