プロローグ ふわふわ
今日の教室はなんか変な感じです。
中途半端な不登校が治ったはずの小林さんが休みました。
連絡がつかないから、「たぶん寝坊っしょ」先生は言ってた。
僕はそう思わない。
彼女はある男に恋をしたと噂になっていたからです。
そしてその野郎も休みだ。
それだけじゃない。
ふわふわしていて、なんだかずうっとぼんやりしている。
私自身もおかしい。
頭の中までふわふわ、ぼんやり。
普段の1人称は俺で、男だ。
なんだか女々しくなっている?
今日は酔っ払っておられる。
言葉使いも変です。
思考の中に何かが入り込んでいた。
なのに、それが現れるまで保健室に行こうとしていなかった。
僕たち。クラスの全員がだ。
それが俺たちの思考をまともにしたのか、俺はそれが原因だと考える。
それは…分からない。
今になって、分からない。
率直な言葉で、発光していた。
教室の床を1部残して埋め尽くした。
そう、円形だった。
円形で、でもそれは少し悍ましいものがあった。
とても説明が難しいが…
結局のところなんだったのか…
一般的な異世界召喚だった。
それも、ヘンテコな神器を授けられた勇者召喚だった。
オカマ言語を使い忘れてしまった!!
ので!
今日のアタクシなんだかおかしいわん。゜(゜´ω`゜)゜。